累加法の計算結果と一致する非累加法(工業簿記・原価計算Ⅱ 7日目) | 暴走・迷走観察日記

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特亜やメディア、政治の暴走・迷走っぷりを毒多目で好き勝手に批評していきます。

累加法 に続いて非累加法です。


非累加法とは、「工程別計算を工夫することにより、完成品原価や仕掛品原価の中にどの工程で生じたコストがいくら含まれているか、その内訳がわかるように原価の集計を行う工程別計算の方法をいう」とテキストにはあります。


コレを読んでパッとイメージが頭に浮かんだ方は、尊敬します。

残念ながら自分は何を言っているかまったくわかりませんでした。


理解しやすいように累加法でも勘定連絡図を書きましたが、非累加法の勘定連絡図も書いて比較してみました。



これが累加法勘定連絡図で



簿記1級噛み砕き学習ノート

こっちが、非累加法勘定連絡図です。



簿記1級噛み砕き学習ノート

2つの勘定連絡図を比べると、大きな違いは

①非累加法は、材料勘定/加工費勘定が、第1工程費と第2工程費で分かれている

②累加法では第1工程-仕掛品の完成品原価を前工程として、第2工程-仕掛品に振り替えている(累加)が、非累加法の仕掛品勘定は、第1工程費を前工程費としない。


の2点でしょうか。

累加法に比べてあまり直感的にイメージ出来ないのは自分だけでしょうか。


非累加法のメリットは、先程も書きましたが

・仕掛品原価の中にどの工程で発生したコストがいくら含まれているか、内訳を明確にできる

ということのようです。

確かに勘定連絡図を見る限りでは、累加法と比べてコスト構造が明確になるような気はします。


そしてちょっとやっかいぽいのが、非累加方の計算方法が

1.累加法の計算結果と一致する方法

2.通常の非累加法

と2つあることです。

わざわざこんなして複雑にする必要があるんですかねぇ(*´Д`)=з


テキストの設例では、「累加法の計算結果と一致する方法」で解説しています。


累加法との違いを見ると、

原価データの月初仕掛品原価で、累加法:第2工程の前工程費→非累加法:第2工程のA原料費と加工費(第1工程)

と分けて書かれています。

原価の按分計算でも、累加法:前工程費 完成品→非累加法:(第2工程)A原料費/加工費の完成品と分かれて計算しています。

計算を分けることで、非累加法のメリットであるコスト内訳の明確化を実現しているのでしょう。

それ以外の計算は、累加法との違いはないようです。


通常の非累加法については長くなったので、次で勉強したいと思います。


※通常の非累加法は、「累加法」や「累加法の計算結果と一致する方法」と計算結果が変わってくるんですかね?





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