やっと
劇場版
テレクラキャノンボール
2013
を観て来ました。
昨年の2月にミニシアターの オーディトリウム渋谷(同10月閉館)での
6日間限定レイトショーを連日満席にした伝説を皮切りに
口コミで徐々に噂が広がり
ボレボレ東中野 から テアトル新宿 へ
そして全国へ拡大公開され
2014年中に 約10万人を動員 すると云う
小規模公開作品としては異例のヒットを飛ばし
さらに
映画秘宝誌ベスト20の第9位
そして、かのツワモノ映画藝術誌日本映画ベストテン第5位に選出されるなど
たかがAVのナンパハメ撮りレースを追ったエロドキュメンタリーが
なんでそれほど盛り上がっているのか気になりつつも
レイトショーでの上映時間2時間15分の長尺で生じる終電ギリギリ攻防の弊害により
観ることが出来ないでいましたが、
今回、その後に製作された姉妹編「 劇場版 BiSキャノンボール2014 」
そしてプロレス団体が「 テレクラキャノンボール 」に感化されて作った
「 プロレスキャノンボール2014 」と共に
テアトル新宿「 キャノンボール3作品上映会 」として凱旋上映されたので
やっとその実態を確認することが出来ました。
基本、大バカ映画・・・
されどその中に潜む日本人の生と性は、
滑稽であり、いみじくも悲哀を滲ませる人間ドラマとして成立していたのです。
しかし、本作には恐るべき罠が仕掛けられています。
オープニングで カンパニー松尾 監督 からの
SNSネタバレ禁止令のテロップが流れたので詳しくは書きません。
いや、この雨ー場さんの健全ブログには書けません・・・
実際、映画館は大爆笑の連続でしたが、
自分にはダメでした。
ある程度のエグイ系映画に免疫がある身でも
思わず目を瞑ること数回・・・
見るに堪えないと云うシーンがこれでもかと押し寄せて・・・
嗚呼、この映画そう云う事だったのかぁ~
仮に本作を青年期に観ていたら間違いなく大トラウマ映画になっていたでしょう。
しかし驚くべきことにほぼ満席の場内の客層の2割は若い女性で
一人で観に来ている女性が圧倒的多いと云う特異環境の中で
しかも、自分の隣には20歳そこそこと思われる
若くて凄くカワイイ系のお一人様鑑賞の女性が座り・・・
別の意味でドキドキしてしまいましたが、
帰り際にロビーでDVDの物販をしていたソレ系のレーベルの社員の男性に
その女性が「お疲れ様です」と言っているのを目撃しました。
おそらくセクシー女優さんだったのでしょう。
今は、その業界でも信じられないくらいの可愛い娘多いですから・・・
一昔前なら間違いなくエロ目当てのヤロー客ばかりだったであろう作品にも
こうして女性も観に来ると云ういい時代になったものです。
一般常識的には、全くオススメ出来ない映画ですが、
すでにDVDがリリースされていますので我こそはと云う方は挑戦してみて下さい。
終映後に舞台挨拶がありました。
名うてのAV監督さん達が勢揃い。
本当に挨拶程度の短時間でしたので取り立てて特に書く内容はありません。