自閉症の常同性、いつもと違う場合の対処方法。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、中学校の支援級の飲み会にいきました。3年生の送別会を兼ねていたので、にぎやかでした。色々情報交換ができてよかったです。


その話の中で、「中学生になり、こだわりがとれてきて、子どもがだいぶ柔軟になったよね」という話が出ました。


自閉症の子は、いつもの行動に、こだわりがあり、活動に制限が出ることがあります。昨日の、小学校の卒業式で、支援級の1年生が、下駄箱で、お母さんともめていました。


卒業式に出ない学年(1~4年生)は、朝、校庭で6年生にお別れをして、1時間目だけで、下校します。教室へも入らないし、荷物も要りません。手ぶらです。


その1年生は、「学校へ行くのだから、ランドセルで。学校へ行ったのなら、支援級の教室へ」行きたかったんですね。なので、下駄箱で、行きたいことをアピールしていたんですが、お母さんは、「今日は教室へ行いけない」と、言い聞かせていたのです。


そこで、支援級の先生を呼びに行って、特別に支援級に一度行かせてもらうことにしました。そのお子さんは、ニコニコしながら教室まで行きました。


ランドセルの中の物を出そうとするので、先生が、「今日は、○○組は、これで終りです。校庭で朝会です」と伝えたら、納得できたようです。


ただ、のんびりしてすぐに動こうとしないので、「8:20までに校庭に行きます」と声がけしたら、時計をチラ見して、すぐ行動に移してくれました。本人が理解できる言葉で、伝えるのが大事ですね。


息子の低学年の時を思い出しました。リュックで来ていいという日に、リュックで行きたくないと言うので、ランドセルとリュック両方持って、学校へ行っていました。


今は、そんなことをしません。経験が、こだわりを溶かしていくんでしょうね。いつもと同じことをしなくても、大丈夫だと気付けると、本人も、周りも楽になりますね。


【今日のいいとこ探し】


息子の部屋に久しぶりに行ったら、「新宿駅」がだいぶ出来上がっていました。プラレールカバーの車両もずいぶん増えていました。理想の「新宿駅」が出来上がるのは、いつでしょうか。楽しみです。


プラレール   プラレール2



追伸

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