Twitterで話題になっている陸前高田市へのイオンの出店について考えてみました。

勿論、経済は専門じゃあないので、責任のもてる話ではないのですが・・・。

岡山にいて、山陽マルナカのイオンによる買収、新店舗の駅前開発という状況を近年見てきた者としての、素人の感想に過ぎないというところです。以上まず言い訳・・・・

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イオンの地方戦略は、新店舗出店という点での着眼は勿論、流通網やグループ事業を強固にする「面の拡大」を見ている様に思うのですが、どうでしょうか?すでにイオンの大小の店舗があった岡山での山陽マルナカの買収もそんな意味があったのかと思っています。

小さい後背人口も、流通網に組み込めば有効という事でしょうか。岡山での山陽マルナカの買収では随分小さいマルナカのスーパーも残しながら営業が続いています。そして、イオンは確実にこの地域に面を広げ、深い根を張りつつあるように見受けます。各店舗にはイオンの色々な事業のシステムが組み入れられ、イオン銀行やオリジナルブランド商品、Eコマース事業、薬品販売等の波が見て取れました(詳しくは把握していません)。

岡山での山陽マルナカ買収の件の記事を紹介しておきます。
https://messe.nikkei.co.jp/js/news/94198.html

一方で、レタス栽培事業で明確になったように、良い産物があっても都市圏への流通が弱い点が陸前高田市の弱点という側面があります。これは三陸道の整備で変わって行くかもしれませんが、何れにせよ近隣での流通拠点・保冷施設などの整備も将来必要でしょう。

陸前高田市やその近隣地域の持つ産物の供給地としての可能性が、この様な企業の進出で伸びて行くと良いのですが・・・。

何れにせよプラス面だけではないのかもしれませんね・・・。