LADです。今日も暑かったですね。ガレージの隅で、カナヘビが日向ぼっこをしていました。しっぽが長くて、先日玄関横にいた子とは、別なようです。
以下、長文です。
現在上映中のアメリカ映画「パワーレンジャー」のヒーロー5人の中に、自閉症スペクトラムの青年がいるというのを聞いて、観に行ってきました。ちょっとネタバレです。
ブルーレンジャーのビリーが、自閉症の青年でした。映画の中でも、自分で「僕は、自閉症スペクトラムで、脳の構造が普通と違うんだって・・・」という、告白をしていました。告知は済んでいるが様々なことに、困り感があるという設定ですね。
ビリーは、内気で、雰囲気を読めない、色鉛筆を並べるのが好きで、自分の好きなことをしゃべり続けてしまい浮いてしまう、いじめられっ子の自閉症スペクトラムの青年でした。
「パワーレンジャー」は、20年ほど前に日本の戦隊もの「ジュウレンジャー」が、アメリに渡って、登場人物を替えてヒットしたものです。その当時から、性別や人種的差別の無いように、キャストが変更されていました。
日本では、男性四人に、女性一人のチームでしたが、アメリカに渡った時、男性三人に、女性二人、さらに、白人や黒人、アジア系に、ヒスパニック系の俳優を起用していました。
今回の映画版「パワーレンジャー」は、様々なバックボーンを持った主人公の高校生達がチームを組み、理解を深めていく成長物語でした。
人種、性別だけでなく、保護観察者、LGBT、自閉症スペクトラム、インターネットのいじめの当事者、貧困、親の介護など、様々な悩みを持っています。
ブルーレンジャーのビリーが、今回、物語のキーマンになっていました。
記憶力の良さ、パソコンや統計・推理力がずば抜けているところが、役に立ち、一方で、自閉症ゆえの純粋さ、正直なところが、チームに危機を招きます。
自閉症スペクトラムをよく理解した方が、脚本を書き、監督も深い理解があるからできた映画だと思います。
特撮映画として、もしくは、感動映画として観てもいいですが、自閉症の青年の成長物語として観れました。
特性を理解して、受け入れてくれる人・環境があれば自立していけると教えてくれた、いい映画だと思います。
セサミストリートにも、自閉症の女の子が出ているそうです。アメリカは、自閉症スペクトラムの人も普通に一緒に暮らしていきましょうという方向に向かっている気がしますね。
【今日のいいとこ探し】
息子が、スポーツジムに、1人で行って、メニュー通りに1人で運動して、1人で帰ってきました。
1年かかってしまいましたが、完全に自立して、スポーツジムに行けるようになりました。これも、成長ですね。
追伸
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