この雑記は、あまりにひどいネットのマナーの現状に疑問を抱き、ネットのあり方について、星見鳥 知己が、知己(自分)自身の考察に基づいて書いたものです。
意見がありましたら、コメント、もしくは、メッセージで、気になった記載部分を言ってください。



:ネットの全国公開意識

SNSサイトやブログサイト、こういったネットを利用する前に、絶対に認識をしてほしいのが、『公開意識』です。

基本的に、こういったネット上で書き込みした内容や、投稿した内容は、日本全国のありとあらゆるひとが、閲覧や視聴をできることになります。
それが、世界共通のサイトだった場合、世界中のありとあらゆるひとも、閲覧や視聴をできることになります。

よく、トラブルがあった場合に、「この特定のひとに観られたくない」とか文句を言うアフォがいるようですが、上にあげた『ありとあらゆるひと』には、その特定のひとも、すべて含まれます。

また、転載・引用(晒し)についての意識も、よく考えてください。

よく、「ネット上に晒された」とか、文句を言うアフォもいるようですが、そもそも、全国公開のネット上に記載した記事・投稿のものを、晒しめいた転載・引用をしようが、まったく文句を言う筋が通らないわけです。

誰かのページ訪問の日時が、ハンドルネームと共に、記録されるSNSサイトでは、ある時期、『あしあとノイローゼ(笑)』の文句が殺到して、大問題になってたときもありましたね。

毎回、あしあと(アクセス訪問跡)があったりして「ネットストーカーされてる」など、こんなこと言うのもありましたが、実際に危害などなければ、自分の書き込みした記事や投稿したものに興味を示してくれるファンみたいなひとなんだとおもうのが賢明だとおもいます。

また、ネットの全国のひとから、個人情報とか、いろいろと情報を頼りに、探られたり、どこか得体の知れない場所(悪徳サイト等も含む場所)に転載・引用される可能性もあるということを、常に意識に入れておいて、ネットで活動しましょう。
例外として、公開範囲を限定した記事や投稿物(友人のみに公開の内容・会員のみ限定公開の非公開の内容)に関しては、許可なく転載・引用されたことに対しては、文句など、訴えても良いとおもいます。



:アクセスブロック機能



アクセスブロックとは、ネットにおいて、特定のユーザーからの自分のページへのアクセス(閲覧・書き込み)をブロックする機能です。

何度も来る誹謗中傷の書き込み、本内容と関係のない内容の書き込み、スパムなどの連投げなどの荒らし行為を防止するのに有効であるとおもいますが、アクセスブロックを使う前に、考えてほしいことがあります。

それは、それらの荒らし行為をするのも『ひと』であるということです。
そして、『ひと』には、感情があります。

その、『ひと』について考えてみませんか?
もしかしたら、その荒らし行為に至った内容は、その、『ひと』を感情的にさせた自分の言動にあったということは、ありませんか?
自分の言動によって、『ひと』にイヤなおもいをさせて怒らせたりしていたということは、ありませんか?

ネットでも、そこに関与してるのが『ひと』だということを、きちんと認識しているのならば、アクセスブロックは、使ってしまっては、いけません。

まず、荒らしに至るまでの経緯をよく考えて、きちんと納得のいくまで話し合いをしましょう。
これを、ビジネス業界などでは『クレーム対応』などといいます。

ネットに出向いたりしてる以上、全国、ありとあらゆる『ひと』が、自分の書き込んだ記事や、投稿したものに、アクセスしに来てるということで、『ひと』を怒らせていないか?悲しませていないか?それらの内容は、絶対に意識に入れておいて、『ひと』から文句があったり荒れたことになっても、『ひと』として、話を聴き、納得いくまで話し合いをしてください。

無視もダメです。
話し合いをしてください。

アクセスブロックは、基本的に、絶対に使ってはいけません。

例外として、3度以上にもわたり、注意や警告を無視し、話し合いをせず、一方的に誹謗中傷・本内容(スレッド)と関係のない内容の書き込み・スパム(連投げ)荒らしなどの行為があった場合にのみ、『万が一の最終手段として』アクセスブロックを使うのが望ましいでしょう。

アクセスブロックについての、追記として、アクセスブロックは、絶対的に、アクセスをブロックできる機能では、ありません。
ネットにおいて、アカウント自体、細工を使えば、個人で、いくらでも新規で登録しようとおもえば、できてしまうし、別人に成り済ましてアクセスするなどもできるので、そこらへんも、十分に注意してください。

