9月20日(金)、Bunkamuraオーチャードホールで開かれた、辻井伸行×ウラディミール・アシュケナージ×金沢アンサンブルオーケストラ(OEK)のコンサートに行ってきました。

{85ABE6C2-18E7-4470-A1FB-75E0E27B5F6D:01}

初めての辻井伸行くんの生演奏、すごく楽しみに伺いました音譜

1曲目はベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 op.43で、OEKのみ。
アシュケナージはとても楽しそうに指揮をして、OEKの音色も柔らかくて美しくて、仕事帰りで慌ただしかった気持ちが一気に穏やかに癒されましたニコニコ

2曲目はグリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16。

その前に、端に寄せてあったピアノを真ん中に移動させ、アシュケナージに導かれて辻井くんの登場。

敢えてパンフレットを読まずに聴いたのですが、ヨーロッパの田舎の風景が瞼に浮かび、小鳥の囀りや風のそよぐ音が聴こえて来るよう…。

2曲目が終わると、辻井くんの出番が最後だったため、ソロで

グリーグ: 春に寄せて
シベリウス: もみの木

のアンコールを弾いてくれました。
皆さんが人柄を表すかのような素直で澄んだ音色と評されるまま、ホントに美しくて、ずーっと聴いていたかったなぁ…。

クラシックって奏者が楽屋に引っ込んで拍手に応えるために出てきて、また引っ込んで拍手に応えに出て来てっていうのを何回も繰り返すけど、辻井くんは3回目くらいでもうどうしていいかわからなくなってしまったのか、自らも拍手したり、肘を曲げた状態で両手をブルブルさせたりして、嬉しい気持ちを表現しようとしてくれていた気がしますニコニコ

辻井くんの独奏を聴いているときや、観客の拍手に応える辻井くんを見守ってる時のアシュケナージやOEKの皆さんの雰囲気もまた温かくて良かったなぁ。

20分の休憩を挟んで、ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 op.68「田園」。
私は気持ち良過ぎて何回か寝落ちしてしまいましたがあせる、コンサートの帰り道、周りの方々が皆さん満足気で、楽しそうだったのが印象的。

結構いいお年の女性がアシュケナージの指揮を真似ながら歩いてたりw

幸せな気持ちになれたコンサートでした。

このコンサートに行くために早く帰らなければならず、結果、土曜日も出勤しなければならなくなったけど、でも聴けて良かった、と思えたわ~ドキドキ