知己(自分)が、あるタレントの子を取り巻いている周囲のひとの反応や、ネットワーク全体層の流れみたいなものを観察してる中で、ある【社会】の意識についての疑問におもったことを、この雑記にまとめてみたくなりました。

実際に、これから社会人になるひとや、既に社会人として生活しているひとなどに向けて、こゝで、社会人として社会に必要になることについての考察内容を、知己(自分)なりに書きたいとおもいます。

この記事の内容に、なにか指摘や意見や批判などの点があった場合、具体的にコメントやメッセージをくれると、いろいろ考察のひとつとして助かる場合もあるとおもうので、お願いしますね。



・社会ってどうやって動いている?



そもそも社会人として大人になったりする以前に、「社会ってどうやって動いている?」っていう現実に対しての意識って知っていますか?
知己(自分)も含み、大半のひとは、この国で、この社会で、いろんな社会人たちの援助や商売などの中で、それぞれ生活してることになります。
生活しているひとたちは【消費者】となって、これらを買ったりしていたり、またボランティアなど無償のものも含み、そういった援助の中で生活していることになります。

それらを買うには、まず、【お金】が必要になるわけですが、その前に【消費者】がお客となりながら【社会生活の暮らしの中】で買ってる着る物・食べ物・住み場所など様々なものが、どこでどういったひとによってつくられているのかなど考えたことありますか?

【研究者】っていう【考え出す】ひとによって研究されてきたもの。
【開発者】っていう【創り出す】ひとによって開発されてきたもの。
【生産者】っていう【産み出す】ひとによって生産されてきたもの。

こういった仕事をしたりしている社会人によって、遊びでもない真剣な取り組みによって、消費者たちは社会の生活の中で助けられているんです。

社会の生活の中で暮らすひとたちも、また、社会人として、また、研究・開発・生産する立場に携わったり、また、【社会の役に立つことを仕事としていながら】、そうやって社会って動いているんです。

【決して、たゞ遊んでいたりしてお金があるだけで、当然のように手に入るものでもありません!】

学校などで社会科の勉強をするうえでも、「そもそも社会とはなんなのか?」とか、「社会ってどうやってゞきているのか?」とか、「社会人ってどういうひとなのか?」など、基礎の意識は、知己(自分)個人的には、絶対に知っておいてほしいとおもうんです。



・社会人として尊敬するべきひとたち



誰かゞ「夢」や「憧れ」など語ったり、また「尊敬しています」など語ったり、割とそういう言葉もちらほらネットワーク上の声のところで観察できるわけですけど、社会人として社会の生活で暮らしてるひとゝしてなど、社会意識のあるひとにとって、最もその夢や憧れを抱いたり尊敬するべき相手って、誰なのか気づいていますか?

【社会の生活の中で暮らす消費者にとっては、まず、研究者・開発者・生産者などの社会に役に立っている仕事をしているひとたち】にこそ、まず、その敬いを向ける意識がないと、社会人として成り立たないとおもうんです。

あなたゝちが「夢」を抱いたり「憧れ」を抱いたり「尊敬」をしていたりするその対象は、まず、【実質的に考えて社会にとっての仕事をしていますか?】

例えで書きますが…
芸能人に対して「尊敬」などしようと、芸能人が芸をしていることで、ひとや社会に実質的に何の役に立っているんでしょうか?
スポーツ選手に対して「尊敬」などしようと、スポーツ選手が競技をしていることで、社会に実質的に何の役に立っているんでしょうか?
作家・クリエイターなどに対して「尊敬」などしているひとも、その中で出来上がった作品に、社会に実質的に役に立っているものありますか?

