ロックは続くよどこまでも | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

どうも。あゆの「Greatful days」の「Greatful」が、「Great」と「Grateful」を掛け合わせた造語らしいということに、最近気付き始めた私です。皆さん、いかがお過ごしですか?

もう暑くて暑くて。ブログもサボり気味です。

そうだ、昨日、Mステスペシャルにあゆが出ました!

って、「出ました!」って言われてもねぇ。本当は「出ます!」って書きたかったんだけど、暑くてダレてて更新が間に合わなかった。見てくれた方、いるだろうか。

とにかく、こんなんじゃいかん!ということで、「ロック」を感じてきました。

いや、前から、「JLMA3D “ロック” 計画」なるものを企てていたんです。

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今月一杯で閉館してしまう『ジョン・レノン・ミュージアム』。今まで何回か行ったけれど、最近ずっと行ってなかったし、閉館するまでには必ず行こうと心に決めていた。

一緒に行った友達は、初めてのジョン・レノン・ミュージアムで、ジョンやビートルズに関しても詳しくなかったのに、私よりもじっくりゆっくり興味津々で真剣に見入っている。

私はまず、それに驚いた。本人も「軽い気持ち」と認めていたのに、一気にジョンに惹き付けられたみたい。本人も驚いてた。嬉しかった。

そうだ。こうして、初めての人だって、惹き付けてしまうのがジョン・レノンだったんだ。ちなみに、友達はあゆファン。

しかし、じっくりと見過ぎた為、次の予定に間に合わなくなりそうになり、最後の方(イマジンぐらいからか)、急ぎ足で見なければならなくなってしまったのが悔やまれる。

ジョン・レノン・ミュージアムの建設が決まったとき、まだビートルズを好きになり始めたばかりの私は、単純に近くにジョンがやって来る!って喜んでいたけど、「何故さいたまなのか?」とか「金儲けでは?」とか「ジョンが利用される」とか批判的な意見が出てきて、浅はかな自分が恥ずかしくなり、ショックを受けたのを覚えている。今ならば、批判していた人の気持ちも当時よりはわかるつもりの私だが、「ジョンがやって来る!」と喜んだ自分の気持ちも忘れてはいないよ。私の友達だって、この日ジョンに興味を持ったんだ。

ミュージアムはなくなるけれど、ジョンの魂はなくならない。
仮にそれが、縁もゆかりもない場所であろうと、金儲けの為に利用されているのであろうと、ジョンはジョンなんだ。何でも良いとは言わないけれど、伝わるものは伝わる。あのときの私に、間違ってなんかないよって言いたい。

ジョン、私の街に来てくれて、ありがとう。
思えば、ここで大切な友達と出会った。その友達とは、今でも仲良しさ。

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次の予定とは、浜崎あゆみのライヴを 3D映像化した映画『A3D ayumi hamasaki ARENA TOUR 2009 A ~NEXT LEVEL~』を観ることなのでした(だから、JLMA3D計画)。次の回にしておけば、ジョン・レノン・ミュージアムも最後まできちんと見れたよなぁ。

私にとって、初の 3D体験。

映画といってもライヴだし、ライヴといっても映画だから、それにライヴ自体も本ツアーの DVD も観ていたから、どうなんだろうなぁって半信半疑だったけど、楽しかったです!

3D映画ならではの迫力と発見と楽しさ、ありました。
ライヴや DVD では観られなかった視点やシーンも続々。アーティスト本人はもちろんのことだけど、バンドメンバーやダンサーまでこんなにもイキイキと感情移入して表現しているなんて凄いよね。一曲一曲の意味や意義をちゃんと理解し、一つのものを共有している。

んで、あゆね。
髪をバッサバサに振り乱して狂ったように踊り狂うところとか、芸人なみの表情や動きとか、舞台俳優なみの演技とか、興奮して座り込んで床を両手でバシバシ叩いたりとか、本当にもう、全身で音楽を表現している。

ライヴでももちろんそれは感じることができるけど、こうして大画面で間近な視点で観ると、かつ、ライヴ中は自分も無我夢中になってるけど映画ということでジッと動かずに観ると、浮き彫りになるものがある。それに、DVD には踊り狂った名シーンとか何故か入ってなかった気がしたし。

