思い込みは思い込みで封じ込める！

さて、今回から
具体的にあがり症を改善していく方法
についてお話ししていきたいと思います。

あがり症がひどかった頃、
いつも本番の前に「間違えたらどうしよう」
ということばかり考えていました。

そういうふうに思いながら演奏を始めると、
必ず間違えるのです。

そして間違えたあと
「また間違えたらどうしよう」と思っていると、
また間違えるのです。

こうなると負のスパイラル。
最後は真っ白状態です。

あなたはこんな経験ありませんか？

今回ご紹介する方法は
寝る前に
毎日たった5分
実行するだけで、
あがり症が和らいできます。

仮に緊張して間違えてしまっても
立ち直りが早くなります。

つまり負のスパイラルに陥らなくなります。

また自分の気持ちのコントロールもしやすくなる
とっておきの方法です。

それは何かというと
自分の思い込みを
思い込みで消す方法です。

なんのことだかわからないと
思われている方も多いかと思います。

昔の私がいつも本番前に唱えていた
「間違えたらどうしよう」という呪文。

「間違えたら」って実は
自分がそう思い込んでいるだけですよね。

自分が間違えるって
誰が決めたのでしょう？

間違えないかもしれないのに、
自分で間違えるって
最初から決めちゃってるんです。

自分が決めたら
脳みそは
自分の思い通りに
動いてくれます。

つまり間違える方向に動くのです。こわいですね。。。

あがり症を克服するには
こういうマイナスの思い込みを
できるだけ消してゆくことが大切です。

消すといっても
長年こびりついたマイナスの思い込みは
そう簡単に消えるものではありません。

そこでプラスの思い込みで
できるだけ書き換えてあげるのです。

具体的な方法をご紹介しますね。

「思い込みを思い込みで
消し去るための4つのステップ」

ステップ１　
自分が緊張する場面を
一つ思い浮かべてください。
たとえばプレゼンの場とか発表会の場とか
できるだけ明確に
イメージできる場所がいいです。

ステップ２　
その場所で成功している
自分をイメージします。
たとえばプレゼンがうまくいって
上司に褒められている姿や
演奏がうまくいって
たくさんの拍手の中で満足している姿などなど。
できるだけ具体的にイメージしてください。
その時着ている服、周りの景色、
周りの人たちの表情、音、匂いまで。
イメージは具体的なほど良いです。

ステップ３　
その時自分がどういう気持ちか味わってみましょう。

ステップ４　
毎晩寝る前に
これをイメージして
幸せな気分になりましょう。

たったこれだけです。

うまくイメージできないという方は、
まずは自分が何かうまくいったときのことを思い出して
その時の気持ちを味わってみてもかまいません。

まずは
今その場で目を閉じて、
上手くいっている自分をイメージ
してみてください。

自分を変えるために
まずはそこからスタートです。

思うのはタダですから、
思いっきり上手くいっている状態を
イメージしてみてくださいね。

たくさんの人に拍手されて
花束もらってるところをイメージするのも
いいですね(^^)