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こんにちは。お菓子教室 salon de chouquette のランコムです
先日ご紹介した、常滑のとれたて卵の店ココテラスさん♪
こちらを運営する卵農場デイリーファームの代表 市田さんと
電話でお話しさせていただく機会がありました。
私が以前から疑問に思っていた卵のこと、
市田さんのデイリーファームの卵へのこだわりなど、熱く語り合うこと30分!(笑)
卵の安全や美味しさについては色々な考え方がありますよね。
卵の消費量トップクラスの日本に住む私たちにとって、
毎日食べる卵の値段はとっても重要。
スーパーに行けば、1パック100円の特売の卵から、500円ほどもするヨード卵など様々。
ビタミン添加されたもの、卵黄の色の濃いもの
飼料にこだわった鶏の卵
平飼いで育てられた鶏の卵
地鶏の卵、有精卵…
こだわればキリがないけれど、
安さだけを評価して、健康的なリスクを背負うことにももちろん抵抗がありますよね?
どんな卵を選びとるかは、いろいろな考え方があると思うので、
私のお菓子作りにおいての卵の考え方を、少し書きたいと思います。
以前、フランスでお菓子を作っていた時、
日本の卵との香りの違いに驚いたことを覚えています。
この香りの差は、鶏の餌となる飼料の違い。
日本の鶏卵は、大豆やとうもろこしなどの植物性たんぱくに加えて、
昔から魚粉や肉骨粉などの動物性たんぱくが飼料に使われてきました。
この魚粉が、卵の生臭さの原因と言われます。
欧州ではこの魚粉の代わりにホエー(乳清)が使われます。
魚粉と乳清、どちらがお菓子の香りとして相性が良いでしょう??
考えなくてもわかりますね♪
日本でホエーを飼料に使っているというのは聞いたことがありませんが、
植物性飼料のみで育てられた鶏の卵、というのは聞くようになってきました。
デイリーファームさんの卵も、遺伝子組み換えでない大豆やとうもとこしを中心に、
海藻なども加えたヨード卵。
なのでとてもあっさりした味わいというのが私の印象で、
これがお菓子の香りを邪魔しなくてとても相性が良いんです♪
動物性たんぱくには、鶏の産卵性能のUPという大事な役割もあるので、
くれぐれも魚粉が悪いとかそういうことではないです。
あくまで、お菓子作りにおいて。。。
あと、サルモネラ菌などのリスクも、健康な鶏ほど低くなるのだそうで。
平飼いされていたり、餌などで健康管理された鶏の卵。
消費者としてはもちろんですが 作り手としても
より安全に美味しく食べていただけるようにこのあたりも気にしたいところですね
市田さんのデイリーファームの、餌だけでなく飼育環境にもこだわった卵。
ここには書ききれないくらいのこだわりを聞かせていただき、とても勉強になりました。
↑の、「たまごで人をしあわせに」
とっても素敵じゃありませんか??
市田さんの1番のお勧めの卵 「明日」 には、
”未来の農業を考えたい”という想いが詰まっているのだそう。
私たちお菓子は作れても、卵や小麦や砂糖は作れませんからね
これからも頼りにしています