リハビリへ | しお母ちゃんと一緒に

しお母ちゃんと一緒に

2013年4月3日、最愛の母が肺腺癌ステージⅣ
余命半年と宣告されました。

闘病の末、2013年8月26日に天国へ旅立ちました。

残してくれた沢山の愛と教えを胸に刻んで
前を向いて生きたいです。

病院へ行くと、
リハビリの先生が居た

明日からベッド上でリハビリを
することになったそう
状態が安定してる証拠だっ!!グッド!

しお母ちゃん、体操だと思ってるようで、どこかの体育館へ行けると思ってたみたい(笑)

しかも「あんたも明日来て、一緒に体操しなさいよ」だってさショック!


肺の穴もふさがって、意識もハッキリしているそう。両手の繋がれた紐も取れていて良かった音譜

しかし、パグ先生に呼び出され、説明室へ....

○仙骨付近に床ずれが出来てしまった。だいぶ、かさぶたになってきたので、もう大丈夫。毎日清潔に洗って1日何回も体勢を替え、薬もつけている。

○先ほど、看護師から
「癌を抗がん剤でやっつけたから
もう心配要らないと言った。
看護師や医師に口裏合わせて欲しい」と頼まれたが、それは出来ない。
もし、お母様がまた体調が悪くなった時に、「話が違う、どうして」と疑問が出てくる。しかも、その時また大きなショックを受ける。
嘘は、良くない。
でも、「良くなってるよ」と言うのは、良い

はぁ....

私は、ただ、しお母ちゃんの生きる気力を持たせたかった。

生きる!!生きられる!!と思って欲しかった。

抗がん剤に頼らず、少しでも
楽に、しお母ちゃんらしく
余命をまっとうして欲しい。
それが私の希望。

パグ先生の言っている事は
100も承知だし、
先の見えない入院生活を
生きられるために頑張ろうと
思って欲しかった

パグ先生も、私の気持ちをやっぱり100も承知で話している。

私のやりきれない気持ちも
理解してくれている

でも、「癌は、もうやっつけた」は
ダメなんだ、と.....

病室に一緒に戻り
パグ先生は、またしお母ちゃんの手を握って「良くなっていますからね」
と言ってくれた。

そして「S先生は、来週異動してしまいますが、僕がちゃんと診ますからね。」と。

しお母ちゃん、もうS先生が嫌に
なっている。あれだけ良い先生なのに...あれだけ信頼していたのに...

「S先生は、ホラ吹きなところがあるでしょ。だって抗がん剤入れて、副作用が無くなったら、鎌倉帰れるって言ったのに。」

とパグ先生に言った。

自分の身体がどうなっているのか、
心不全や呼吸不全になって
危険な状態を救ってくれた事はわからないよう。

パグ先生は、ただ手を握ってうん、うん聞いてくれてた。

それにしても
よく聞き取れないけど
本当によく話せるようになったラブラブ!







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