アクセスブロックは、基本的に、絶対に使ってはいけません。



:サークル・コミュニティー等の区別



ネットで公開されてる場所を、なんとなく『おともだち同士の場』として勘違いしてるひともいるかとおもいます。
SNSサイトにおける日記や書き込みとか、ブログなどの記事は、全国公開として、公開されてます。
おともだち同士の、何気ない会話のような書き込みも、しっかり公開されちゃってるわけです。

一方、サークル・コミュニティーなど、特定のひとの集まりの場所があったりしますので、おともだち同士とか、公開範囲を気にしていて、一定のグループで会話みたいなことをする場合は、そういったグループを活用しましょう。

また、個人間でやりとりする場合は、書き込みを利用せず、メッセージ(メール)などの方法で、やりとりすると良いでしょう。

また、その中での内容は、ネット上には非公開で、グループ内や個人間の中でのやりとりの内容なので、そのグループや個人間での許可・同意なくして、転載・引用をしては、ダメです。



:ネットと現実での区別



基本的に、ネットと現実の区別は、特に区別をする必要は、ないとおもいます。
よく、サイトのルールに、『ネットからひとと面識を持つことは禁止』と記載されていますが、ネットを利用してるのも『ひと』であり、ネットはネットと区別して、ネットルールという、いわゆる『現実逃避』のルールを主張するひとがよくいるみたいですけど、これは、人間の心理的に、『現実逃避』を助長して、実生活において歪みを生じさせるものであり、決して良いものではありません。
ネットにせよ、現実にせよ、実際にひとと面識を持って、悪いことをするひとは、どちらにもいますので、どちらでも、ひとと面識を持って関わる際には、きちんと、ひとを判断し、信頼できるものなのかどうかを観て、ひとと繋がるようにしましょう。

実際、ひとと面識を持つことがダメなのを、ネットのサイトが、ルールに記載してるのは、万が一トラブルがあった場合に、そのサイトの運営自体が、責任を問われたり、厄介で面倒なことになるのを避けるために建前上で用意したルールにすぎないということです。


:ゲームサイトでのやり方



ここでは、オンラインゲームなどにおいての、ひととの関わり方をいいます。

オンラインゲームは、一般的なオフラインの家庭用ゲーム機のゲームや携帯ゲーム機のゲームと違い、プレーヤー同士に『ひと』が関わってきます。

ゲーム上とはいえ、『ひと』と関わる以上、礼儀や責任は、わきまえなければなりません。

それを、「たかがゲームだろ」とか言うアフォは、とっととオフラインゲームだけで楽しんでいるほうが賢明です。

ゲームをそのまま遊びとして楽しむつもりなら、あくまで基本は、一期一会の感覚のスタンスでいき、深く『ひと』と関わることは、オススメしません。

遊びだからと、無責任な言動や、詐欺まがいのことをしても良いわけでは、ありません。
遊びとして、そこまで責任の生じる言動(約束事など)は、やめましょう。



:ネットに出向く意味



ヒマつぶしなら、オンラインゲームのことを踏まえて、そこまで責任の生じる、ひとに影響を与える言動は、控えてください。

それか、やっぱり、不特定多数の多くのひとが関与するネットではなく、身内とか、身の回りで、遊んだりしてヒマつぶしするのが良いとおもいます。

やはり、日本中や世界にまで繋がる全国に繋がるネットを利用する利点としては、より多くのひとに伝えたいことをアピールしたいという目的が、最大の利点だとおもいます。

ネットという多大なネットワークでの、ひとへの責任や礼儀をわきまえつつ、作品でも活動でもなんでも、アピールしたいものを、より多くのひとに伝えられれば良いかなとおもいます。


:あとがき



以上のことを、論文として書きましたが、このことを、ネットのひとに主張すると、変な感じに扱われることもあるとおもいます。

ですが、そういう反応があった場合でも、それに感化されないでほしいです。

いわゆる、『ネットで良いカッコしてるひと』は、『現実逃避』の性質を持っている場合が多く、実生活でカッコつけられないから、ネットで素性を偽ってカッコつけて、そういうくだらないひと達がつくり上げた歪んだルールにしかすぎないからです。

マナーやモラルを守り、多大なネットワークを、もっと、有力な方法で使われて、いろんな交流や、情報の共有が広がってくれれば良いかなとおもいます。

2012/10/12