Lapicaのみちるです

18年前の今日
まだ淡路島に住んでいました

ごぉ~っという
地鳴りと
体を揺さぶられる感覚で
眠りから覚めました

突然 箪笥が
横たわる私の上に
倒れてきました

全く動けないまま
何が起こっているのか
理解出来ませんでした

まるで 床の下が
渦にでも巻き込まれたように
唸りをあげていました

その音と地の揺れは
長い長い時間
止まらず

私はただ
枕元で激しく揺れるドレッサーが
倒れてこないことだけ
祈っていました

やっと静かになった時
暗闇から父の声が聞こえました

なんとか 布団から抜け出してみると
私の居た辺りだけ空間を残し
箪笥が二つに分かれていました

キッチンでは
食器棚から食器が流れ出て
足の踏み場はありませんでした

2階に上がり
明るくなった窓の外を見下ろすと
瓦が落ちている家
崩れかけている家
砂ぼこり

18年経った今でも
あの光景は思い出されます



多くの人の悲しみ
地球の叫び

過去のものにしてしまっては
いけないと思います

目を背けてはならないと
思います

沢山の失った尊い命の上に
私達は生かされています

今を生きている私達が
この私達の地球のため
何が出来るのか

生きとし生けるものたちが
みんな平穏で 歓喜に溢れる
そんな未来にするために

ひとりひとりの想いが
世界を動かし 変えていけると
信じています

犠牲になった方々に
祈りを捧げ
また平和を願いつつ…
一日を終えたいと思います






















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