2015年 1月 6回目の抗がん剤が終わり 一年が経ちます。
日帰り治療室の顔見知りになった看護師に 「おせわになりました。もう二度と来ませんニヤリ」なんて言える余裕もありました。 

  そして 手術前の説明がありました。
入院病棟の看護師と外来の医者との 説明の行き違いがあり 1日で天国と地獄をあじわいました。

医者の説明の前に 入院病棟の看護師から 入院の際の説明がありました。主人が一緒にきてくれました。
  もう左胸がなくなる覚悟ができていた私達でした。 
    でも… 
入院病棟の看護師は 
  乳房温存の患者用の資料をもとに 話をはじめました。 温存であればドレーン入らないし、容態が良ければ、退院も早いですよ  
なんて 笑顔で話されました。
  
その話し聞いた時は、もう うれしいなんてもんじゃなかったです。 抗がん剤が効いて 腫瘍が小さくなって、全摘じゃなくなったんだラブ
 って 舞い上がりました。(実際は 抗がん剤は効いてなくて 腫瘍も小さくなってなかったです)

次に医者の説明でした。待合室で 主人と 全摘じゃなかったね。よかったね。と ひと安心していました。
 
そして…医者から 手術の説明が ありました。
全摘の説明でした。リンパ節も 調べないで容赦なく切除でした。
看護師からの温存の話で舞い上がっていた わたしの頭には 医者の説明は 全く理解ができませんでした。

今だによくわからないけど、病院って 科が違ったり、病棟が違ったりすると つながりがないんですね…。  
医者や看護師にしてみれば わたしなんかたくさんいる患者のひとりなんでしょうけど  
わたしは 出会った医者、看護師だけを頼りしなきゃならないのに…  


愚痴っても しょうがない
ケ・セラ・セラ 
あと 9年 この病院で がんばらなきゃウインク