La Table de M~四季の食卓~


実は、30日の昼間までお節は、黒豆しか作る予定はなく、

既にお節は予約してあったのですが。。。。


単身赴任中のダンナさんの飛行機が遅れて帰宅がかなり遅くなりそうとのことで、

時間が急に空いたため、実家で食べていたお節を思い出しつつ(随分前だけど。。。あせる

ちょっとチャレンジしてみるか~と作ってみました。


意外にサクサクと仕事が進み、31日午前中まででほぼ終了。

あとは、詰めるだけに。

最初から「作らなきゃ!」と思うと荷が重いですが、まー適当に^^; と思って

作り始めたのが良かったようです。

一番大変だったのが、アクの強い野菜が多くて、お正月前にして指の先がアクで

黒くなってしまい。。。。ガーン 指のアク取りが一番大変だったかも。。。(爆)



手のかかる昆布巻きや数の子は、買ってあったことも大きいと思いますが、

気軽に作ると楽しいし、自分で作るお節は好みの味に作れてオススメ音譜


前置きが長くなっちゃいましたが、来年の備忘録用に記録を残しておこうと思いますニコニコ


〈壱の重〉

①海老の甘煮

②数の子(購入)

③黒豆

④のし鶏

⑤大根とスモークサーモン

⑥子持ち昆布(購入)

⑦鯛塩焼き

⑧牛蒡八幡巻き

⑨花形たまご

⑩帆立山椒煮


。。。。。。作り方。。。。。。


①海老の甘煮


海老4尾、しょうゆ・みりん各大さじ1、酒・砂糖各小さじ1 サラダ油少々


・海老は、殻をつけたまま、殻の間から竹串で背わたをとってさっと洗う。

・テフロンパンに少量のサラダオイルを熱し、海老を炒め色が変わったら調味料をすべて加えて海老に絡ませ、水分が少なくなり、海老に照りが出たら火を止める。


③黒豆



La Table de M~四季の食卓~


黒豆200g、水1L、砂糖170g、お醤油小さじ1.5、塩・重そう各小さじ3分の2


・厚手の鍋に水と豆以外の材料をすべて入れ、砂糖が溶けたら火を止める。

・上記に洗った黒豆を入れて一晩(7時間くらい)浸す。

・そのまま火にかけ、煮立ったらアクをとって落とし蓋をし、さらに鍋の蓋をして(もしくは、少しだけずらして)中の液体がかすかに煮立つ程度の火加減をキープして3時間半程度煮る。

・豆が柔らかくなったら火をとめ、そのまま冷ます。

・盛りつけ時にちょろぎを添える。


ポイント:豆を入れる前の煮汁の温度は、人肌程度に。熱すぎると豆に皺がよります。

      途中、アクが出たら、丁寧にとってください。

     豆は常に煮汁から出ないように、水分が足りなくなったら、必ずお湯を足してください。

水分から豆が出ていると硬くなったり、皺がよる原因になります(IHの場合は、この分量で大丈夫と思いますが、ガス火は、足りなくなるかもしれません。)。

     火加減は、かすかに煮立つ程度で。煮立ち過ぎると煮くずれが皮剥けの原因になります。


④のし鶏


鶏ひき肉300g、お酒大さじ2、塩小さじ2分の1、卵2分の1個、白ごま・サラダ油適量


・白ごま以外の材料をすべて混ぜ、サラダオイルを塗ったたまご豆腐用の中型(幅11㎝位の型)に厚さ3㎝位に平らにならす。型の全体分の量はないので、11㎝×高さ3㎝で作れる長さまで材料をつめ、端は、帯状にしたアルミ箔にサラダオイルを塗り肉を押さえる。

このとき、肉を大さじ2~3位残しておく(参の重に使うため。)表面に白ごまを肉が見えないくらいに均一に振り、指で軽く押さえる。

・180℃のオーブンで20~25分程度焼く。焼き加減を竹串を刺してチェックし、透明な肉汁であれば、そのまま冷ます。

・盛りつけ時に側面をきれいに整え、扇形に似せてカットする。



⑤大根とスモークサーモンと弐の重のなます



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大根厚さ3㎝分、スモークサーモン(作る個数分のスライス)、3%程度の塩水適量、甘酢(酢大さじ5、砂糖大さじ3、塩少々、昆布だし大さじ4、柚のしぼり汁1個分)


(なます用)

大根250g、人参30g


・大根と人参は、すべてかつらむきにし(なます用は、細い千切りでも大丈夫です。)、3%程度の塩水に30分ほど浸ける。

・甘酢を作る。砂糖などが溶けにくい時は、電子レンジなどで少し暖めて溶かす。

・大根と人参は、さっと水洗いし、甘酢に15分以上つける。なます用は、かつら剥きにした場合は、さらに千切りにしてそのまま浸けておき、盛りつける時に身をとった柚のカップに入れる。

・かつら剥きした大根を広げ、その上にスモークサーモン1枚をのせてくるくる巻く。そのまま冷蔵庫などにおいて置き、盛りつけ前にスモークサーモンの血合い部分をカットし、カットした面を上に向けて盛りつける。


⑦鯛塩焼き


鯛1尾、塩


・鯛は3枚におろすか、切り身を購入し、塩焼きにする。


⑧牛蒡八幡巻き



La Table de M~四季の食卓~


牛蒡太いもの1本、牛薄切り肉3~4枚、牛蒡用煮汁(出汁(適量、ごぼうが浸る程度の量)、塩少々、砂糖大さじ1、お醤油小さじ1)

八幡巻き用煮汁(醤油大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1、塩少々)


・牛蒡は、皮をこそげて水に浸しアク抜きする。牛肉の幅に合わせて牛蒡を切り、牛蒡用の煮汁で柔らかくなるまで煮る。

・牛蒡に竹串を刺し、柔らかくなったら、煮汁に入れたまま冷まし粗熱がとれたら牛肉で巻く。

・テフロンパンを暖め、牛肉で巻いた牛蒡を肉の巻き終わりを下にして表面をこんがり焼く。八幡巻き用煮汁を加えて絡ませるようにし、水分が飛んだら火を止める。


⑨花形たまご


卵2個、輪ゴム4個(普通の輪ゴムは、輪が大きすぎるので、3分の2位のところで縛って輪を小さくしておく。)


・鍋に卵がしっかり浸る位の水をはって火にかける。鍋肌に水泡が見えてきたら(70~80℃)、冷蔵庫から出して少しおいた卵(冷えたものだと、殻が割れやすいです。)を入れ、鍋の中で卵をくるくる回す(黄身が中央にくるようにするためです。)。

・卵を鍋に入れてから10分経ったら、水にとり、殻を剥いて暖かいうちに割り箸4本で回りを押さえ、割り箸の両端を輪ゴムで留め、そのまま冷ます。


⑩帆立山椒煮


ボイル帆立貝100g程度、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ2分の1、山椒適量


・ボイル帆立と山椒以外の調味料をすべて鍋に入れて煮たて、ボイル帆立を加えて全体に絡ませ火を止めてそのまま冷ます(冷ますことで味をしみこませます。)。

・冷めた帆立と少量の煮汁を別鍋に移して煮汁を煮詰め、水分がほぼなくなり味が絡んだら火を止め、山椒を加えてそのまま冷ます。


壱の重は、これで終了。

より簡単にするポイントは、あらかじめ、多めに出汁を用意しておくとよいと思います。

お料理ごとに出汁をとるのは、面倒ですから。。。^^




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