あゆのこういうところって、あゆのライヴに行ったことがなくて、一般的なイメージしか持ってない人には、結構意外かも知れない。もっとこう、クールでシュッとしたイメージかも知れない。私もライヴに行くまではそうだったから。

ところがどっこい、こんなに熱い人だったのかと。狂った人だったのかと(笑)。

でもね、映画を観た友達とも話してたんだけど、何年かファンやってて、一応それなりにあゆのことを知った気になっている私達でも、いまだにそのギャップが続いているというか、「こういうところもあるのか」とか「こうなのか」とかあるからね。本当ビックリしちゃうよ。

それは、あゆが持っている天性のもので天然の部分もあるだろうけど、いつでも新鮮な気持ちでいようとする努力や計算もあるんだろうなぁ。

とにかく、「浜崎あゆみが動いているというだけでショーになり得る」という自論の正しさを再確認したというか(笑)。もうね、動いているだけで、ショーになってしまう、音楽になってしまうのよ。希有な存在です。

あとね、単純に「音楽カッコ良いな」って思いました。重低音が響いてて、映画の為にミックスし直したんだっけ? 改めてカッコ良いなって思いました。『NEXT LEVEL』が聴きたくなりましたもん。てか、聴いたし。

あ、3D は、飛び出してきて迫力あるんですけど、あのメガネをずっとかけてるのはキツイ気がする。だから、2時間以上ある映画とか(A3D は 90分くらい)、ストーリーが込み入ってて頭使わなくちゃいけないのとかは、ツライかも。

そういうわけで、ジョン・レノンの中にある「ロック」と浜崎あゆみの中にある「ロック」を同じ日に続けて感じてみたくて計画を遂行したんですけど、ジョン・レノンがいてくれて良かったなぁって、浜崎あゆみがいてくれて良かったなぁって、素直に思いました。

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そして後日、『SWINGING LONDON 50's-60's』を観に行きました。こんな素敵なの、やってるの知りませんでした。良かった、気付いて間に合って。

1950~60年代のロンドン文化の展覧会。サブタイトルに、『ミニスカート・ロック・ベスパ―狂騒のポップカルチャー』とある。駆け足で滑り込んだので、下調べも前情報もなく行きましたが、ジミー・ペイジのギターとかありましたよー。レコードがたくさん飾られてるのには、ワクワクしたし圧巻だったなぁ。やっぱ、レコードって良いな。CD にはない迫力。まぁ、飾る場所がないという問題があるけどね。

いやぁ、洋服はもちろん、家具とか食器とかの生活用品、車とか、全部カッコ良いし可愛い。やっぱり、音楽や文化は、生活と地続きなんだなぁって実感しました。これだけカッコ良く可愛いものに囲まれていたら、素敵な音楽も生まれるよ。パワフルだしね。

一つ、大きな収穫があった。確か、あゆが『A museum』の「Depend on you」で着ていた衣装だったかなぁ、それの元ネタらしきドレスを発見した。これなのかなぁ、元ネタ。

いやぁ、さすが、奥が深いぜあゆ! 「お久しブリジットバルドー」って挨拶するだけあるわ!(笑) ほ~んと、浅~いところで「パ○リ」とか言ってるんじゃないよって感じ。

そうだそうだ、最後の方に、スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』が紹介されていたけど、同じくキューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』、あゆのフェイバリット映画なんだよね!? 撮影でそのサントラをかけてたらしいし。『2001年宇宙の旅』も『時計じかけのオレンジ』も観たけど、私も好きだー! 『2001年宇宙の旅』なんて、まったくワケわかってないけどね(笑)。『時計じかけのオレンジ』は、オアシスのリアムも好きな映画だよね。他にも、『シャイニング』とかキューブリック監督作品はやっぱり凄いよねぇ。いやぁ、私は全然詳しくないけど、あゆと少しでも共通点があって嬉しい。

まぁ、とにかく、こうして「ロック」に触れて、一日じゃ全然足りないなと。というか、ロックがロックを呼ぶし、なんか私もバカの一つ覚えみたいにロック、ロック言ってますが、「ロック」は続いていくんだなと、そう感じましたです。