MUSIC STATION 3時間SP 2017/3/31 | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。



感無量です。

あゆはエレカシが歌う前まではその場にいたけど、エレカシが歌い終わったらいなかったので、スタンバイに入っちゃって、エレカシの歌は聴けなかったのかなぁと思っていたけど、聴いていたんだね。

正直、あゆの歌声は万全ではなかったと私は感じたのだけれど、アレンジが良かった。良かった、というか、

ダンサー多すぎ!とか歌で勝負しろ!とか失礼なこと言われることが多かったあゆが、気づけば、一人で立っていて、バックはピアノとコーラス一人のみ。「TO BE」~「ourselves」のメドレーだったのだけど、てっきり「ourselves」は派手にやるのかと思ったら、そのままシンプルに。

音は分厚くなく、すかすかなの。ネイキッド! そして、「ourselves」が隠し持っていた “ファンク” に驚く。これ、あゆのボーカルがもっともっとノっていったら、グルーヴを掴んでいったら、最高なんじゃないか!?

「TO BE」も「ourselves」も名曲だと気づかされる。残酷なほどに。そう、名曲ってのは残酷なのかも知れない。

というか、歌詞が突き刺さる。凄い歌詞書いてんだ、あゆはやっぱ。

あゆのボーカルさえノってくれば・・・・・・

でもさ、これこそが私達…かどうかは知らないけれど…私が望んでいたことでしょう? 「あゆのボーカルさえノってくれば…」って、それこそ私が望んでいた主戦場でしょう?

気づけば私はまた、新しいスタートに立たされている。
ネイキッドなサウンドで、あゆはまた、脱皮しようとしているのか。

派手さでも勢いでもごまかさず、でも途中、勢いでごまかしそうになってしまうところをぐっとこらえて、あゆは、闘っていた。

エレカシの「悲しみの果て」、素晴らしかった。

「悲しみの果て」が紹介されるとき、売れなかった時代があって、そこからの起死回生!というような紹介がよくされる。
私は、その後にエレカシを知ったのだし、好きになったのだから、そこの部分をちゃんと感じとれていないのかも知れない。「どうだ!」とは語れないのかも知れない。

X JAPAN だって、ちょっと前まで、バカにする人や、冷笑する人、引いてる人とかいたような気がする。

それでも、あゆは、エレカシ先輩や X JAPAN先輩の背中を見たはずだ。きっとあゆなら、私以上に感じとってくれる。私には感じきれないことを、感じてくれる。

そして、あゆのこのツイートだった。

信じられる? エレカシが、あゆにまた新しい勇気をくれた。

今のエレカシの輝きに、「桜の花、舞い上がる道を」の歌詞のように、わざと背を向けて歩きたくなりかけてたけど、エレカシはそんな私にも、そしてあゆにも勇気をくれる存在だったんだ。

色々言われるけど、19年も休みなく歌い続けて、耳の病気にも苦しみながら、テレビ等に出なくなる同期や先輩もいる中で、数こそ減ったけどこうして出演して(もちろんそれは出演させてくれる番組の存在のおかげでもある)、共演者も後輩の方がどんどん多くなって、誰があゆに「笑顔の未来」を見せてくれるかっていったら、何十年も闘い続けている先輩達だったんだよ。そういう人達じゃなきゃ、見せられなかったんだよ。

それが、他でもない、エレファントカシマシだったなんて。

嘘みたいだけど、この記事を書いてるのは 4月1日だけど、嘘じゃない。夢や幻じゃない。

エレカシがあゆに「何十年も闘い続け、全力で挑む姿」を見せてくれた。

そして、あゆがそれを感じる心を持っている。

今あゆがエレカシを生で見たことは大きい!

「生放送に全力で挑む姿はとてつもなく眩しかった」

あゆはエレカシに勇気をもらったよね。

ありがとう。いつかまた光射す丘の上で落ち合おう。

“くだらねえとつぶやいて 醒めたつらして歩く
 いつの日か輝くだろう あふれる熱い涙”
(エレファントカシマシ「今宵に月のように」)


って最高の歌詞なんだね! やーーーっと気づいたよ!


あゆはエレカシのトーク中ずっと後ろにいて、モニターに見入ってた。なんだか、こんな姿めずらしい! そして、めっちゃ笑ってて、爆笑! そこからの!


参考文献:
笑顔の未来へ http://www.uta-net.com/song/60068/
FLYER http://www.uta-net.com/song/60401/
今宵の月のように http://www.uta-net.com/song/9871/