こんばんは。神やんです。
新年は実家に帰省し、同時に帰省していた甥っ子との関係をグッと狭める貴重な時間でした。
年に2度ほどしか逢えないのですが、逢ったときは実の親よりも懐いてしまって離れません。
年末にTVで見た映画『ホビット』3部作の影響で、神秘的な森を探検したいとのことだったらしく、神やんの母親から「どこか適当なところへ連れて行ってやれ。」と言われてしまいました。
野生児のお前なら深い森で安全な場所を知ってるだろ…とのことでしたが・・・。
小さいころから海や山や崖で遊んでいた神やんですが、安全な場所など知りません
仕方なしに、40年ほど前から使われなくなった林道に行くことに…
途中には手堀トンネル(街灯など付いてません)が2か所、橋の代わりに丸太が架けてある小川、使われなくなった農家の納屋が数か所点在する凡そ4.5キロのルートを探検することにしました。
リュックに水や食料等を詰め、念のために携帯用熊スプレー(熊はいませんがイノシシが出ることがある)を持っていざ2人で出発
甥っ子の学校生活や今後の夢など聞きながら30分程歩いてやっと林道の入口へ到着。
都会っ子の甥は自宅周辺に山など無くこんなシチェーションにテンションMAX
既に藪で道が消えかけていました。
万一イノシシに出っくわした際は、決して大声など出して興奮させてはいけないことや、目の前の木に登って避難すること、ルートに危険が予想された場合は迷わず撤収する事などを約束していざ入林。
林道に入る事5分ほどで最初の難関、小川に到着。
おっ 丸太橋が無いっ
ロープで小川を渡る甥っ子
水深が浅いので岩を数か所に敷いてロープを辿って渡ることに…
こんな場面でも神やんに似て全く動じません。
むしろテンションは上がる一方です。
無事に小川を渡り切り、微かに痕跡を残している道なき道を進むこと更に10分。
次に現れた光景は・・・
完全に道が崩れ去っていました。
昨年の台風でやられたのだと思います。
幅凡そ20メートル程に渡って土砂崩れの跡…
近くに迂回出来そうなルートがあるか確認していたところ発見した次なる光景は・・・
大きなイノシシの足跡です。
大きさも神やんの手のひらと比べるてわかるようにかなりの大物です。
しかもしゃがんで気づいたのですが、オシッコの匂いが残っているのです。
これはまだ通って間もない証拠。
さすがに危険と判断し、ここで探検は終了。
無事に帰還することができました。
それでも甥っ子はかなり満足気で、今日得ることができた僅かばかりのサバイバル感を大事に持って帰宅していきました。
これでまた二人の絆が深まりました。