JAPAN EXPO in Paris 2014会期: 2014年7月2日(水)~7月6日(日)
会場: パリ・ノールヴィルパント展示会会場
2014年7月2日~6日の5日間、フランス パリで行われたイベント ジャパンエキスポ イン パリ に参加してきました。このブログでは、その時の様子をご紹介いたします。
ヨーロッパ中の日本びいきの人たちが集うという一大イベント「JAPAN EXPO 2014」。
今年はひとつの節目となる15回目を記念して例年4日間が5日間に延長して開催されました。
アニメやコスプレなどのポップカルチャーが一番賑わいを見せているようですが、私は日本の伝統文化を紹介する「WABISABI」コーナーで展示・実演販売に挑戦してヨーロッパの方々の反響を肌で感じてきました。
6月30日 パリに出発 娘と一緒に成田から全日空機で空路パリへ。
12時間のフライトを経て19時30分にパリ着。
空港から表に出てみてビックリ!! もう7月なのに寒い {{ (>_<) }}
ヨーロッパを甘くみてた。長袖は必需品だ。
この日はこのままホテルに直行。2人ともベットに入って爆睡・・・zzzzz。
7月1日 エキスポ前日 朝食はホテルのビュッフェ。
さすがにフランス! パンの種類は豊富。娘はチョコ入りクロワッサンが気に入って
お皿に山盛りにしてくる。デザートは豊富なフルーツにヨーグルトをかけて・・・。
宿泊したホテルは「ティモテル ベルティエ パリ 17」。
パリの17区で市の中心街ではありませんが、すぐ近くに地下鉄の駅があります。(ただし展示会場までは
2回乗り換えが必要でした。)
ヨーロッパでは珍しく部屋に湯沸かし器がついていました。
日本からカップ麺等お湯で作れる食材をもってくれば良かった・・・。
今日は明日からのEXPOの準備作業のため、昼からバスでノールヴィルパント展示会会場に出発です。
ノールヴィルパント展示会会場入口
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パリ市内のホテルからバスで30分程度で展示会会場に到着。
会場内は明日からのEXPO開場に向けて、たくさんの人が準備作業中です。
さて私も「WABI-SABI」コーナーにあるブースで明日からの準備に取り掛かります。
JAPAN EXPO 伝統文化パビリオン
WABI-SABIコーナーの私のブースの看板です。
フランス語でメッセージが書かれています。何て書い
てあるかというと・・「私の作品をご覧くださり、あ
りがとうございます。何十億人が暮らすこの地球上で
こうして、みなさまと出会い確率はごくわずかで、ま
さしく偶然です。素材との出会いも同じです。
いくつかの偶然が重なって、私の手もとにやってきた
真珠や天然石、ムラーノガラスたち・・・・。それら
を見ているとワクワクして心が躍り、イメージが膨ら
み、形になっていきます。そして、身につける人を引
き立たせるパーソナルジュエリーとして生まれ変わり
ます。」
明日から5日間ここで頑張ります。
作品をまず壁掛け用の額にディスプレイ。
写真左の作品は「桜の舞 雅」。真珠を一枚一枚花びらの形に見立てて桜の花をつくり、
花芯にはキュービックジルコニアをあしらいました。
花嫁の胸元を溢れんばかりの桜の花で飾りたい・・ウェディングドレスを頭に描きながら
制作した作品です。
写真右はテーブル上にディスプレイした作品です。ベネチア芸術大賞を頂いた時の盾と
掲載誌もかざってみました。
左の写真は作品名「飛翔」。
ムラーノガラス・オニキス・スモーキークォーツ等で制作し
ました。ムラーノ島で手に入れたガラスアートの蝶の美しさ
に魅せられてデザインした作品です。
ブローチ・ネックレス・ロングネックレスの3点に独立して
使うこともできます。
右は作品名「Mediterraneo ~地中海~」。
海を想わせるベネチアガラスをトップに、
ネック部分は色の綺麗なトルコ石・水晶
・真珠などをあしらいました。
碧い・・・碧い・・・地中海のイメージです。
思っていたより速く設営が完成。明日からお客様をお迎えする準備が整いました。
ホテルに向かう専用バスは夜に出発するため、今日は展示会会場前の駅から
パリ市内まで地下鉄で帰ることにしました。
7月2日~7月6日の私のブース いよいよJAPAN EXPOが開幕です。
初日はホテルから専用バスが13時からの出発・・・。会場ではもうすでにお客さんがみえている頃・・・。
気ばかり焦る・・・。 地下鉄で先に行く考えも頭をよぎる・・・。
ここがジャパンエキスポの展示会会場です。
開場前の展示会場入口は長蛇の列だったそうです。
開場すると一斉にお客様が・・・。
会場に入ると、すでに展示会場にはお客様がたくさん!!
