の方とKさんとの待ち合わせは20時。そんなに時間はありません。誠品書店敦南店でゆっくり本を眺めてる時間はないので、夜の忠孝東路を、のんびり歩いて目的地を目指しました。途中で見つけたのが「遠傳 Far East Tone」というスマホショップ。台湾、中国、韓国の様々なメーカを取扱っているショップです。私の持ってるスマホのカバーが日本では気に入ったものが見つからなかったので、今回の旅行で買いたいと思ってました。本当は、Stay Real のが欲しかったのですが、機種が合わず諦めました。このショップでちょうどいいのを見つけたので購入。桜の花をデザインした可愛いもので、490元でした。ただ今愛用中です。
約束通り20時に誠品書店敦南店の前で待ってました。Kさんが「差し入れ」と、愛玉入りの檸檬ジュースを買って来てくれました。ちょっと酸っぱいジュースと、QQな愛玉の食感がとても台湾チックです。の方は、30分くらい遅れるそうなので、私たちは、店内に入り、本をアレコレ物色しました。出版関係にも携わっているKさん、旅行本コーナーで、台湾版、日本の旅行本を手に取り、「この著者(台湾人)、知ってます。めちゃくちゃ人気あるんですよ。和歌山の写真はボクが撮ったんです。この編集者と書かれてるのが僕の奥さんです」と、教えてくれました。すごーーーーいです 。Kさんの奥様もすごーーーーいです。
20時30分、誠品書店の前での方と合流。そして、再び私はバイクに二人乗りし、何処かを目指します。どこ行くんでしょう??バイクに引けを取らないほど歩くのが速いKさんも一緒です。バイクは途中、逆走しちゃいました。お巡りさんに見つかると、罰金だそうです。スリリングな夜のバイク二人乗りです。ネオンの街並みを疾走するって、とても気持ち良いです。それにバイクの二人乗りは、異常にテンション上がります。族やレディースの皆さんの気持ちが分かるような、そうでもないような~~。今度台北に行った時もバイク二人乗りさせてほしいです。
着いた場所は。敦化南路一段の「ハーゲンダッツ」と「一風堂らーめん」の並び。有名なスイーツショップ「糖村」の向かい側でもあります。
階段を上がって2階へ。
火鍋の店『橋頭麻辣火鍋チャオトゥォ マーラ フゥオグゥオ』台北市大安區敦化南路一段157號2F。かなりの人気店で1週間前でも予約が取れないこともあるそうです。観光客というより地元民で賑わうお店で、台湾芸能人、有名人もこぞって訪れるとか。林 志玲(リン・チーリン)も来るそうです。でも、私たち、予約なしの殴り込みです。の方が店員さんと何やら交渉中。そして、商談成立。20分くらい待ってテーブルに案内されました。
店内は、お客さんで満席。
の方の奥様、仕事仲間のSさんも合流し、計5人で台湾火鍋大会の始まりです。
ただ今注文中
左)Kさん、中)の方、右)店員さん
「麻辣火鍋」 「牛乳火鍋」
奥の赤いのは、 『橋頭』で一番人気の「麻辣火鍋」。辛い火鍋です。「麻辣」の「麻」は、中国の四川料理によく使われている 「花椒(ホゥワ・ジァオ)」という山椒の一種。 「辣」は唐辛子を意味します。手前の白いのは、「牛乳火鍋」。男性陣は「カレー火鍋」にしたかったようですが、辛いものニガテのの方の奥様の「ダメ!」の一括で却下。奥様リクエストの「牛乳火鍋」になりました。お~っ、カッチョエーーッ。
鍋の具も勢揃い。
左より反時計回りに、油条(揚げパン)、高野豆腐、エビのつみれ(プリプリ食感で激ウマ!)、猪肉(豚肉のこと)、サニーレタスみたいな野菜。
お肉は猪(豚肉)と、牛を選びました。いい色してるでしょ!メニューの中に「松坂猪」っていうのがありました。「松坂に豚肉ってありましたっけ?松坂牛なら知ってますけどね~」と素朴な質問しました。の方によると「台湾では、松坂牛の霜降りみたいにキレイに脂肪が乗ってる肉には全部“松坂”って名前を付ける」とのこと。ちょっと笑えます。でも、いい感じに脂肪がのってますよね。柔らかくて美味しかったですよ!!
「麻辣火鍋」の薬味タレは別の所にあるテーブルで作ります。沙茶醬(サー・チャー・ジャン)ベースに、お酢、ごま油、辛い油、ニンニク、ネギなどを好みで混ぜて自分で作ります
油条(揚げパン)です。
これを火鍋の中に投入!早めに食べると、サクサク感が残ります。煮込むとトロトロになります。サクサク、トロトロ、どちらも美味しいですよ~~
「麻辣火鍋」に入ってるこの物体は「鴨の血を固めたもの」だそうです。これは無料で、おかわり自由。どんな味かというと、「体に良いと思って食べれば何とか食べられる味」でした。レバー系が好きな人にはたまらん美味しさだそうでよ。
「麻辣火鍋」手前は看板メニューのワンタン。めちゃくちゃ美味しいです。
「牛乳火鍋」手前はトマト。「牛乳火鍋」そのものの味は、豆乳っぽいあっさりしものでした。胃に優しい味なので、辛いものニガテの方、疲れた胃腸の方でも安心して食べれます。
さて、世は更けました。今日はこれでお開きで、解散となりました。実はデザートに、9種類の味の今川焼というものがありました。流石にこれは無理でしたので、明日の朝ごはんになるそうです。ツナ味の今川焼もあるそうで、楽しみというか、その朝ご飯の会は、私抜きでやって欲しいと密かに祈りました。
私は、KさんとMRT忠孝復興まで歩きました。最寄りの駅は忠孝敦化でしたが、地下の入り口でちょっと迷子になり、忠孝復興まで歩くことになりました。Kさんに頂いた愛玉いり檸檬ジュースが少し残っていたので、飲みながら歩きました。Kさんも私と同じアジトを利用しているので、夜中でも安心して一緒に帰れます。
「6度目の台湾旅行」1日目、想定外の出来事の連続でした。五月天CD大人買いという MUST なミッションを残しましたが、本当に奇想天外、ミラクルな1日でした 。の方、Kさん、の方の奥様、そしてSさんに感謝です。
2日目、5時起きしました。続きは後ほど…。