ダメンズ
「旦那さんはダメンズでは?」
というコメントを頂いた。
ふむ。
『ダメンズ3大要素』
①経済感覚がない(借金する)
②コミニュケーション能力が低い
③マザコン
世間で言われているダメンズの定義で、夫は①しか該当しない。
しかし
①経済感覚がない
②片付けられない症候群
③女グセが悪い
夫は、やっぱり常識的な感覚で見れば『ダメンズ』と言っていいだろう。
夫の『ダメンズ』っぷり、これは何度もお話してきたが
私は、承知の上で結婚した。
私はなぜ『ダメンズ』と結婚したのか・・・
私は、独身時代、たいそうたいそうモテた。
ずーっとずーっとモテモテで生きてきた。
ま、これは過去の栄光。現在は浮気されてる妻だ。
所詮、「『負け犬』のたわごと」。
夫との結婚を決めた時期にも
2人の男性から、真剣交際を申し込まれていた。
世の中では、完璧なエリートとといっていい男性達だった。
夫も職業だけで言えば、エリートの部類に入るだろうが
なんたってダメンズだ。
それでも、私は2人のエリートではなく
ダメンズの夫を自らの意思で選択した。
ダメンズの夫に私からプロポーズしたのだ。
夫との交際期間も
更なる男性を求めて、出会いを大切にしてきたし
もちろん合コンには励んでいた。
けれど、他のどの男性よりも
夫と一緒にいる時間は、心地良かった。
一緒に居るだけで幸せとか
一緒に居るとホッとするみたいな類のことではない。
私が物事に抱く興味の方向性は
少々変わっていると言われることが多かった。
私が物事に対し疑問に思ったことについて
「ららちゃんて変わったこと考えるんだね」と
優しく笑うだけで、質問についての解答のない男性が多い中
夫はいつでも私が納得のいく答えをくれた。
夫とは興味の方向性、楽しいと思う事が似ていると感じた。
これは、『笑いのツボ』が非常に近いということだと
私は思っている。
それから、私は「食」についてウルサイ。
私は、出された料理について
あーでもないこーでもないとブーブー話す。
決して、マズイから文句を言うのではなく(文句の場合もあるか)
料理について
「この塩は旨味があるから岩塩?」「これはどこ産の豚かしら?」
「このお出汁は何の食材をつかってるんだろう?」とか。
過去、ある男性と食事に出掛け、いつもどおりブーブー話していたら
「美味しいじゃんっ。いちいちウルサイ」と一括された。
しかし、夫は私以上にあーでもないこーでもないとブーブー言う。
そして、夫と私の舌は、ほんとに近い感覚を持っている。
ようするに、「オイシイ!!」と思うものが一緒なのだ。
夫は、私にとって
食べることを本当に一緒に楽しむことができる相手なのだ。
私が、夫を一生一緒に生きていきたい相手として選んだポイントは
『笑いのツボ』が近いことと『胃袋の感覚』が似ていること。
このポイントを友人の既婚男性に話したら
「くだらない。ウチの夫婦はそのどっちも似ていないが
そんなことは思いやりでカバーできる」と言った。
しかし、このふたつのポイント、くだらないと侮るなかれ!!
これは極論だが
自分が可笑しくて可笑しくて爆笑しているときに
相手がつまらなそうにしていることは、ひどくつまらない。
自分がオイシイオイシイと食しているものを
相手はマズイからと手をつけないことは、ひどくつまらない。
面白くないことを、無理に笑うとか
マズイと思うものを、オイシイと言って無理して食べるとか
ラブラブな時にはそれもできると思う。
けれど、日々継続される生活の中で
その無理は拷問へと変わっていかないか?
実際、この手のことでの不満は
多方面の妻達から良く聞く不満だ。
「くだらない」と豪語したその男性は、結婚して2年で離婚した。
離婚の原因が、このポイントであったかは定かではないが・・・
「思いやり」と「我慢」を穿き違えた!!と私は睨んでいるのだが。
ダメンズ①経済感覚がないのは
今さら私がどうすることもできないが
夫は稼ぐ能力はある。仕事は有能だ。
ダメンズ②片付けられないのは、私が片付ければいい。
ダメンズ③女グセ これはお手上げだ。
けれど、浮気ならば終わりがある。
だけど、だけど
面白いと思うこととか、舌の感覚や食事の楽しみ方というのは
なかなか合う男性を見つけるのは難しい。
そして、それは一生ついて回る。
現在の夫は、桜さんとの繁殖時期にあり
(実際に繁殖されるのは困るのだが)
一緒に笑うようなことも少ないし
なかなか一緒に食事をとることもない。
けれど、ひとたび浮気が終われば・・・・・・
どこのよその旦那さんよりも、アクティブかつアグレッシブに
私とキキのために動き回るはず。
浮気した自分へのペナルティーか狩猟民族の性分なのか
休みの日に、ウチでゴロゴロしていたりするようなことはないだろう。
『笑いのツボ』が近いから
私が楽しむこと喜ぶことを的確に探し出し甲斐甲斐しく働くはずだ。
「ららちゃんのご飯が一番おいしいね」
「一緒に食べるのが一番楽しいね」
「家族って素敵ね」などと
バカみたいな満面の笑みでバカみたいにしみじみ語ったりする。
『胃袋の感覚』が似ている夫とは
また、オイシイと思うものを、同じ感覚で楽しく食べることができるはずだ。
(・・・・もちろんこれは、桜さんとのことが今まで同様
「浮気」だとしてだけど。)
だから
「ばっかじゃないの このオッサン」という思いが消えることはなくても
私はまた、夫との時間を心地よいと思えるようになるはずだ。
酒乱の夫を持った妻みたいだな。
飲んでないときはいい人なんですけど・・・みたいな。
夫婦にはそれぞれ結婚の決め手みたいなものがあるだろう。
私にとっては
このふたつのポイントでダメンズ夫を選んだことは
この現状においても、間違ってはいないと思っている。
今後、私の気持ちがどうなっていくか
夫がどこへ向かっていくのかはわからないが
今までのことで言えば
バレバレの浮気をしておきながら、それが終わると
ヌケヌケと「家族って素敵ね」と満面の笑顔で言うバカ夫は
シラ~とぬかりなく騙し続けることのできる男性よりは
可愛いもんだと私は思う。
このお間抜け具合はダメンズの夫ならではだし
この感覚はダメンズ好きの私だからかもしれないが。
独身女性の皆さん、ダメンズを敬遠するなかれ。
自分が大事だと思うポイントさへ抑えていれば
世間の常識なんて、夫を選ぶものさしにはならない。
むしろ、世間の常識なんかで選んだりしたら
「裏切られた」「騙された」みたいな恨み節を言いたくなる気がする。
私もこんな状態で、何言ってるんだか・・・・・・
ただ、よーくよーく観察したうえで
自らプロポーズして手に入れたダメンズ。
そうそう簡単に捨てられない結構お気に入りの珍獣なのだ。
とはいえ、夫が別れたいならお別れする。
そんなに執着することもない。
ダメンズなんだから・・・・・・・・・・




