北アルプス南北縦断・大縦走 ~4日目【針ノ木小屋テン場→鳴沢岳→種池山荘→冷池山荘テント場】 | 日々の日記(登山、機械式腕時計、クレカ・陸マイラー・沖縄・北海道、イタ車&バイクetc.)

日々の日記(登山、機械式腕時計、クレカ・陸マイラー・沖縄・北海道、イタ車&バイクetc.)

営業目的と思われる自ブログへの誘引とおぼしき読者登録は速攻削除します。

 4日目の9日(火)は地図上のコースタイムが10時間弱と7泊8日計画で唯一10時間を切る日ですが、またパワー切れによる体たらくを呈するとイケナイので4時半すぎには出発。
 実は地図を見ていると、扇沢に一旦下った方が1時間短縮できるので、昨晩まではそのルートで行こうかとも思っていたのですけど、朝起きるとこの4日間で一番の好天。テント場の人にも「扇沢に下る? これほどいい天気なら稜線歩くとキレイな景色が見られるし、1時間のことでもったいないですよ」と言われて、急きょ稜線コースに予定を戻しました。
 この日の区間で言えば、針ノ木から種池山荘までは未走破のルートであるのですが、今までよく利用した立山黒部アルペンルートのトロリーバスが通じている山の上を歩くことになるので、左の眼下には常に黒部湖を見ながらの縦走となります。

↓今日は快晴?


↓私の影と針ノ木頂上。


 結果から言えば稜線縦走で大正解。針ノ木岳あたりで日の出があり、スバリ岳、鳴沢岳と爽快な空中散歩を堪能。北アルプスの縦走をしているっていう醍醐味を感じられる素晴らしいルートです。

↓さて、稜線上の空中散歩と行きますか。








↓眼下には降りようとした扇沢が。


↓反対側には黒部湖が。


 同じ北アルプスの稜線上を縦走すると言っても、かなり区間ごとで負荷が違います。今回のルートで言うと、今日と明日に歩く針ノ木岳~鳴沢岳~種池山荘~冷池山荘~鹿島槍までは快適な空中散歩ができますね。あとは天狗山荘~白馬あたりも快適でしょうか。
 逆に2日目の烏帽子~南沢・不動岳~船窪岳、終盤の栂海新道はかなり負荷が高く感じました。

↓いやー、気持ちいいですな~!


↓8日間で唯一自分が写った写真(笑)。


↓新越山荘着。


↓昼にチャーシュー3倍ラーメンを食べる。うまかった!


↓総じて期間中、長野側から雲が発生していたような・・・?


↓このキイチゴ?ヘビイチゴ?は行程中よく見かけたのですが、熟れていないと食べられない・・・


↓対照的にブルーベリーはどれも美味かったです。


 さて、種池山荘までの道でもブルーベリーを食べながら進み、昨年も歩いた種池山荘からの道をゆっくり歩きます。テントを張る冷池山荘には16時前に到着しました。
 受付をしようとすると、“テント夕食”の文字が・・・ つまりテント張って夕食は小屋のご飯が食べられるというものですが、もう3日間アルファ米ばかりだったので夕食は小屋にお願いしました。

↓遠くに種池山荘が見えて来た。


↓到着。


↓次に爺が岳を目指す。


↓ガスってきましたが、冷池山荘までもうすぐ・・・


↓到着。


 一旦テント場に向かいますが、これがまた小屋から遠い・・・ PEAKSに“小屋から1分”なんて書いてありますが10分かかりました。オマケに水場なし・トイレなし・・・ 水はプラティパスの2.5リットルを2つ持ってきているので明日の朝の調理分を最初から汲んでいけば問題ないですがトイレは“キジを撃て!”と言っているようなものです・・・ もよおした腹は10分も待ってくれませんから(笑)。

 さて、テントを張って一旦夕食のために小屋へ降り、ここぞとばかりご飯も味噌汁も3杯おかわり(笑)。やっぱアルファ米とは違っておいしいです。これで明日のパワー不足は少しは解消されることでしょう。

 尚、新越山荘の前(小屋の中はNG)や種池山荘、冷池山荘では携帯の電波が通じました。

↓テント場。ロケーションは良いが風も強い。


↓夕食です。



 行動時間:針ノ木小屋04:37→06:30スバリ岳06:30→10:23新越山荘10:59→13:27種池山荘13:50→15:54冷池山荘