「WABI-SABI」コーナーに向かって歩いている途中にはセーラームーン、ワンピース、ナルト
など、日本で見たことのあるアニメのコスプレイヤーがたくさん!!普通に歩いてます (゚o゚;;
そしてここが伝統文化パビリオン「WABI-SABI」コーナー入口です。
「WABI-SABI」コーナーでは、書道・折り紙・人形などの日本の伝統文化の作家さんをメインに
彫金ジュエリー・写真・創作アクセサリー等の現代アートの作家さんも多数出展しています。
さぁ 私のブースも開店です。
右の女性は現地の通訳・みかこさん。フランス人の旦那様と2人のお子様とパリに住んで10年。
着物で来てくれました!
フランス語はまったくできない私(イタリア語なら得意なんだけど・・) 頼りにしてます。
さっそくフランスのマダムが来店です。
写真左は私の娘。今日は浴衣でお客様のご案内のお手伝いです。
カメラを向けると恥ずかしがるので娘が写っている写真はこの1枚しかありません。
ジャパンエキスポの伝統文化パビリオン「WABI-SABI」コーナーを管轄している美研インター
ナショナルから記録取材を受けているところ・・。
取材中に王女様がご来店でーす o(^o^)o
顔がブルー・・・・手もブルー・・・全身すべてがブルー・・まさに青の王女様。
長身でスタイル抜群!! 私の作品を手に取り興味津々のご様子。とても綺麗な王女様でした。
写真右のフロアースタッフが着用している法被もかっこいいでしょう。
フランス人形のようなキュートなお嬢様がご来店。
ワークショップに興味をもち通訳さんを交えてアクセサリー制作を体験中です。
私のブースではこのようなワークショップを開催し、希望の品を制作体験してもらいました。
後で娘に聞いたら「初音ミク」のコスプレイヤーだそうです。
私「ふ~ん・・そうなんだ」
で「初音ミク」って何者・・・?。
娘「ボーカロイドだよ。ボカロ!」
私「・・・?」 (-.-;) (-.-;) (-.-;)
日本の着物を着たフランスのお嬢様がご来店。 よく見ると丈の短い着物・・。
娘に聞いたら、日本のアニメ「銀魂」の九兵衛のコスプレだとか。
とても可愛らしいお嬢様でした。
フランスのマダム・・・・よく見ると腕に「太陽」のTATOO。
手出しは無用!! といった感じで、おひとりで黙々と作っていかれました。
前回のジャパンエキスポには作品だけを展示させてもらったのですが、
その作品を覚えていただいていたお客様がいらっしゃいました (゚O゚) (゚O゚)
私の作品が印象に残っていたようで、私に声をかけていただきました。
彼女が着ている着物は会場内にある着付コーナーで着せてもらった振袖だそうです。
とても美しく着こなしていました。
翌日もジャパンエキスポにご来場。日本が大好きで、エキスポ
開催期間中は出来るだけ足を運ぶのだそうです。
今日は私も娘に負けじと浴衣を着てきました。
いかがですか~。
3日連続の来場。
今日は彼女手持ちの着物を自分で着付けたそうです。
アッパレ!!
7月3日のセーヌ川ディナークルーズ 3日の夜、伝統文化パビリオン「WABI-SABI」を管轄する美研インターナショナルが主催
する出展者・出演者・現地報道陣向けパーティーに娘と一緒に参加してきました。
一番惹かれたのは「地元のテレビ・新聞・雑誌などのプレスの方々をご招待。セーヌ川を
眺めながら有意義な時間をお過ごしください。」との売り文句!!。
参加費は高かったけど、チョッと色気をだして参加してみました。
セーヌ河岸アルマ橋右岸より乗船して、シテ島方面へ2時間のクルーズです。
船内に入ると、ウェルカム・ドリンクにシャンパンが。美味しくいただきました。
出展者・出演者・美研のスタッフ・・・あれ? 地元の報道陣の方々は?
