La La Land (2016)

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上映時間 128分

 

 ハリウッドに夢を追いかけてきた若者のロマンスとその夢への道のりを音楽とダンスで綴る作品。

 

 ストーリーはいたって単純。よくある話。ミュージカルはその方が楽しい。ストーリーを追うのが大変な作品だと、歌やダンスを楽しめませんからね。冒頭の渋滞するハイウェイシーンは躍動感にあふれていてよかったですね。

 

 ダンスと歌に限って言うと(作曲賞・歌曲賞もオスカーをとっていますが)、昔のミュージカルと比べると、ゴージャス感が足りないように感じました。もっとも、昔はミュージカルジャンル作品が数多くあったから、ダンス・歌の達人(ジーン・ケリー、フレッド・アステア、ジンジャ・ロジャース)が大勢いました。でも、映像ではロマンティックなシーンが凝っていて、特にふたりが宇宙でダンスするシーンはとても印象に残りました。ライアン・グスリング、エマ・ストーン両名とも、流石ハリウッド俳優さんらしく、歌もダンスもこなします。

 

 また、ラストの描写がとてもユニークで、人生のほろ苦さを感じるとともに、ストーリーに陰影がついて面白かったです。

 

 また、昔懐かしの作品や俳優さんの絵、写真が数多く使用され、華やかなりし時代のハリウッドへのオマージュも感じました。

 

 重苦しさのない、シンプルに楽しい作品でした。

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脱毛週間

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 抗がん剤の副作用で一番恐れていたのは、吐き気だったのだけど、この度は一度もそういうことはなく、倦怠感、手足のしびれが若干という程度で済んでおり、ある一点を除き健常時と同じ生活が送れています。仕事もフルタイムで大丈夫ですし、ロシア語サークル、ヨーガ教室も再開しました。ヨーガについていえば、うつ伏せや背中をそるポーズは下腹の傷口が若干ピリピリするので、適当に自分で加減しながら参加しています。コブラのポーズは厳禁ですわ。

 

 ところで、「ある一点を除き」と書きましたが、これが脱毛です。

 

 シャンプーすると排水口が真っ黒の毛だまり、手櫛で髪をすくと30本くらいの抜け毛が指にまとわりついてきます。映画「私の中のあなた」で出演していた母親役のキャメロン・ディアスのようにバリカンで剃ってしまえばいいかなぁと思ったりするのですが、それをすると1~2ミリの毛がパラパラ落ちて繊維の中など、どこへでも入り込みかえって始末に悪いそうです。ある程度の長さがあったほうが、掃除がしやすいようです。

 

 早く抜けきってくれないかなぁ。そうしたらウィッグを被れるのだけど。

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レビューしていない作品の覚書

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ここのところ、闘病カテのような記事ばかり書いてしまいました。

事実は小説よりも奇なり・・・とはちょっと違いますけど、現実に起こっていることが、あまりに強烈で映画の話は自分から遠いものになっていました。入院前の昨年年末、今年の1月に見た作品もあるのですが、体調が最悪だったのでレビューもせずそのままに放置しておりました。

 

覚え書きとしてタイトルと一言感想を書いておきます。

 

ファンタスティック・ビースト   

普通に楽しい娯楽作品でしたが、ハリー・ポッターのスピンオフとして1,2本ならともかくシリーズは厳しいという印象。

 

トランボ             

これは面白かった。ハリウッドの赤狩り時代。映画館全盛時代の空気感が好き。また、トランボが腰痛のため、バスタブにつかりながらタイプライターを打っていた姿が印象的でした。手作業感がスゴくいい。

 

バイオハザード・ザ・フィナル             

ミラさんお疲れ様でした。ちゃんと第1作に戻ってオールドファンも喜ばせてくれます。

 

ローグ・ワン         

「さらば、宇宙戦艦ヤマト」のように暗いぞ。第1作(エピソード4)の明るさが欲しかった。作品の最後の方でレイア姫が登場したのは嬉しい。でも、年末、キャリー・フィッシャーさんが亡くなりショック!あの気の強い姫さんは、キャリーさんなればこそだったなぁ。

 

湯を沸かすほどの熱い愛    

これを見たときは、自分の病気がおそらく癌だと気づいていたので、主人公の姿に「自分は何をすべきか・・・」なんて思っていました。それはともかく、宮沢りえさんの肝っ玉かぁさんぶり、オダギリジョーのへたれ亭主ぶり、いじめられっ子娘の成長、そして、昭和の香りたっぷりの銭湯のたたずまい、ぐっときた作品です。

 

ドント・ブリーズ    

 これは面白かった。久しぶりにハラハラ、ドキドキしました。うまいなぁ。

 

この世界の片隅に           

深い作品でした。特に主人公の声をあてたノンの演技はとても印象に残りました。

 

沈黙     

退院後初めて見た作品。15年ほど前に原作を読んだ時も作品に跳ね返されましたが、本映画作品にも入っていけませんでした。自分の中で「なにか誤魔化して感じないようにしたい」という無意識の抵抗があるように思います。映像は素晴らしく重厚でリアリティーがありました。

 

 今日はLaLa Landを見てきましたがレビューはまた後日。ともかく、楽しみました。宇宙でのダンスシーンはとてもロマンチック。

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 初回の抗がん剤治療は副作用等をみるため、入院することになった。

 

先日埋め込んだCVポートを使って、抗がん剤のパクリタキセル(タキソール)とカルボプラチンを点滴する。前者で3時間、後者で2時間、これら前後に生理食塩液やら何やら数種類の点滴をする。

 

 

 

 まずCVポート。針をさす時は腕にさす時と痛みはさして変わらず、点滴中は両腕が自由なので行動が自由。液漏れの心配がないので安心。(抗がん剤って劇薬だから、薬剤を扱う看護師さんは手袋はもちろんのことビニールエプロンにゴーグルのようなメガネをつけている、そんな薬を身体に入れるってちょっと怖いね。その上、指示書に書かれている抗がん剤の名前の前に【毒】っていう印字も恐ろしいぞ。)

 

 

 

 当日、2日目の副作用は、拍子抜けするほど何もなく、朝は歯を磨きながら浅くスクワットを80回もやって元気一杯だった。一番恐れていたのが「吐き気」だったので、これがなかっただけで超ラッキー!と喜んでいたのである。もっとも、とってもお高い吐き気止めのお薬も飲んでいましたから。

 

 

 

 ところが、3日目から倦怠感に襲われ、ともかく眠たい。いくらでも眠れる。起きていると疲れるという症状。4日目となると、それに加え手足(末端)のしびれに若干痛みが加わっているという状況。来週月曜日から出勤なのだが大丈夫だろうか?

 

 

 

 仕事を続けながらガン治療をしていきたいと思っているけど、心配事が次々に胸を去来する。健康な時だって、難しくてなかなか進められない案件があるのに、こんな状態でやっていけるのかなぁ・・・