前回は、「電力自由化で電気代があがる?」について説明しましたが、今回から、電気代が高くなることでおこる変化について、国家資格消費生活アドバイザーの立場から説明したいと思います。
(a)電気の使い方の見直し
(b)でんき見える化機器の普及
(c)料金プラン選びのサービスの拡大
(d)太陽光発電システムの住宅への普及
(e)エネルギー自給自足の住宅の普及
前回を見るには次のURLをクリックしてください。
http://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-12125744392.html
まずは、(a)電気の使い方の見直しについてです。
電力自由化で電力会社を選べることになり、電気代についての関心が高まります。
例えば、TV番組で、電力自由化で電気代が下がった国はない(2016年1月23日NHK週刊ニュース深読みで実際に報道)とか、電気代は一生、払い続けなければならない「生涯ローン」という報道がされると消費者はどう思うでしょうか?
「生涯ローンが増えていくのなら、どうすればいいの?」と思う消費者は多いと思います。
消費生活アドバイザーとしては、電気の使い方の見直しをおすすめします。
また、お子様はいずれ一人暮らしなどで別居することになり、お子様にとっても将来、生涯ローンとなりますので、家族全員でしっかり取り組まれることをおすすめします。
契約に応じて、2種類の電気の使い方の見直しがあります。
①従量制
使用量に応じて電気代が決まりますので、生涯ローンを減らすには使用量を減らすことが必要で、今後、節電がより注目されてくると思います。
従量制は一般的に使用量によって三段階の単価が設定されており、使用量が多くなるにしたがって、単価がアップします。
節電すると単価の高いところから節電になりますので効果的です。
東京電力の従量電灯Bの例
第一段階 120kWh以下:19.43円/kWh
第二段階 120kWh超300kWh以下:25.91円/kWh
第三段階 300kWh超:29.93円/kWh
節電方法や効果については、次の資源エネルギー庁のHPを参考にされるといいと思います。
http://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/pdf/katei_tettei.pdf
②時間帯別料金
一般的に昼間が高く、夜間が安くなりますので、昼間の使用を夜間の使用にタイムシフトします。
タイムシフト対象機器例
食器洗い機、洗濯乾燥機、電気自動車(充電)など
次回は、電気の使い方の見直しで大活躍する(でんきの無駄遣い発見、節電効果がわかる等)機器について説明したいと思います。
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