現地報道陣向けパーティーなのに、ご招待したけど来てもらえなかったのかし
ら・・・(T_T) こりゃ親睦会だ。
ということで、ディナーをやけ食い。
でも今回のディナークルーズには、WABI-SABIステージでダンスとビデオマッピングのコラボを
披露したTRFのダンサーSAMさんが参加してくれました。
地元プレスの方々がいらっしゃらなかったのは残念ですが、セーヌ川のクルーズを楽しむ
ことにしました。左の写真はこの位置でしか自由の女神とエッフェル塔を一緒に見ること
はできないそうです。
そして夜になり暗くなるとエッフェル塔が光り、光線が・・。
娘のジャパンエキスポ記念写真集 娘の最高のお気に入り写真。
笑撃のセーラームーン!! 真ん中のセーラーマーズは男性で左右は女性です(念のため・・)。
男性の足が一番きれい・・・・。
これは私も知ってるぞ! この麦わら帽子!「ワンピース」のルフィーだ。
私「もう一人は誰?」 娘「エース。ルフィーのお兄さん!!」 だそうです。
私「何? この人体模型みたいなのは?」
娘「進撃の巨人の巨人だよ。」 私「正義の味方なの? 悪者なの?」
娘「人間食べちゃうんだよ!」 私「・・・・・・・」
私「この女性のコスプレは何?」
娘「フェアリーテイルのエルザのコスプレだと思うよ」
やっぱりコスプレは綺麗なプリンセスみたいなのが良いですよね。
ゆるキャラで大人気の「くまもん」もパリ巡業中!!
去年に続いて今年もジャパンエキスポに参加していました。
「くまもん」のステージには大勢のお客さんが集まっていましたよ。
そしてトリを務めるのが
我らがゆるキャラの一番人気!! 「ふなっしー」がジャパンエキスポに初登場!!
その奇抜なアクションでパリっ子たちの度肝を抜いてました!!
日本でもマスコミで取り上げられていたみたいですね。
7月6日~7日 パリの自由時間 美術館めぐり 6日のジャパンエキスポ最終日は午前中でブースをたたみ、午後から翌日にかけてパリの
美術館めぐりをしました。
6日は第一日曜日なので美術館が無料開放されるのです。ということで6日はオルセー美術館に
行ってきました。 7日は念願のルーブル美術館へ・・・。
8日にはパリを離れなければならないので自由時間をおおいに楽しみました。
皆さんも良くご存知のルーブル美術館です。
ダン=ブラウン原作「ダビンチコード」で有名になった
ルーブル美術館の逆ピラミッドです。ルーブル美術館のショッピングセンター
「ルーブル・ド・カルーゼル」に設置された採光窓なのだそうです。
そしてルーブル美術館といえば・・・「モナリザ」ですね。こんな名画が無造作に展示してあります。
日本に来たら長蛇の列で絵の前を通り過ぎるだけ・・・。
そして「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」です。
フランス革命以降の世界史の教科書には必ず出てくる絵ですね。
「ミロのヴィーナス」の正面からの写真は皆様も見たことがあるはずです。
なので、側面と後ろからの「ミロのヴィーナス」をどうぞ!
美術の教科書にもでているドミニク=アングル作「グランド オダリスク」です。最初に展示された
時に長い背中と腕が批判されたそうです。
ルーブル美術館は、あのルイ14世がヴェルサイユ宮殿を建築するまで王宮として使用されていた
宮殿をフランス革命以降に美術館に改築したものです。
さて、次に訪れたのがオルセー美術館です。
オルセー美術館の建物はパリの万博博覧会に合わせて
建設されたオルセー駅の駅舎兼ホテルでした。それを
美術館に改装し1986年に美術館としてオープンし
たものです。
そのため美術館の中央ホールは駅舎時代の地下ホーム
の吹き抜け構造をそのまま活用した構造になっています。
ホール奥の大時計はオルセー駅時代からついていたもの
です。上の写真はオルセー美術館の時計台。
時計台の裏側は現在カフェとして営業しています。
都合8日間に及ぶ JAPAN EXPO in Paris 2014 伝統文化パビリオンWABI-SABIツアー
も無事終了しました。
現地の通訳さん・美研スタッフの皆さん 大変お世話になりました。
それではまた会う日まで!!
Au revoir !! 私の大切なお客様が、ブログで私の作品を紹介してくださいました。
私のイタリア思い出の旅ブログもアップしました。よろしかったら見に来てください。
私のジュエリーアクセサリーのホームページです。こちらも見に来てください。