仕事って、社会にとって、たかだか遊びの域でしかないものになっていませんか?
【商売とかお金とか以前に、社会人として社会の役に立っている仕事や業務をしているという社会意識がそこにありますか?】

社会人としてまず尊敬するべき英雄(ヒーロー)って、どんなひとなのか、まず、社会のことなど基礎の意識で考えて、【社会人として最も尊敬するべきひとたちが誰なのか、そういう社会意識をどうか観失わないでほしいかぎりです。】


・あなたゝちのその持っているケータイやパソコンの仕事について



とりあえず、知己(自分)の過去の職業体験を元にしますが、【みんなが持っていてこのブログなどにアクセスしているであろうケータイ端末やパーソナルコンピューターなどの内臓部品にも携わっている仕事】の内容を、少しイメージが湧くかもしれないよう、書いておきます。

こゝで言いたいことは、【みんなが持っているそれらが、どれほどの大変な仕事によって産まれているのかを説明するため】だったり、また、【そういった大変な仕事をしているひとたちに、どれだけはっきりと人道や礼儀もなにもない意識をしているのかを自覚してほしいため】です。

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機械科の工業の部門の内容で、俗称では【グラインダー】と呼ばれる平面研削盤(へいめんけんさくばん)という機械(まぁ個人的には拷問機械とでも呼びたくなるような機械)を扱う仕事をしていました。

鉄などの金属材料を部品の製品化するために加工する精密機械なんですが、とっても技術力や精神力のステータスが必要とされる仕事で、とりあえず、知己(自分)が仕事することになったその工場では、【職業体験に来た新入生徒の約半数以上は、わずか1日~3日くらいの観察や仮体験でさえ、恐れをなしたかのように辞退していきました。】

こういった仕事で、様々な精密な電子部品たちがつくられていまして、【あなたが持っているであろうケータイ端末やパーソナルコンピューターの部品などもつくられている】わけですが、どれだけの精密・精度でつくられているのか知っていますか?

また、できるだけ安値で買ってくれる方に贈り届けるために、どれだけの生産効率と時間のムダさえも許されない仕事をしているのか知っていますか?

【たかだか細かなミスひとつの失敗さえ許されない、神経が壊れそうなほど遣いすぎる完全なる潔癖性(けっぺきしょう)を絶対に強いられる環境でつくられているのか知っていますか?】

最近の電子部品は、特に【小型】であるにも関わらず、その内臓部品のひとつひとつは【精密・精巧】であり、また、【高精度・高性能】であって、しかも【その仕事労力の割には、かなりの安値で売り出されています。】

そういった電子部品などを製品化するために、【最大で1μm(1マイクロメートル・0.001ミリメートル)の寸法の狂いさえも許されないレベルの金属加工の技術力が要求】されます。

縫い針の穴に糸を通すのを視覚で確認できるほどのひとがいくら眼を細めて観ようにも、さすがに0.01mm~1μmくらいの寸法なぞ確認できるはずがありません。

また、拡大顕微鏡のモニターで確認しながら作業する研削盤もありますが、大体は作業が遅くなるので、そういったものを扱うことないです。
1μmまで測ることができる高低の計測器と研削盤に付属されている高低軸の数値をモニターするものとハンドルに物差しみたいなメモリがあるだけで、知己(自分)の研削盤の作業では、基本的に研削盤の砥石がぶち当たったところから、再度、高低の寸法を計測器で測り、そこからモニターされた数字やハンドルのメモリを追いながら計算しながら作業してました。

あと、実は、金属って、温度や熱量で、0.01mm~1μmくらいの寸法だと、わずかに変化してしまうんですよね。
ですので、加工中や研削盤そのものゝ温度や熱量も、エアコンの徹底した室温管理さえも、気を配らなければならないんです。

また、加工中に出てきた鉄の削りカスの粉などや小手の滑りミスなどによるごくわずかなキズやヘコミさえの失敗も絶対に許されません。

金属加工には、いろんな種類の作業機械や作業工程がありますが、知己(自分)は、観習いということで、平面研削盤でも一番最初の【まだ失敗したときのリスクが一番少ない作業行程の担当】になってました。
【少しのミスでさえも失敗したら、後に仕事した全てのひとの作業を台無しにしてしまうと共に、金属そのものゝ材料費なども台無しにしてしまい、その責任を負わなければならないんです。】

