この地球上には、自分のことばかり話したがる人間と、自分のことを全然話したがらない人間と、そのふたつが半々くらいの人間の三種類がいますが、たぶんまーちゃんは自分のことを全然話したがらないタイプなんだろうなぁと昨日のまーブログを読んで思いましてん。
というか、これまでの握手会のレポとかを読んでずっとそう思ってた。
だから、ブログやライブMCなどの発言の真意をどしどし質問されてしまう握手会というイベントは、あまり好まないんじゃないか、と。
しかもこれ、(しょうがないんだけど)何回も同じ質問されるでしょうしね。
どちらかというと直感的に生きている(であろう)まーちゃんにとって、「もっと詳しく教えて」というファンの質問は、非常に答えにくいものなのかも。
ってゆうかまーちゃんに限らず、この個別握手会という名の大質問大会は難儀なイベントだよな~と思うわけですが。(質問じゃない場合もあるだろうけどね)
答えやすいことならいいけど、答えにくいことを何度も何度も聞かれるって大変だなぁと。
ぶっちゃけ、「またそれかよ……」と思うことも少なくないでしょう。
とはいえファン心理としては、他のファンが何度も聞いてることだろうがなんだろうが、自分も聞きたいと思うのはわかる。
でもまぁ、あんまり野暮なことは聞かないのが紳士淑女ってものですよ。
質問というのは、その答えなんかより質問内容のほうが重要だ。
その質問によって、質問者の質が問われる。
と某作家も言っておりました。
メンバーに質問をするときは、自分自身の質が問われている……!と思って内容を考えたほうがよろしいでしょう。
わたくしはそんな質の高い質問なんてまったく思いつかないので、盛りだくさん会にはそもそも行きません←
聞いてみたいことがないではないですが、向こうから(ブログやMCやインタビューなどで)自発的に言ってくれることで充分だったりする。
根掘り葉掘りなんでも知りたいわけじゃない。
あえて知らないほうがいいこともある。気になっても、聞くべきではないこともある。
そうカッコつけて、みずからのチキンっぷりを誤魔化しているわけです。
という話はさておき、まーブロでは他にもつんく♂さんがプロデュースに関わっていた頃とそうでなくなったいまの違いについても書いていましたね。(主題はそっち)
こういう話を聞くと、つんく♂さんというのは至るところでプロデューサーだったんだなと改めて思います。
膨大な数の曲を作りながら、ここまで各方面に気を配ってプロデュースできるというのは一体どういうことやねんと驚くばかりです。
単なるプロデュースに留まらず、プロデュースしつつ、メンバーを育てていたんだなぁ……と。
それがなくなってしまったことは、我々が思ってる以上に重要なことなのかもしれません。
自分も大概「つんく♂をPに戻せぇぇぇ!!」と訴えてますが、渦中にいるメンバーたちにとっては、もしかしたら「両親がいなくなった」くらいの感覚なのでは。
自分たちの力だけで生きていかなくてはならない。
一応、保護者として引き取ってくれた親戚(現事務所)はいるけど、頼りにはならない。
成長したければ、自分たちで考え、動くしかない。
そんな状態なのでは、と。
(とはいえメンバーの好きに動けるわけでもなく、つばきの新曲の歌詞にあるように「責任だけが増えて、権限はない」んでしょうけどね……)
せめてつんく♂さんがもう本当にプロデューサーを続けられない、あるいは続けたくないと思うようになるまでは、続けさせてほしかった。
病気のことで、仕方なかった面は確かにある。
でも手記によれば、まだ病気がそこまで酷くない頃に会長から「そろそろPを降りてはどうか」と打診された、という話が書いてあったような。
つんく♂さんとしてはまだまだハローの未来への構想はあったし、やりたいこともあったけど、最終的にはその提案を受け入れた、みたいなやつ。
会長や上層部がどういう考えでその「脱つんく♂化」を計ったのかはわかりませんが、いまのところそれは成功しているとは言い難い。
それで危機感をおぼえてるようにも見えないから、ファンとしては「なにやってんの事務所」とついつい言いたくなってしまうここ2年ほどです。
まぁこの話を本気でし出したら原稿用紙500枚分くらい必要なので、今日のところはこれくらいで勘弁しといてやろう。
あんまり書かないブログをたまーにこうして書くと毎回話題になるまーちゃんに対して、もし自分がメンバーだったら嫉妬しただろうなと思ったりもしましたw
ただのヲタクでよかった。