のど飴に番号がついていた件 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温29度と、暑い日でしたね。ご近所のお庭でホタルブクロがきれいに花をつけていました。もっと、初夏の花の気がします。今年は、花も季節を先取りのようです。


ホタルブクロ


娘も息子の風邪がうつったのか、咽が痛いと言ってきました。のど飴をなめたいというので、「息子に買った飴をたべていいよ」と言いました。


何気なく、娘がのど飴を食べたら、息子が突然「2番目を勝手に食べた~!こらー!!」と怒り出したのです。


話を聞くと、4個で1シートののど飴に番号がついていて(勝手に息子が番号を付けたらしいです)、その2番目は自分が食べたかったそうです、左側の1個残っている場所の飴です。他の1・3・4番は、食べていいそうです。


のど飴


これは、自閉症の子にありがちな、特殊な「所有感」ですね。他人からは、同じ様に見えている物も、本人には、1つ1つ違うものに見えるのだそうです。


ニキ・リンコさんの本に書いてあったのですが、イチゴがお皿に盛られていたら、見た瞬間に、1つ1つが名前(?)がついて識別できるようになり、自分でどれを食べるか決めているそうです。


なので、他の人が勝手に、その自分のイチゴを食べてしまったら悲しいし、怒るというエピソードでした。


同じ種類の物でも、この世に1つしかないので、譲れないし、こだわるんですね。


この不思議な「所有感」を知ってから、息子の行動に理解が示せるようになりました。今回も、娘には、1・3・4番を食べるように、アドバイスしました。


【今日のいいとこ探し】


トイレの掃除の時に、トイレットペーパーのストック補充を忘れてしまう息子。「トイレのスタンプ型洗浄剤のところに、書いておいてくれれば、忘れない」というので、こんなシールを貼りました。


トレイの視覚支援


今度のトイレ掃除の時に、どうなるかチェックしたいと思います。



追伸

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