ボトルストーリー~プロローグ~
レッドとレッドのコンビネーションの
『エナジーボトル』
いきなりですが
私はニュース以外はテレビをリアルタイムで見ることは少なくて
ハードディスクに撮りだめしておいて
随分たってから見るのが日常です
最近、スタジオジブリ作品
そして、宮崎駿監督最後の作品
『風立ちぬ』
公開時に、朝の情報番組ZIP!とコラボした番組を見ました。
(ということは、1年以上前の番組を今さら見たわけですが。。。)
その中で、予告の映像が流れたのですが
「かつて、日本で戦争があった。
大正から昭和へ、
1920年代の日本は、
不景気と貧乏、病気、
そして大震災と、
まことに生きるのに
辛い時代だったー」
という字幕と
主題歌の「ひこうき雲」が流れ
主題歌の「ひこうき雲」が流れ
最後の方で映し出されるのが
「生きねば。」
という言葉。
エナジーボトルを見たときに
浮かんできたのが
この言葉でした。
どんなに生きるのが辛くても
私たちは、生きなければならない
という強いメッセージ。
エネルギーの象徴であるレッドをあらわすメッセージだと思います。
私はこの映画を、宮崎監督が引退を発表してから観たので
そのメッセージがとてもこころに響きました。
そして、ストーリーと松任谷由実さんが歌う
「ひこうき雲」
の歌詞がとっても合っていて。
この曲は、若くして亡くなった小学校の同級生を思い制作されたそうです。
命は自分一人のものではなく
生きたくても生きられなかった人の分も含まれているんですよね。
生きねば と思えば
不平不満を言う前に
どんな些細なことでも
今できることをやろうとするはず。
あらためて
『風立ちぬ』という作品は
宮崎監督の引退を飾るのにふさわしい作品だったと思いました。