11月4日(日)曇り - H5C, L2C
先週は、クリーブランドもハリケーンの影響でずっと雨続きでした。月曜と火曜は雨と風がひどく、停電の地域もあったようですが、私達のアパートは大丈夫でした。お友達の家は、木曜午後まで電気が復旧しなかったとか。寒かったので、暖房なしで大変だったことでしょう。大木が倒れたり、洪水で不通になった道路もあったようです。
今日は、英語に関するお話です。どうやら、彼には聞こえるのに私には聞こえない音があるらしい...。と言っても、お化けとかではありません。発音の話です。
日本語を習っている彼から、時々、「○○」の発音は「○○」と「○×」のどちらが正しいの?と聞かれても、一瞬、私には両方同じに聞こえたりする。例えば、「日本橋」の単語の発音は「ニホンバシ」と「ニホムバシ」のどっちが正しいか。確かに書く時は、「ニホンバシ」だけど、日本人は「ン」を「ム」に近い音で発音でしているらしい。そう言えば、駅のホームのアルファベット表記は「Nihombashi」だった。よく考えてみると、単語によって「ン」の時と「ム」に近い「ン」の時がある。こんな違いが、彼にははっきりと聞こえるらしい。
こちらに来てすぐ、私には"year(年)"の発音が上手く出来ないことに気付いた。どうしても、"y"の音が落ちて、"ear(耳)"になってしまうらしい。カタカナで書くと、どちらも「イヤー」。何度練習しても出来ず、でも文章の中で使うときちんと言えているらしいのでよしとした。
彼との会話で「カードが~。」と話していたら、彼がポカンとした顔をしていたので、「だから、カードが~。」と繰り返したところ、「えっ?何の話?」と言われた。よくよく話してみると、彼は私が車の話をしているのだと思ったのだという。それで、私には"cards(カードの複数形)"の発音が出来ないことが発覚。これは、"D"の音が落ちて、"cars(車の複数形)"になってしまっているらしい。どちらもカタカナでは「カーズ」。日本人が苦手とされる"R"、"V"、"F"等よりも簡単なようで、よっぽどむずかしく感じる。こちらは、"bees(ハチの複数形)"と"beads(ビーズの複数形)"の「ビーズ」等、カタカナで書くと同じだけど、実は英語の発音は違う単語は意外とある。
彼にとっては、この違いがはっきりと聞こえるらしい。私は、何度練習しても出来ないので、しかも今まで気付かなかったので、なんだかちょっとショックだった。こんなの英語の授業でふれられることもなかった。 まぁ、きっと大半の日本の英語の先生にだって、こんな違いはわからないだろうし、ネイティヴの先生だって、いちいちそれぞれの生徒の母国語に合わせて英語教授法を学ぶわけでもないだろうから、そこまで細かくはやってられないのだろうけど。他の日本人のお友達にも試してもらったら、やっぱり出来ていないらしかった。
カタカナと言えば、バイリンガルも英語の発音はバイリングァル、キャリアはカリアに近い発音になる。特にお年寄りと話していると耳が遠くなっているせいか、なかなか通じない傾向に。カタカナって、意外と英語学習に悪影響かも...と思うのは私だけ?
こっちに長く住めば住むほど、英語って奥が深いのね~と思うのでした。
先週は、クリーブランドもハリケーンの影響でずっと雨続きでした。月曜と火曜は雨と風がひどく、停電の地域もあったようですが、私達のアパートは大丈夫でした。お友達の家は、木曜午後まで電気が復旧しなかったとか。寒かったので、暖房なしで大変だったことでしょう。大木が倒れたり、洪水で不通になった道路もあったようです。
今日は、英語に関するお話です。どうやら、彼には聞こえるのに私には聞こえない音があるらしい...。と言っても、お化けとかではありません。発音の話です。
日本語を習っている彼から、時々、「○○」の発音は「○○」と「○×」のどちらが正しいの?と聞かれても、一瞬、私には両方同じに聞こえたりする。例えば、「日本橋」の単語の発音は「ニホンバシ」と「ニホムバシ」のどっちが正しいか。確かに書く時は、「ニホンバシ」だけど、日本人は「ン」を「ム」に近い音で発音でしているらしい。そう言えば、駅のホームのアルファベット表記は「Nihombashi」だった。よく考えてみると、単語によって「ン」の時と「ム」に近い「ン」の時がある。こんな違いが、彼にははっきりと聞こえるらしい。
こちらに来てすぐ、私には"year(年)"の発音が上手く出来ないことに気付いた。どうしても、"y"の音が落ちて、"ear(耳)"になってしまうらしい。カタカナで書くと、どちらも「イヤー」。何度練習しても出来ず、でも文章の中で使うときちんと言えているらしいのでよしとした。
彼との会話で「カードが~。」と話していたら、彼がポカンとした顔をしていたので、「だから、カードが~。」と繰り返したところ、「えっ?何の話?」と言われた。よくよく話してみると、彼は私が車の話をしているのだと思ったのだという。それで、私には"cards(カードの複数形)"の発音が出来ないことが発覚。これは、"D"の音が落ちて、"cars(車の複数形)"になってしまっているらしい。どちらもカタカナでは「カーズ」。日本人が苦手とされる"R"、"V"、"F"等よりも簡単なようで、よっぽどむずかしく感じる。こちらは、"bees(ハチの複数形)"と"beads(ビーズの複数形)"の「ビーズ」等、カタカナで書くと同じだけど、実は英語の発音は違う単語は意外とある。
彼にとっては、この違いがはっきりと聞こえるらしい。私は、何度練習しても出来ないので、しかも今まで気付かなかったので、なんだかちょっとショックだった。こんなの英語の授業でふれられることもなかった。 まぁ、きっと大半の日本の英語の先生にだって、こんな違いはわからないだろうし、ネイティヴの先生だって、いちいちそれぞれの生徒の母国語に合わせて英語教授法を学ぶわけでもないだろうから、そこまで細かくはやってられないのだろうけど。他の日本人のお友達にも試してもらったら、やっぱり出来ていないらしかった。
カタカナと言えば、バイリンガルも英語の発音はバイリングァル、キャリアはカリアに近い発音になる。特にお年寄りと話していると耳が遠くなっているせいか、なかなか通じない傾向に。カタカナって、意外と英語学習に悪影響かも...と思うのは私だけ?
こっちに長く住めば住むほど、英語って奥が深いのね~と思うのでした。