忘れっぽさ防止と、人との会話を続ける工夫 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温18度とすごく暖かったですね。明日は、更に、最高気温23度になるというではありませんか、びっくりです。


今日、大人の発達障害の人の困り感について話すことがありました。その中で、どんな工夫が生活の助けになるかという話しになり、私のしている工夫について、話しました。


息子の自閉症スペクトラムについて、勉強していく中で、自分自身にもその特性があり、ADHDの要素も持っていることに気がついたからです。生活する中で、身につけたと言っていいでしょう。


まず、困るのが、「忘れっっぽい」という事。とにかく、うっかりや、優先順位がつけられないので、家事や子育てするのには、色々困るのです。なので、こんな工夫をしています。


○自分用の、やることリストを書き込む、忘れ防止のホワイトボートが冷蔵庫に貼ってあります。冷蔵庫は、毎日必ず開けるのでベストです。


○手帳は、書き忘れるので、リビングのカレンダーに、すべてのスケジュールを書き込む。必要なら、それを縮小コピーして持ち歩く。


○出先で決まった予定や、今日やること、買い物メモは、手のひらにボールペンで書き込み、忘れないようようにする。

○手袋やリップを持って行くのを忘れるので、全部のコートのポケットには、手袋。鞄すべてにリップクリームが入っています。


○家の鍵がどこへ行ったのか、わからなくなるので、大きな鈴をつけてあります。落とせば、鈴がなりますし、鞄の中で見失っても、振れば鈴の音がするので、見つけやすいです。


人との会話を続ける工夫は、こんな感じです。


○どうしていいか分からない時は、取り合えず、周りを見て同じ行動、同じ方向性の会話をする。


○相手を怒らせた、不快にさせたと思ったら、自分の意見はともかく、まず「ごめんね」と、謝る。


○会話につまったら、全く違う話を始める。お天気、季節の話、最近のニュースの話題をふる。


○聞き手に回って、あいづちを、打つ。


○相手の興味のあることを、質問形式でふる。相手が話してくれるのを、聞く。


この年になると、自分の「忘れっぽい」、「会話が苦手」という特性を、カバーするために無意識に、以上のことをやりながら過ごしていることに、気がつきました。自分を知れば、対応は見えてきますね。


【今日のいいとこ探し】


明日が、バレンタインデー。娘は、友チョコ20個、朝から一生懸命作りました。インフルエンザのこともあり、今年度4回目でしたので、ずいぶん手際もよくなり、クオリティもだいぶよくなりました。


あと、母の気づかいで買って置いた「チロルチョコ」と、「ハートチョコ」を、入れて、そこそこの出来になりました。娘、がんばりましたね。


友チョコ

おまけ 息子が、娘からチョコとアラザンをもらって作った、手作りチョコです。中々の出来ですね。


息子チョコ



追伸

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