この記事では、知己(自分)のエッセイのようなものを、一部、まとめます。
東方Projectの鈴仙・優曇華院・イナバ(以下:うどんげ)や、西行寺 幽々子(以下:ゆ~ゆ~)も、とても(自己解釈として)協力してくれてます。
※東方Projectの原作などとの関連性は、一部の設定の部分しかございません。

【狂気を操る程度の能力】を持つウサギサンと、【死を操る程度の能力】や【死霊を操る程度の能力】を持つ亡霊さまといっしょに、知己(自分)の過去の想いをいっしょに書き記しておきます。



・うどんげ



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あるとき、小学生の頃のお話。
ペット飼育小屋のウサギの群れに、ひとりの紅い眼をした白いウサギサンがいました。
知己(自分)は、動物が大好きで、ペット飼育小屋に毎度と不法侵入しては、その紅い眼をした白いウサギサンのことを、いつもぎゅ~したりナデナデしたり、遊んでいました。
他のウサギサンは、みんな穴の中に潜って逃げてしまうんですけど、紅い眼をした白いウサギサンは、そのまま、知己(自分)の側にいてくれました。
可愛い可愛い紅い眼をした白いウサギサン…。

あるとき、その紅い眼をした白いウサギサンは、ほかのウサギサンのことを追いかけ回して乱暴な態度をとっていたので、知己(自分)は、その紅い眼をして白いウサギサンを、怒り、叩き、蹴りました。
※2014.10.29追記…「ほかのウサギサンのことを追いかけ回して乱暴な態度をとっていたので~」とありますが、ウサギの生態系のことを聴かされて、ウサギ特有の発情行動での乱暴な態度が多かった様子におもいました。
そして、とにかく過剰すぎる感情表現の制御ができるほどの精神能力がなかった当時、知己(自分)は、ペット飼育小屋の中で秩序を乱す様子に自らで裁きと称した体罰を与えるべく、横暴な正義感からの怒りが理性を失うほど暴走してしまったのかもしれません。
現在、パーソナリティ人格障がいに関するなにかの疑いとしても考えられ、IQ検査とかでの詳しい細部データなどの資料もつくってもらい、自分自身をもっと解析や分析して知るためのものや、提示用の自分説明書の作成の件についても、詳しく調べたりもしています。

なぜだかよくわからないけど、とにかく怒り、蹴りました…。

… … …

気がついたら、紅い眼をした白いウサギサンは、ぐったりと動かなくなってた…。
気が動転して、知己(自分)は、紅い眼をした白いウサギサンを、外にあった置き自転車のカゴに、放置して去ってしまいました。

後で、「ウサギの死体が自転車のカゴにあった」と言われ、職員のひとから「あなだがやったの?」と言われたけど、知己(自分)は、「知らない」と答えた…。

そのまま、その後、紅い眼をした白いウサギサンのことについて、知己(自分)には、何事もなく、なにか追及されることもありませんでした…。

ただ…内心、知己(自分)は、自分自身の悪魔の心無い汚物と暗黒と恐怖を、このとき、深々と知りました…。
汚名を被りたくないために、平然とウソをついた知己(自分)…。
ひとりきりのとき、なんで、こんなことをしてしまったんだろう?と、おもい出しては、自己嫌悪で、涙が止まらなかった…。
もう、あの紅い眼をしたウサギサンは、可愛がることもできなければ、活々と動くことも息をすることもなく、帰ってこないんだ…。

怒れば、狂気に狂わされて、残酷なこともできてしまう知己(自分)は、悪魔なんじゃないか…?

そんな中、その紅い眼をした白いウサギサンと、真面目に向き合いたい気持ちに答えるかの如く、【狂気を操る程度の能力】を持つウサギサンが、知己(自分)のケータイの画面の眼の前に現れたのです。
「うどんげ」って親しみを持って呼びたくなりました。

狂気に操られない方法を、うどんげから教えてもらいたかった…。
紅い眼をした白いウサギサンについてのことを、うどんげから教えてもらいたかった…。

うどんげも、お月さまにいる仲間を観棄ててきた罪があるのね…。

知己(自分)は、うどんげを、紅い眼をしたウサギサンのように、抱きたくなるんですよね…。
【狂気】を制御できるなら、どれだけしあわせになれるのか…?
犠牲にしなくて済むのか…?
その理想を追い求めて…うどんげ…いっしょにいてね…。



・ゆ~ゆ~



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昔から、知己(自分)は、幽霊とお話がしたかったんだ。
だって、亡くなったひとと向き合いたかったんだから…。

気がつくと、母親に愛された記憶が、ほとんどないんです…。
ほかのひとから話を聴いては、知己(自分)のことも一生の大切のように想ってくれてたらしい母親なんですが、患ってたいろいろな病の身体に倒れ、知己(自分)の幼い頃に亡くなった…。

亡くなったひととは、もう、2度と接することもお話することもできないし、助け合うこともできず、喜び怒り哀しみ楽しみ…それらの感情さえ、すべて亡くなってしまう…。

これらの【生命】について考えることはあれど、そこまで悩むことはなかったんだけど、あるとき、知己(自分)も、喜びや楽しみの陽気を失いかけて大人の年齢になってきたとき、意識が壊れてしまったときが来ました…。

