西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズ 08/7/2 | 中華の足跡・改

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首位攻防戦の第二ラウンド。

連勝を狙うライオンズの先発は悩めるエース・涌井、対してファイターズは、不調なのか実力なのか、全然勝てていないグリン。

打撃戦の予感は、はずれなかった。


俺が球場についたのは、4回の表の攻撃終了時。

その時点でのスコアは、5-3。

序盤から試合が動いている。

ライオンズには栗山・中島のホームラン等があり、ファイターズは田中賢のタイムリーなどがあったようだ。

思ったとおり、両先発の出来がよくない。


5回の表。

先頭の3番中島が、まずはセンター前にヒット。

続くブラゼルが、ライト線にヒットを放ち、ノーアウト1,3塁とチャンスを広げた。

さらに5番のGG佐藤がきれいに1,2塁間を破り、タイムリー。

中村・後藤が倒れたが、8番の細川がレフト前に運び、この回2点目をあげた。


さらに、6回。

代わった歌藤から、中島がこの日二本目となるソロホームランをセンターに放り込み、1点を加えて8点目。

これがダメ押しになる、かと思われたが。


その裏、ファイターズも反撃。

田中賢がレフトオーバーのツーベースを放ち、一死後、スレッジのタイムリーで1点を返す。


ライオンズは8回から継投に入る。

3番の田中賢からという打順で、稲葉・スレッジ・小田と左が続く打線に対し、西武ベンチは岡本ではなく左の星野を投入する。

ところが、これが誤算。

田中賢にこの日4本目となるヒットを許すと、続く稲葉にもライト前に運ばれて1,3塁。

ここでスレッジに対し、痛恨のワイルドピッチ。ボールは大きくそれて、3塁走者の生還を許すと共に、1塁走者も一気に三進した。

スレッジはファーストゴロに打ち取るものの、バックホームをあせったブラゼルがファンブルし、タイムリーエラー。

スコアは8-6となり、2点差に詰め寄られてなおもノーアウト1塁とピンチが続く。

この場面でファイターズは代打に小谷野を起用。

ライオンズベンチも星野をあきらめ、岡本を投入した。

岡本はまずは小谷野をレフトフライに討ち取り、ワンアウト。

ところが次の稲田に四球を与え、得点圏に走者を背負う。

しかしここは岡本がセットアッパーの意地をみせ、8番鶴岡、9番金子を連続三振に切ってとり、ピンチを切り抜けた。

そして最終回は、クローザー・グラマンが3人でピシャリと締めて、ゲームセット。

ライオンズが逃げ切った。