ジョセフ・ゴードン=レヴィット&リン・コリンズ共演による
一風変わったサスペンス・スリラー&人間ドラマ&ラブ・ストーリー
ハーフ・デイズ
UNCERTAINTY
を観て来ました。
2009年製作なので3年遅れの日本公開となります。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットさんの人気が日本で上昇しているので
シアターN渋谷さんが拾って来たということだと思います。
7月4日の独立記念日の朝
ブルックリン橋の中央にいる一組のカップル
ボビー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)とケイト(リン・コリンズ)
コインを投げて各々の行き先を決めます。
ボビーはブルックリンへ
ケイトはマンハッタンへ
それぞれ違った独立記念日の一日が始まります。
つまり今、右へ歩んだ時と左へ歩んだ時の
二人が辿る異なる一日を同時進行で描いて行きます。
それぞれ
衣装やら小道具やらを黄色と緑に区分けして交差させて行くので
ふたつの物語りはしっかり区別出来るという仕掛けになっています。
黄色を基調とするマンハッタンでは、
偶然拾った携帯電話を巡るサスペンス・スリラー風の物語りが展開されます。
緑色を基調とするブルックリンでは、
ケイトの実家で穏やかに過ごすはずが、
彼女の家族の様々の問題をボビーが目の当たりにして行く
少しシビアな人間ドラマが進行して行きます。
それぞれが全く違った要素で展開しながら
ラストでどんな繋がりを起こすのかワクワクしながら観ていましたが...
ちょっと期待したのとは異なる道筋を辿り
ある投げかけで物語りは終焉を迎えました。
正直、もっと明確な結論を提示するのかと
勝手に想像していたので少し肩透かしを喰らいました。
コンセプトは凄くいいのですが
自分には合わない作風だったのが残念でした。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
今後も主演作が目白押しで名実共にハリウッドのトップスターの仲間入りです。
リン・コリンズ
「ジョン・カーター」が記憶に新しい個性派の女優さんです。