LADです。今日は、列島に大寒波が来ているというのに、関東地方は、昼間3月並みの暖かさでした。青空にぽっかり白い雲が浮かんでいいお天気でした。
隣の市の親の会の集まりに、参加しました。学校の先生や親御さんの相談にのっているスーパーバイザーのお母さんと話ができました。
共感できた話がありました。それは、自閉症スペクトラムの子が、小さいうちに身につけておくべきことがあるという話しです。
それは、障害があっても、世の中の法律や規範を守る(人に迷惑をかけない)という基本のこと。これが出来ていないと、社会で通用しません。外へは出られないのです。
あと、嫌でも最後までやらなければいけないことがある、「我慢」を覚えるということです。間違っても叱らない、教えない、選ばせないでいると、「我慢」は育ちません。
今、そこを育ててこないで、高校生や大人になってしまった自閉症スペクトラムの子の居場所が、社会でなくなってしまうという問題が起こっているそうです。就労できず、社会に出ていくことが出来ないので、引きこもりやニートになってしまうのだそうです。
障害があるから、パニックになると大変だから、かわいそうだからといって、自閉症スペクトラムの子どもの自己中心的な考えやマイルールを、無条件で認めてしまう親御さんが、原因だそうです。
息子の養護学校にも、校内実習を「気分がノラない、疲れるからやりたくない」と、拒否して参加しない子がいました。先生の説得にも応じません。体も、先生より大きいので、無理やりやらせることもできません。
やりたくない仕事でも、きちっと最後までやって初めて働いた対価に、お給料をもらうのです。そのことが分かっていないようですので、能力は、息子より、とても高い子ですが、就労が出来るかは、分かりません。
親は、小さい頃から、将来のビジョンを持って、子育てをしないといけないですね。出来れば、小さい頃の療育で、将来を考えて何を育てることが大事なのか、どう子どもに接すればいいのかを、具体的に教えてもらえるといいですね。
【クスッと、コーナー】
娘の冬休みの宿題で、百人一首を食後にやることになりました。息子も誘ったのですが、「僕はやらない」と言って、最初入りませんでした。
しかし、洗濯物を取り込みながら、横を通るたびに、上の句を読むだけで、ドンドン下の句の札をとっていく息子。全部覚えているのでしょう、鮮やかでした。
でも、それでは、娘の練習には、ならないんですよね (^_^;)
追伸
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