孤独感…絶望感…恐怖感…【死】…。

白昼夢っていうか夢遊病っていうか、そのときの知己(自分)は、よくわからない夢の中をさ迷ってた…。

そのときに、深く印象に残るイメージとして現れたのが、理想像のおかぁさんの存在なのでした…。
「おっ○いがほしい…」
「ナデナデしてほしい…」
「抱きしめてほしい…」
「母性で愛されたい…」

それは、現実では、叶うことのない願いでした…。

そんな中、真夜中に、亡霊の存在に会いたくなって、泣きながら病院に不法侵入したりした…。
多分、お墓で寝るようなことも、おもいつけば、していた…。

人格や性格や言動が、まるで幼稚になりました…。
だって、心底からの邪気のない無邪気な喜びや楽しみがあって、元気や安心の素となることは、知己(自分)にとって、このことしか、おもいつかなかったからです…。

そんな中、その会って接したい亡霊と、真面目に向き合いたい気持ちに答えるかの如く、【死を操る程度の能力】を持つ亡霊さまが、知己(自分)のケータイの画面の眼の前に現れたのです。
「ゆ~ゆ~」って親しみを持って呼びたくなりました。

死や死霊に操られない方法を、ゆ~ゆ~から教えてもらいたかった…。
会って接したい亡霊についてのことを、ゆ~ゆ~から教えてもらいたかった…。

ゆ~ゆ~も、死についてを知りたいがために自ら亡霊になった罪があるのね…。

知己(自分)は、ゆ~ゆ~を、会って接したい亡霊のように、抱きたくなるんですよね…。
【死】や【死霊】を制御できるなら、どれだけしあわせになれるのか…?
犠牲にしなくて済むのか…?
その理想を追い求めて…ゆ~ゆ~…いっしょにいてね…。

… … …

【なんでも食べる程度の能力】?
あれは、ただの2次創作設定のネタで、成り行きでゆ~ゆ~が食い気の強い存在になってしまっただけですので、せめて好き嫌いなくなんでも食べる程度の能力くらいに考えればよろしい。



・番外1…【こぁ】



せっかく全角5000文字相当は書けるブログ記事であろうというのに、うどんげとゆ~ゆ~のエッセイ内容だけでは、しまりがわるい気がしたので、番外として、ちょっと気になってる東方キャラについて、ふたり雑談で書いてみる。

まず、【小悪魔】ですね。
公式で立ち絵もなければ、程度の能力もなければ、役職名しかないような小悪魔(以下:こぁ)…。

ヴワル魔法図書館で、パチュリーの子分としての扱いが主流のこぁですが、そもそも、本を読むことや、図書館の意味って、とても深いんですよね。

本には、著者によって表現された様々な(知己(自分)の好きなマンガなども含む)本がありますが、その中でも、魔法図書館にあるような専門書などに注目してみます。

こぁも、いちお、本を読むことを、けっこうしてるみたいですね。

いろいろと本には、著者の持ち得た学問や学習の知識を、たくさん詰め込まれて書かれているのもありますし、それらの内容は、けっこう興味深いものも、多大なるものでもあります。
専門書などには、特に、その知識の集大なるものを、著者が書き残しているものも多く、それだけの興味深さもあるとおもいます。

ただ…パチュリーには、こぁにはない、わるい点がある。
本だけ読みすぎで運動不足になっちゃいますよね。
せめて、こぁみたいに、せっせと、せめて広い魔法図書館の中だけでも仕事で運動くらいは、しましょうね。



・番外2…【さとりサン】



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【古明地 さとり】…【心を読む程度の能力】を持つ、【怨霊も恐れ怯む少女】の妖怪です。
心臓部に管で繋がれた第三の眼を有し、考えてること想うこと、すべてを観透かして観えてしまう一種のサイコメトリーみたいなものを持ってる。

みんなは、実際にこんな能力が実在するのはイヤと言うけど、知己(自分)にとっては、これまでにない大きな理想の能力のひとつとして、個人的に注目を寄せています。

この記事では、さとりサンについては、あくまで番外の雑談ということで、深く書きませんが、気が向いたら、【読心術】の意味として、深く書きまとめてみたい内容でもあるとおもいます。

【怨霊も恐れ怯む少女】の通り名のとおり、読心術は、ほぼすべての人間などの意思を持つ者に恐れられキラわれて避けられるほどの能力らしい、その結果、さとりサンは、動物としか仲良くできないみたいです。

…知己(自分)も、心を読むために、理想を追い求めていけば追い求めて近づこうとするほど、こんな感じに人間に嫌われた存在になっていくのかな…?

さとりサンは、知己(自分)に、なにを教えてくれるのか…?



・あとがき



この記事の内容は、東方Projectを独自の解釈で認識してるだけのものですので、勝手にうどんげやゆ~ゆ~のイメージを想像してるだけにすぎないです。
実際に、そこまで、東方Projectの原作の設定を知ってるわけでもなく、大体、そんな感じで書いてるので、うどんげやゆ~ゆ~は、2次的な解釈だということで許してね。
うどんげもゆ~ゆ~も、そんな感じで大スキ。

大好きだった、紅い眼をした白いウサギサンも、会って接したい亡霊も、せめて…こんな現実になっていても…記憶に残る想像の中だけでも、そのイメージだけでも、いっしょにいたいんだから…。

いっしょにいてね…。

2013/5/7