ふっこです。
私事にはなりますが、
今日は息子の11回目の誕生日。
一人息子ですので、
11年前の今日が
「母親」になった記念日
でもありますｗ
シングルマザーなので、
まあ出産前から色々と
すったもんだはありましたがｗ
安定期に入ってから実家に戻り、
9か月目までは仕事を続け、
予定日よりも17日早く、
退職して1週間で
スピード安産でした。
あれから11年。
息子が5歳までは
とにかく迷いと不安で
いっぱいでした。
周りの子よりも体は大きいのに
発育はかなり遅れ気味で、
何が「正しい」のかわからない中で
沢山迷ったり、
息子に価値観を押し付けたり、
家族と育児のやり方でぶつかったり。
特に3～5歳はこだわりが
あまりに強すぎる息子に
キレまくった期間でしたね～。
1歳すぎから保育園でしたので
仕事があることが育児の息抜きになり、
リフレッシュできてありがたかったですし
息子も家の中以外の世界を
体験することで
より個性が際立って、
今では愛されキャラ全開で
周りから可愛がられながら
ブイブイ言わせていますし、
私もまた息子の個性を
早くから認識できたことで
今ではすっかり
子育てがノーストレスに。
それは、仕事仲間の鑑定などで
息子をより深く理解できたことも
とても大きかったです。
（かなり型破りな息子なので。笑）
息子と向き合えば向き合うほど、
彼から学ぶべきことが見つかり、
今では「大師匠」と
ひそかに尊敬しつつ、
「親子」
という関係性を
楽しんでいますが、
出産した時には
息子とどんな人生が
待っているかなんて何ひとつ
わかっていませんでしたので、
人生は面白いもので。
「始めるとき」
「一歩踏み出すとき」
には、
全てが推測できてなくたって
見通せなくたって
「案ずるより産むが易し」
とは本当に上手い表現だなと。
思考が推測する世界よりも
はるかに予想外の現実が
必ずやってくるものですし、
何が起こったとしても
「親子」
であることは一生変わらないので
それ以上何かを
ちゃんとしたり
ちゃんと教えたり
ちゃんと導いたり
そんな制約を母親だけが
抱える必要なんて、
ないのだと今は思えます。
子育てや向き合い方に
悩んだりストレスを感じたり
責任を感じすぎて苦しんでいる
お母さま方も、
少なくないように感じます。
「子供がこうなってしまったのは私のせい」
そんな風に考えて
もしも苦しんでいるのなら、
それは、半分は当たりで
半分はハズレです。
もしも、
お子様が何か問題行動であったり
親を困らせるような素行を取ったりしたら
それは大切なことをあなたに
知らせてくれているだけ。
気付かせようとしてくれているだけ。
だから「失敗」とか
そういう意味に受け取って
自分を責めるのではなく、
「この子は何を伝えようとしているんだろう？」
と自分に向き合うんです。
その答えが見つかれば
必ずね、あなたが笑顔に
なれるはずなんです。
これは私の感覚ですが、
子供って、親のために
生きてくれてるんだな～と
思わずにはいられません。
親が笑顔になれるように
より心地よく生きられるように
より幸せを感じられるように
「それは違うよ」
「そうじゃないよ」
「もっと笑って」
「もっと自分を大切にして」
そんなメッセージを
「その子なりの表現」で
親に伝えていると思うのです。
よく、
「お母さんが笑顔になると家族が笑顔になる」
などと言いますが、
本当にこの通りで。
お母さんが笑顔だと
家族が安定します。
お母さんが無理をしなくなると
家族がゆったりします。
だからまずは、
子供よりもまず自分を
大切にして欲しいなと。
それは、子育てを放棄しろ
と言っているのではなく、
やるべきことはやりつつも
（食事や排せつの世話、安全性の維持など）
お母さん自身がもっと
心にゆとりが持てるような
環境作りを心掛けて
家族の助けを借りたり
家庭のルールを決めた方が
圧倒的に上手く回ります。
「そんなことできない」
「きっと無理」
という思い込みこそを
取り除いて欲しいなと。
あとは、いい意味で
「お母さん」
という役割に縛られないこと。
お母さんである前に、
私たちは一人の「人間」であり
「女性」でもあります。
お母さんという役割に
縛られたりすがったり
そこに居場所を見つけてしまうと
子供が人生の主役になります。
そんなはずがないのに
子供に自分の人生を投影して
期待し、落胆し、コントロールを
してしまいがちになります。
それも立派な「他人軸」です。
子供とはいえ、
一人の人間です。
子供には子供の人生があり、
それは親であっても
コントロールは許されません。
特に、母親の存在って
「最後のとりで」
だと思うのです。
社会の中で色々頑張って
もしかしたらこの先失敗や挫折も
するかもしれない子供を、
ただ、無条件に
いつでも受け入れられる
絶対に拒絶をしない、
揺るぎなく温かい存在
それが母親という存在ではないかなと。
だから、日頃から色々と
心配とか先回りとか
干渉とかこまごまとしたお世話は
してもしなくても
大きな問題ではなくて、
それよりも
日常のあれこれを通じて、
・子供を結果でジャッジしない
・子供を兄弟や他人と比べない
・何があっても守る覚悟を決める
・何があっても愛し続ける
その意識を育てていきながら、
子供と向き合い続ける。
それは実は、
自分自身との向き合い方
にも共通しているもので、
子供と向き合いながら
・自分を結果でジャッジしない
・自分を他人と比べない
・何があっても自分を守る
・何があっても自分を愛し続ける
ということを学べるのが
子育ての一番の醍醐味にも
思えたりするのです。
もちろん、全てのご家庭を
知っている訳ではないので、
あくまでも私が知る限りですが。
子育てに「正しいやり方」なんて
この世には一つもなく、
その親子ごとに
「正しさ」があるだけ。
なので、周りの情報に
流されるのではなく、
一人の人間対人間として
子供と向き合い、会話し、
理解しようと努力し、
その上で一緒に
家族や親子のルールを
決めていけばいいと思います。
そのやり方がたとえ
周りから見たら非常識だとしても
お互いが心から笑顔なら
それでいいのでは？
それ以上に大切なことなんて
「世間」とか「常識」の中には
決してありませんから。
あなたのやり方を信じ、
子供の生きる力を信じ、
家族の絆を信じ、
揉めたっていいじゃないですか。
怒ったっていいじゃないですか。
わかりあえなくたっていいじゃないですか。
円満じゃなくたっていいじゃないですか。
共に分かち合った
経験や時間の積み重ねが
その家族や親子の「絆」で、
その内容がどんなものであれ
それが「親子の証」なのですから、
それ以上の評価を
誰かに求める必要って
あるでしょうか？
子育てに正解なんてありません。
何が正解だったかなんて
一体いつになったら
証明できますか？
そんなことを心配する前に
自分の人生を生きることに
もっと意識を向け
努力を繰り返す方が、
よっぽど笑顔が増えると思います。
もちろん、ここに書いたことは
私のつたない11年の経験から
感じたことや大切にしたいことなので、
感じ方は自由です。
私は、子育ては、
人生をかけた学びだと
いつも思います。
母になれたことで
沢山の学びをくれる息子と
出会えたことに心から感謝。
お母さん12年目も
楽しみたいと思います♡
ではでは。
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