先日、若い女の子と仕事で出掛けました。客先では、なかなか難度の高い質問にも笑顔と気の利いた答えで返してくれて、とても助かりました。
彼女と私の年の差は17歳。
どんな事にも一生懸命で礼儀正しく、感謝を忘れない、けれども善悪の判断はきちんとつけている話を聞いていて、本当に眩しかったです。

2人で代官山にてかき氷を食べました。
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美味しいとか、固いとか、キャーキャーいいながら食べてましたが、彼女が私に
「森島さんと出会ってから、なんだかとても仕事にたいして前向きになって。頑張ろう!という気持ちです」
と言ってくれました。
正直に生きる意味が素晴らしいと感じたというのです。

ふと、私が17年前には誰の事も認めず、自分が1番偉いと思って仕事と遊びを繰り返していた気持ちが蘇りました。その時、私は彼女のように正直に人を慕ったり、目標を見つけられたり出来たか…ただの自己満足だった気がします。

今は、お金より誰かの役にどれだけ立ったかが私の張り合いです。ここにたどり着くにはかなり時間がかかりました。もちろん今でも人を傷つけている事があるかもしれませんが、とにかく一生懸命生きています。
会社、社員、派遣の方々、家族、友人が幸せになってくれるように…

若い事…かけがえのない財産です。でも人には平等に同じだけ時間があり、流れています。気づくも気づかないも自分次第であり、努力次第でしょう。
彼女に言われて、私も人に気づかせてあげられる年になった事を自覚しました。と、同時に責任も重く。
今になって、若い事の素晴らしさと危うさも理解できます。
少しでも先を行く者として、若い人達に良い影響を与えられるようにしたいと、改めて襟を正しました。

最後に彼女
「私の母は森島さんと年齢が近いんです!」
と親しみを込めて…そうね、母ならさらに見本にならなくては!そんな年になったのかと、それなりに考え深い夕暮れでした。


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