MADE IN JAPAN in 仙台 | ラフラフ日記

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主に音楽について書いてます。

あゆのライブを観に、仙台まで行ってきました!

5月22日に行ってきたので、もう 10日以上経ってるわけですが、いまだに余韻が抜けません。最初はいつものライブ直後の興奮かなと思っていたのですが、今回は何かが違った。

今もツアー中なので、曲名など詳細は書かずに、感じたことを、せっかく仙台まで行ってきたから旅日記風に書きたいと思います! とはいえ、撮影OKのときに撮ったステージの写真もありますので、(後方の席だったからハッキリとした写真はありません&画質落としてありますが)見たくない方はご注意ください。ただし、これを見たところで、ライブの楽しさは減りません!

それでは、いざ、仙台へ!



前日、あゆも新幹線に乗って同じ道を行ったのよね~。



着いた! 新幹線は速いなぁ。

るーぷる仙台という観光バスに乗って、瑞鳳殿(ずいほうでん)へ。



そういや、今回のツアーのタイトルは「MADE IN JAPAN」なのよね~。

時間がないから急ぎ足で見て、またバスに乗って仙台城へ。



おお! 仙台に来たって感じする!

再びバスに乗り、青葉山駅へ。そこから地下鉄で仙台駅まで戻り、牛たん定食を食べる。



美味しい! 力がついた!

一休みしてから、着替えて、地下鉄で長町駅へ。目指すは、ゼビオアリーナ仙台!



これが今回の会場、ゼビオアリーナ仙台です。3周年ってことは新しい会場なんだね。

グッズを買って、開場まで時間があったのでお茶。どこも並ばないで快適だな~。

パンフレットを読む。

撮影可能な時間は下記の通り。タイミングはわかりやすくスクリーンで案内されるという。

【春の章】
【夏の章】
アンコール


では、入場!

ayumi hamasaki ARENA TOUR 2016 A ~MADE IN JAPAN~
2016年5月22日(日) ゼビオアリーナ仙台


感動は、まだ開演すらしていない、そのとき起こった。

デヴィッド・ボウイがかかった!!

「チェンジス」「火星の生活」・・・・・・

2005年末のカウントダウンライブでマドンナがかかったとき以来の興奮!!

開演前の音楽はあゆが選んでるらしいからね。

なぜ私が、あゆのライブでデヴィッド・ボウイがかかったことに感動したのかは後述する。

【春の章】

幕明け!



花道!



いやぁ、正直、

写 真 ど こ ろ で は な い

しかも、やっぱり私の席からじゃ遠くて&私が下手で、よくわからない写真ばかりだし。

でも、今回初の試みだし、楽しかったよ、「写真どころではない!」と思いながら写真撮るの(笑)。

ライブで写真撮影なんて必要か?と、私も思っていたよ。でもなんか、「撮ること」を楽しめてる感じがしたな。そして、あゆ含めメンバーも「撮られること」を楽しんでるようだったな。

【夏の章】



なんのことかよくわからないけど、盛り上がってるんだよ。

アンコール



ほらもう、光り輝きすぎて、わけわからなくなっちゃった!









ライブはこの他に、

【梅雨の章】

【無の章】

【秋の章】

【冬の章】

【終わりの始まりの章】


があります。

さて、今回は「何かが違う」と書いたけれど、一言で言うと、

突き抜けた。

だろうか。釣谷高子さんが、

浜崎あゆみが“覚醒”した――と。

と書いていたけれど、それもわかる気がする。

「浜崎あゆみがやりたいステージをやる」ということと「浜崎あゆみの歌を届ける」ということが、どちらも一歩も譲らす、うねって、うねって、うねっていた。

ロックンロールの限り無き、うねり。

よく、アーティストのライブを誉めるとき、「豪華なセットや仕掛けがなくても凄い」というような言い方をするじゃない?

違うんだよ。

浜崎あゆみは「豪華なセットや仕掛けがあっても凄い」んだよ。「なくても」じゃなくて「あっても」。「なくても」の方がある意味わかりやすいかも知れない。「あっても」の凄さよ。

「ペルソナを作り、様々な形のアートを用いてロックンロールの土俵の中でエンターテイメントを築く様子を見ました。」と、デヴィッド・ボウイへの追悼文でマドンナが綴っていた。
(参照①) デヴィッド・ボウイへの追悼コメントまとめ(国内外の著名人 総勢200名以上)
(参照②) マドンナ、少女時代に観たデヴィッド・ボウイが自身の人生を決定的に変えたと綴る

そのデヴィッド・ボウイがかかったんだよ!!

そういや、清春さんもあゆのことを「ロックでもエンターテイメントできる」だったか「エンターテイメントでもロックできる」だったかそんなようなことを言ってくれたって聞いたことあるな。(←うろ覚え)

bounce でデヴィッド・ボウイのピープル・トゥリーに浜崎あゆみの『Duty』が載ってて、

「いまにもジャレついてきそうな目で……そんなあなたは<キャット・ピープル>?(……て、自分めっちゃ豹やん)。当代きってのグラム・アイドルといえばayu。<どこがすごいんだろうねえ>なんてブツクサ言ってるおかんたちにとっては<地球に落ちてきた>女の子扱い(よーするに不思議少女)なんでしょうね。」

と書かれていた。

ユリイカでの谷岡雅樹のコラムのタイトルは、

「浜崎あゆみ――うしろ向きデビッド・ボウイー」

だった。

私も前からデヴィッド・ボウイ(と浜崎あゆみ)には何かを感じていた。

そして、田中宗一郎さんのツイート。

https://twitter.com/soichiro_tanaka/status/686866237540859904
https://twitter.com/soichiro_tanaka/status/686869338901446657

“ボウイは才能に恵まれた人ではなかった。本物ではなくフェイクだった。でもだからこそ、唯一無二の存在だった。何一つオリジナルなものなんてない。でも、それを超えるものを作り続けた。”
(上記ツイートより一部抜粋。全文は上記リンクから)


この日、浜崎あゆみのライブでデヴィッド・ボウイがかかったんだよ!!

前回の真夜中のサーカスが(もしかしたらそれ以前も含めて)「浜崎あゆみとは?」だったとしたら、今回はその問いかけを超えてきた気がする。

そして、ずっと見たかった、たったひとりで会場を掌握するあゆ。

いや、今までだってそうだったのかも知れない。でもなんか、今回は違った。

ある曲では、手を伸ばして本当に “一人一人に歌って” た。

浜崎あゆみにしか歌えない歌がある。

昨年の TAツアー(ライブハウスでのツアー)は、浜崎あゆみにとってものすごく大きかったんじゃないかなぁ。

あゆは自らのことを「音楽の奴隷」と言ったけど、「音楽の奴隷」あるいは「浜崎あゆみの奴隷」の、その先の何かだったように思った!

例えば、「今あゆはこういう状態でこういう時期で~」といったドラマや物語やドキュメンタリーがなくても、このライブを観てくれれば!ってものだったと思う。

昨年末の MADE IN TOKYO から続いてる、MADE IN JAPAN。

夢の続きを確かめにきて欲しい――

真夜中のサーカスでは「このステージに生きてる人は誰もいない」というテーマを掲げてたとあゆは言っていたけれど、MADE IN JAPAN で伝わってくるのは「現実を生きてる」ということだった。

夢の続きは、現実だった――

ということなのかも知れない。

MADE IN JAPAN は続く。私もまた行くよ!

帰りは新幹線で、あゆが通った道を通って帰ったよ(^O^)/