厚生労働省は15日、今秋以降に製造される来季のインフルエンザワクチンを、新型と季節性を混合した1種類に統一する方針を明らかにした。今季は季節性と新型の両方の免疫を高めるため、それぞれのワクチンを接種する必要があったが、来季は1回の接種で済む。

 今季の季節性ワクチンはAソ連(H1N1)型、A香港(H3N2)型、B型の3種類の季節性ウイルスを混合して作られた。世界保健機関(WHO)が今季流行しなかったAソ連型の代わりに新型を入れるよう推奨したため、厚労省は新型を含めた3種混合ワクチンの製造をメーカーに要請することにした。

 副作用による健康被害が生じた場合は、今国会に提出している改正予防接種法に基づき、これまでの季節性より高い新型対応の給付金が支払われる。【佐々木洋】

【関連ニュース】
インフルエンザ:受診者が5週連続で減少 定点医療機関
新型インフル:東大、名古屋大など追試せず
センター試験:インフル対策万全? 予備校、会場ピリピリ
新型インフルエンザ大流行に備える/1 「警報レベル」超えた
インフルエンザ:受診者数、5週連続で減少

JR羽越線で停車駅通過=次駅に停車後気付く-新潟(時事通信)
<文京区長育休>ツイッターで宣言、「子育て楽しみます」(毎日新聞)
シャツ&ブラウス 春の着こなしの主役に ビジネスからカジュアルまで(産経新聞)
<性的暴行>英会話学校経営の米国人逮捕 女児数十人被害か(毎日新聞)
桜 高知で開花 平年より13日早く(毎日新聞)