お子さんが不登校や引きこもり状態になると

ほぼ確実に起こりがちなのが

「昼夜逆転」です。

 

 

昼夜逆転には大きく二つの型があります。

 

 

夜起きて、朝方から夕方まで寝る

ある意味規則正しい昼夜逆転型。

 

 

この場合は、お子さんの心理として

みんなが起きて学校に行っている時間

家で起きていることがとても苦しくなります。

 

 

そのため、みんなが寝ている時間に活動し、

起きている間を寝てやり過ごすという思いになります。

 

 

もう一つは

不規則な昼夜逆転型です。

 

 

あるときは日中寝ているけれど

あるときは家族の誰よりも早く起きている。

昼夜逆転が治ったかなと思ったら

夕方から寝て夜中に起きる。

睡眠リズムが安定しなくなります。

 

 

一つ目の規則正しい型の場合は

心理面のサポートが効果的です。

 

 

お子さんと周りが

不登校を受け入れることができれば

日中の活動が増えていくと考えられます。

 

 

改善しにくいのが

二つ目の型です。

 

 

不規則な昼夜逆転型は

睡眠がしっかり取れる日もあればそうでない日もあります。

気持ちが不安定になりやすく

波が大きくなります。

 

 

また食生活も不規則になるので

肥満傾向になることもあります。

 

 

不規則な場合は、

まず規則正しくなくてもいいので

しっかりと睡眠時間を確保することからです。

 

 

今日は12時間、明日は2時間よりも、

毎日8時間取る方が気持ちは安定しやすくなります。

 

 

今日は1時に寝て9時に起き、

翌日は朝5時に寝て13時に起きるでも構いません。

まずは睡眠をしっかりととる、ことを大前提とします。

 

 

そこから、寝る時間、起きる時間に幅を持たせた上で

制限を加えていきます。

 

 

例えば夜は1時から5時に間に寝て、起きるのは9時から13時の間

というようにです。

慣れてきたらさらに幅を狭めます。

1時か3時に寝て、9時から11時の間に起きる、というようにです。

 

 

ここまでできれば決まった時間に起きることも

できやすくなります。

徐々に「朝8時に起きる」「朝7時に起きる」というように進めていきます。

7時くらいの希少であれば、日中の生活を過ごすには問題のない状態ではないでしょうか。

 

 

もし順序よくやっても改善しない場合は

医師に相談することも手です。

その場合睡眠導入剤をもらうことが多いと思います。

服薬については医師とよく相談しながら進めます。

 

 

また数ヶ月睡眠に特化した病院に

入院して改善するという方法もあります。

 

 

まず自分でできることを実践してみて

どうしても改善しないようであれば

外部の機関も活用してみましょう。

 

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