巨星、堕つ | 中華の足跡・改

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中国から帰り、北海道に暮らしつつ、台湾とつながる生活。

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北海道の土産といえば・・・というと、まあ少なくとも5本の指には間違いなく入るであろう、『白い恋人』。

それがほぼ全ての店頭から一斉に消え去ってしまったわけだから、影響も少なくない。

買う側もがっかり、売る側も大損害、作る側も大打撃。


なにをやってるんだか、と、いったい何人の人が思ったことやら。

さんざん問題が出てきたところで、メーカーってのは、自分のところだけは発覚しないだろうとでも思って不正を続けているんだろうか。

なんともおそまつな話だ。


ま、今回の件。

アイスクリームの大腸菌とか、そっちはとりあえずおいとくとして。

白い恋人の、賞味期限偽装。

不正を擁護するつもりはさらさらないけど、やってしまうがわの気持ちもわからないでもない。

あんな焼き菓子の賞味期限が多少ひっかかったって、あんまり気にするほどのことでもないような、そんな気もしたりして。

何も、商品を全部撤去しなくたっていいのに。

とりあえずその辺の事情を承知の上で買いたいって客だっているわけだろうし、廃棄処分するのももったいない話だし。

だめなのかねぇ・・・。


「白い恋人」は、『白色恋人』という名前で台湾でも非常に高い知名度を誇っていて、今回の事件は台湾でもけっこうな話題になっている。

ということは、ウチの会社としても無関係ではいられないわけで。

工場見学とか体験とか試食ができる「白い恋人パーク」というスポットが札幌にあって、そこも台湾のツアーではよく行くコースになっていて、そこが急遽閉館になったからまた面倒。

さっさと再開してくれないもんかな。

見学くらいさせてやればいいだろうに。


そりゃまあ、悪事を働いた企業としては責任を取らなきゃならないのは確かだけど。

そのせいでさらに迷惑を掛けられちゃ、たまったもんじゃない。