ラルゴ神楽坂では毎週水曜日に、職場でありがちな場面を想定し、ロールプレイ(役割演技)することでその場面を擬似体験する「ロールプレイング講座」をおこなっています。

 

人間の記憶は、体験した出来事・事実が単体で残っているわけではなく、その場面で感じた五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)とセットになって、脳内の「記憶の引き出し」にしまいこまれています。

 

ロールプレイング講座では、「記憶の引き出し」の中の、おそらく少し困った・苦手さを感じたような記憶にアクセスしつつ演技をしていただくことが多いです。これは、以下の2点を目的としているからです。

 

① 前はうまくいかなかったが、今回はうまくできたという感じを体感していただく。

 

② こんなふうに対応すれば、これまで考えていたほど苦手さを感じずにすみそうだ…という感覚をつかんでいただく。

 

これらはいわば、過去の記憶をよりよく書き換えるきっかけになり得るわけです。

 

 

 

今日の講座では、先輩と後輩、あるいは上司と部下という関係性を演じていただきつつ、後輩や部下どのように説得するとお互いに納得しやすいか?というテーマで、2つの場面を擬似体験していただきました。

 

和気あいあいとした雰囲気の中で、みなさん楽しみながら演技をしています。

なかなかの俳優っぷりですよ!

 

ラルゴ神楽坂では随時、体験を受け付けています。興味のある方はぜご参加ください。