今日は昨日につづき、ジェームズ・アレンの名言の第二弾です。


 今回は3つの名言を紹介します。


①求めることのなかではなく、与えることのなかで、あなたは求めているものを発見します。

(コメント)
 よくGIVE&TAKEという言葉をよく耳にします。


 GIVE&TAKEは見返りを期待しがちで、真心・思いやりからの奉仕、貢献にはなりにくいと思います。


 マザー・テレサは次のことをいっております。

 「愛というのは、どれだけ多くのものを与えたかではなく、そこにどれだけの思いやりが注がれたか、ということなのです。」


 テレサの言葉から、愛には多くのGIVE&TAKEではなく、思いやりのあるGIVEが重要だということがわかります。


 また、GIVEには相手を愛おしく思う気持ちがこもっていることが重要だということがわかります。


 思いのあるGIVE&GIVEを増やしていくことにより、友情、愛情が高まっていきます。


 アレンは友情や愛情の中に求めているものが見つかるといってると思います。




②性格だけでなく、能力も、定着した習慣です。


(コメント)
 よくできないときに、「能力がない」、「性格にあっていない」とか言ったりします。


 アレンはそれらの性格や能力も習慣からくるものだと言っています。


 私たちは、性格はかわらない、なかなかかわらないと思っていますが、この名言から、習慣を変えれば、性格も能力も簡単に変わると言えると思います。


 したがって、いい習慣を多く持つ人になることが人生の成功への近道かもしれないです。


 では、いい習慣はなんだろうと思われた方は「7つの習慣」(スティーブン・コヴィ)の本を読んでみるといいと思います。




③運の良い人々とは、強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、粘り強い努力を続けてきた人々である。


 (コメント)
 運っていうのは偶然なもの、ふとやってくるもの、と思っている人もいるかもしれません。


 アレンがいってるように運のよさは、強い信念の継続と多大な自己犠牲・努力の結果ということです。


 私は運はやってくるの(受け身)ではなく、運を呼びこむ(行動)ものだと思っています。


 たとえば、運勢を考えると、勢いを運ぶということです。運ぶは行動です。受け身では運べません。


 自らも障害を背負ったヘレン・ケラーは次のようなことを言っています。


 「悲しみと苦痛は、やがて「人の為に尽くす心」という美しい花を咲かせる土壌になるのです。優しい心を持ち、耐え抜く事を学ぶのです。強い心で生きる為に、出来る限りの努力をすれば、いつかは楽しい満ち足りた生活を送れる日がやって来るのです。」


 ヘレン・ケラーは「人の為に尽くす心」がとても大事なもので、それには悲しみが苦痛の中から生まれるといっていると思います。


 また、優しい心、忍耐、信念、努力があって、幸福がやってくると言っていると思います。


 いろいろな経験・勉強している中で、人間の使命は奉仕、貢献であり、生きるとは奉仕、貢献するための心、知恵、経験を得ると思うかもしれません。


 今回は3つまでにします。非常にたくさんありますので、つづきは次回に紹介します。


 最後まで読んでいただきありがとうございました。