不登校や引きこもりを経験されるお子さんが

ほぼ間違いなく経験されることが

「昼夜逆転」です。

 

 

一般的には

朝に寝て、夕方あたりに起きる、

という生活リズムです。

 

 

ただ実際は、

そのようにある意味規則正しい、

という方は少なく

今日10時間寝たと思ったら

明日は5時間というように

リズムが安定しない方の方が多いです。

 

 

夜0時に寝られる日もあれば

昼の12時に寝る、ということもあります。

 

 

リズムが安定していると

体調面も安定してくるのですが

あまりにも睡眠時間がバラバラだと

気持ちも不安定になりやすくなります。

また長時間寝ても

熟睡感も得られにくくなります。

 

 

とはいえ、不登校や引きこもりの方にとっての

昼夜逆転には意味があると考えられます。

 

 

皆が活動している(つまり学校や仕事に行っている)

時間帯に起きているのは

確かに辛いものです。

 

 

その時間を寝過ごして

皆が活動しなくなる時間帯(つまり寝る時間)に

動くようになります。

 

 

家族も寝ているので

とやかく言われることもありません。

ネット上では

自分と同じような経験をしている方も

その時間活発になります。

 

 

ご本人としても

昼夜逆転がいいとは思っていません。

しかし、その生活でないと

一日をやり過ごすことも辛くなるのです。

 

 

この背景を知った上で

できることから始めていきます。

 

 

お子さん自身も

「睡眠リズムは改善しないといけない」と思われていることが多いです。

 

 

まず大事なのは

データを取ることです。

何時に寝て何時に起き、お昼寝をどのくらいしているのか。

メモ書きでもいいので

少なくとも一週間ほどは

自分の睡眠を感覚ではなくデータで把握するようにします。

 

 

そしてぜひ取り組んで欲しいのが

毎日「振り返り」と「翌日に向けて」

簡単に日記をつけてみるのです。

 

 

「振り返り」には良いこともよくないこともどちらも書きます。

例えば「今日は朝8時に起きて朝食を食べた」や

「お昼寝を3時間もしてしまった」というようにです。

 

 

そして「翌日に向けて」は

できるだけ具体的に対策を書きます。

「明日もこの調子で朝8時に起きて、朝食はバナナを食べる」

「お昼寝は布団ではなくソファで14時から30分だけするようにする」

というようにです。

 

 

最初からすぐにうまくいくわけではないのですが

日記をつけるだけでも徐々に改善が進むようになります。

「日記効果」とも言われることです。

 

 

最初から朝6時に起きるのは続きません。

また朝6時に起きてもすることがなければ

二度寝してしまいます。

 

 

まずは、自身の睡眠について知り

毎日振り返りをしてみましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

中学生・高校生・不登校・引きこもり・発達障害の方の学習相談はこちらです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

不登校・引きこもり・発達障害の

ご相談はこちらです

➡︎お問い合わせ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


不登校や引きこもり

お子さんの進路に関すること

発達障害

学習相談

講師のご依頼


OFFICE NAKAGAWAホームページ

不登校や引きこもりのご相談
高校生のメンタルカウンセリング

大阪出張カウンセリング

中学校・高等学校などの講演依頼はこちらです!


***************************


OFFICE NAKAGAWA Twitter
OFFICE NAKAGAWA Facebookページ


***************************

ご相談は面談はもちろん、お電話やskypeを活用し

全国からお受けしております。

不登校や引きこもり、思春期のお子さんのことでお悩みの方は

ご連絡ください。