地方で発生の「たらい回し」 都市部で働きたがる医師
 数字だけを見ると医師過剰の状態であり、大学の医学部では教授が「将来は医師はコンビニで深夜バイトでもしなければ食べていけないかも知れない」と言い笑えない冗談として語られているという。.......... ≪続きを読む≫


先の記事 にある台詞の「医師」という部分を、他の職業に置き換えて読んでみてください。
そうですね…今、盛んにマスコミ等からバッシングを受けている「教師」「公務員」に置き換えると、私の言いたいことが伝わるでしょうか?


…どうですか?

単純に“ムカつき”ませんか?

「忙しい」業界は、世の中、他にいくらでもあります。
病院の中だけを見ても、看護師さんや検査技師さん、様々な出入り業者さんなど、

多くの人たちの“汗”によって「医療」は支えられています。

「医師だけ」が苦労をしているわけじゃありません。

「医療」“サービス業”です。

10年を越す「平成不況」を経て、他の業界はデフレが進行したにもかかわらず、

診療報酬だけ値上がり の一途。

「保険制度」が財政的に破綻の危機にあるというのに)


しかも日本の医療サービスは、 “良くなった”とは、とても言えませんよね?


政府に対する“政治的圧力”で(自分たちの)問題を解決するのは、

いいかげんに

して欲しい!! …と思ったんですよ。
(単純に医師の数を増やしたら、さらに医療費が必要となりますよね?)

今の「医療」において、

ほとんどの問題の原因は

「国民皆保険の危機」

にあるのではないでしょうか?


…論じるなら、“そこ”でしょう?


“サービス”で勝負をせず、

「権利」ばかりを主張して、 「収入源の破綻」には眼もくれないなんて、

今どきは(日本の)どんな労働組合だって言ったりはしません。
「“税金”を使えばいいじゃないか!」

くらいの感覚なのでしょうか?

…しかし、「医師」といえども“人間”ですから、愚痴ぐらい言うでしょう。
“ダメな奴”だっているし、 “ひとでなし”もいます。
近年になって「医師」がバッシングを受けるようになってきましたが、

別に今に始まったことではないと思います。

“人間”なのですから、

“悪い奴”だって昔から当然いたでしょう。



新聞記者の不勉強は

「医療」以外の業界に対する記事

同様に、

私も感じますが、どういう形であれ、

今まで「聖域」(タブー)だった「医師」の

“ダークサイド”に対して

色々と書かれるようになったことは、

私は「良いこと」だと思っていますよ?


特定の職業が

「聖域」であってはいけません。

日本は民主主義国家なのですから。