国公立前期に関して | あるいは変わりなき日々

あるいは変わりなき日々

旧国立医学部への記録


東京医科歯科・医学科の合格者最低点、最高点、平均点が公表されていたのですが、試験直後に感じた点数とはかけ離れた結果になっていました。



前期試験終了後に行った自己採点結果は


数学 : 53/120
物理 : 41/60
化学 : 31/60
英語 : 95/120

2次合計 : 220/360

センター : 154/180


合計点 : 374/540



でしたので、例年の合格者最低点から考えて1、2点の勝負になるだろうと思っていたのですが、公表されているのは


合格者最低点 : 352.60/540
合格者最高点 : 422.60/540
合格者平均点 : 370.90/540

(いずれも、当初合格者の点数)


ですので、試験後に行った自己採点結果では合格者最低点を21.40点も上回っていることになります。


数学、物理、化学の実際の点数が自己採点結果から大きく外れていることはまずないでしょうから、考えられるのは英語の点数が実際はかなり低かった、ということですが、21.40点以上も低かったというのは信じがたいです。



他に考えられるのは、面接落ちです。
医科歯科は受験者全員に1次面接が課せられ、必要と判断された場合には2次面接が課せられるのですが、私は2次面接を受験しています。

ですが、面接の内容からして、面接落ちしているとは考えにくいのですが…。


そうなるとやっぱり、英語の点数が相当低かったことになります。



過去7年の合格者最低点は

24年 : 368.40/540
23年 : 369.00/540
22年 : 373.20/540
21年 : 369.00/540
20年 : 416.20/540
19年 : 385.50/540
18年 : 383.00/540


ですので、

今年の合格者最低点
352.60/540

は異様に低いのですが、駿台、河合、代ゼミの分析を見る限りでは、昨年に比べて全体的に易化したみたいです。

実際に自分も、昨年に比べて全体的に易化して、合格者最低点は上がっただろうと感じていましたので、去年よりも合格者最低点が15.80点も低いというのは衝撃的です。
センターが難化したとはいえ、900点満点→180点満点の圧縮ですから、センターの難化の影響など微々たるものですので、2次の採点が鬼のように厳しくなったのかもしれません。


しかしながら採点がかなり厳しくなったとしても、自分の答案からして数学、物理、化学の点数は自己採点結果とほとんど変わらないでしょうから、私の入試結果についての分析としては、英語の採点が鬼のように厳しくなった結果、実際の点数が自己採点よりも21.40点以上低くなり、不合格という感じです。



ちなみに、各予備校の英語の分析は

駿台:易化
河合:易化
代ゼミ:変化なし

です。


成績開示請求はしますので、開示され次第載せようと思いますが、東京医科歯科は、合格者には科目別の得点が開示されるのに対し、不合格者にはランク別の開示しかありませんので、


ランクA→英語の点数が異様に低かった

ランクB→もはや意味不明ですが、そのときはまた分析します

ランクC→面接落ち


ということになると思います。




Cだったら点数に関係なく落ちているわけで、これ以上の虚しさはないですね。