また、研削盤は、砥石で金属を削りながら加工する機械ですので、【その砥石の威力はすさまじく、うっかり回転中の砥石にひとの指など触れようものなら、あっさりと粉々に指が切断されてぶっ飛びます。】
また、【そこいらの貧弱な一般人感覚だと次元を越えた神経過労を強いられる仕事になりますが】、【一瞬の気の緩みで前方に倒れかゝってしまい頭蓋骨や脳みそをぶちまけて即死したような事例もあったりします。】

大量生産で一括して作業が進みますが、ひとつの製品を仕上げるのに、材料段階の粗削り加工の最初から、金属の焼き入れ等したり、一番の技術力を要する最大で1μmレベル精密加工の仕上げ段階や、顕微鏡による製品検査など得て、1日~3日ほどのかゝるみたいですから、それを、【責任上、絶対に失敗さえ許されない精神状態の中、毎日、計8時間以上は勤務していなければならない】ですし、また、工場も会社ですから、【収益やみんなの給料に回したりする生計のお金のための事情があるんですけど、安値でないと買ってくれるひと(お客様)に満足させられないといけないとかで、コストを削減する目的で「こんなのどう考えて労力計算してもムリだろ!」とムチャクチャな制限時間ノルマを課せられていました。】

みんな、そのくらい次元までの神経とか精神とか、あと、重圧責任や心身危険さえある環境とかで仕事をしていますが、【給料が財産家になれるほどお金持ちになれるほどでなかろうと、この作業によって出来上がる数々の製品が、電子製品化されて、その仕事している給料・生計にも割り当てられる売り出しになりますが、社会や生活の中に贈り届けられることを、なにより「これが社会人であり仕事なんだ!」と誇り(プライド)も大切にして仕事をしています。】



・お金が大切なのではない



衣食住のことにしても、衣類は、そもそも材料になる資源や衣類つくる職人などの仕事あってのことだし、食品にしても、動植物などのあらゆる生きている資源を守ったり農家や漁師のひとたちの仕事あってのことだし、住む場所があるのは、建築に携わる仕事あってのことなんですよね。
あなたの「夢」や「憧れ」や「尊敬」は、まず、生活の当然のように過ごしている中で、まず、絶対的にどういうひとや仕事にこそ抱くべきものなのか、社会や現実を常によく考えたうえで学習し、【尊敬するべきその対象を決して間違えないでほしいんです。】
【お金があるだけで欲しいものが手に入るものなど、現実社会を判断したうえで、まず、どう考えても理論上、絶対にあり得ないんですから。】



・あとがき



この記事は、ノンポリ(社会や政治に感心のないひと)たちのことに異を唱えると共に、【社会】の認識を教育意識としての意味も含みそれらを伝えたいがために書くことにしました。
ひとが社会の中で生活する以上は、絶対に必ず【消費者】側として消費するものが必要になってきます。
ですが、消費するだけで物事って成り立つわけがありませんね。

あまりにも頻繁に電車を乗り間違えたりする仕事人としてみっともないほどミスが多すぎたり、そもそもそのひとがいったいどんな偉業な仕事や教えをしたっていうのかわからないようなひとに「先生」だの「尊敬」だのどうこう軽々しく言いまくっては調子こきまくってるあの子なんかにも、ちょっと社会のことまでいゝ加減なことで引っ掻き回されてほしくないのもありますし、いろいろそもそも【仕事】についてなんなのか書きたくなったんです。

あと、「※知己(自分)のブログページの内容は、基本的に、他の権利者に関与のない記事の内容は、すべて、責任トラブルにならない範囲で、無断でも引用や印刷や転用など容赦なくしてくれて良いです。」とトップ記事にいちお記載もしてるけど、社会科の学習なんかでも参考になれば、教材にでも扱ってくれても構いませんので、なにか役に立つなら、うれしくおもいます。

2014/6/17