ストレス発散するだけじゃ解決しない | 心に明かりが灯る言葉たち

心に明かりが灯る言葉たち

俯いた心、しぼんだ心、前向きになりたい心・・・
 そんな心に明かりを灯す、
 励ましの言葉や勇気がでる言葉を書いてます。

 たまに趣味で歌詞も投稿します。

ストレスを溜めるのはよくない。
誰でも知っているし、だからみんな、
いろいろとストレス発散をする。

飲みに行く、友達と騒ぐ、カラオケにいく、
自然に触れる・・・

それはそれで必要なことなのだが、
同時に、ストレスの原因となっている
根本的な理由を解消する必要があると思う。

上司に不満があることがストレスなら、
転職をするとか、その上司より上にいくとか、
あまりにもその上司が酷いなら、
酷い証拠を集めて、人の上に立つ資格なしとして、追放するか。

「そんなこといっても無理・・・」

「家族もいるし、リスクは犯せない・・・」

などと言ったら、そこで思考がストップしてしまう。

それで納得できるなら、なんの問題もない。
しかし、納得出来ないから、ストレスになっているはず。
その状況を変えるには、変えるための行動をする必要がある。


我慢したところで、ストレスが溜まり、
それで体を壊し、寝込んでしまったら、
それこそ家族に迷惑がかかる。

我慢すればいい、というものじゃない。
それが大人だと思うなら、それも考えものである。
大人なら、自分の人生に責任を持ち、
状況を変えるために行動する。
状況に流されるだけでは、子供と変わらない。


ストレスの発散はしつつ、
その原因となっている状況を変えるのである。
それは、「誰か」にお願いするものではなく、
「自分」でやること。

自分以外に、自分の状況を変えることはできない。

誰かにキッカケをもらっても、そのキッカケを活かし、
状況を変えられるかどうかは、自分次第。
動かざる得ない状況になっても、
変化を受け入れ、自ら行動できなければ、何も変わらない。

自分のストレスはなにか。
ストレスの原因になっているものはなんなのか。
それを解消するためには、どうすればいいのか。
そのために今できることはなにか。

自分だけで答えが出ず、誰かに相談しても要領を得ない、
相談する相手もいない、というなら、本を読めばいい。
同じような状況を乗り越えてきた人の話が、ヒントになるかもしれない。
全然関係ないと思った本から、答えが導き出されるかもしれない。
本屋にいってみれば、今の自分に必要な本が、自然と分かるものである。

何もしなければ、何も変わらない。
一歩でも進めば、見える景色は変わる。

自分で考えもせず、行動もしない人間の人生がよくならないのは、当たり前。
当然の成り行きである。
そこに不満をいうほうがおかしい。

納得のいかない状況を変えるにはどうすればいいか。
考えて、答えを見つけて、行動する。
その当たり前のことをできるかどうかが、
死に際の後悔をするかしないかの、分かれ目にすらなるのである。