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2015-11-28 21:38:58

2015年12月ジェイゾロフトのジェネリック発売

テーマ:ジェイゾロフト


2015年12月、10社以上からジェイゾロフトのジェネリック(一般名セルトラリン)が発売になる。

今回、明治とアメル(共和薬品)の25㎎錠サンプルをアップしてみた。なぜかPTPは同じオレンジになっているが、これ以外の製薬会社のデザインは知らない。



拡大してみた。こちらは共和薬品(アメル)の製品。薬品名の字が明瞭である。さすが、熟練しているといったところ。

なお、このサンプルは実薬という話だ。



こちらは明治の製品。明治はあのお菓子のメーカーだが、製薬部門はMeiji Seika ファルマ株式会社と呼ばれる。

共和に比べ錠剤の製品名の字が薄い。

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これはMeiji Seika ファルマ株式会社のパンフレット。以下、一般的な薬効の説明が記載されている。

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セルトラリンは一度に10社以上発売されたことや国の方針もあるのだろう、従来の薬価の2分の1と、初のジェネリックにしてはかなり安価に設定されている。

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このページは、ファイザーの先発品とMeiji Seika ファルマ株式会社のジェネリックに差がなかったというもの。

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2015-02-27 19:10:00

患者さんには今の処方がベストなのか分かりにくい話

テーマ:ジェイゾロフト
一般に、患者さんからみて、今、服用している薬がベスト、すなわち必要かつ十分なのか分かりにくいのではないかと思う。

ベストは何も飲まないことだ!

という人も一部にいるかもしれない。そのような人は、服薬している時点でベストとは思わないであろう。

ある精神症状があり、1つないしいくつかの薬を服用し、全体の90%の症状が軽快している場合、今の薬はベストに近いと感じる人が多いのではないかと思う。しかし、これは薬の種類やトータルの数にもよる。

年配の人では、薬の数は多いものの向精神薬は2種類しか服薬していないことがある。成人病の薬も併用しているからである。このような人は、ほぼ寛解状態であれば、満足すべきであろう。

例えば、パニック障害の場合、何らかの薬により100%発作が出なくなる確率は非常に高い。

自分の患者さんでジェイゾロフトだけ半錠服用するように伝えているが、服用しないでも大丈夫であれば、飲まなくても良いと言っている。この患者さんは、1週間に2日だけ服用すると言ったものではないらしい。

その人によると、精神的な感覚の悪化(つまり仕事が忙しいとか精神面で負担を感じる際)の時に1~2週間続けて服薬し、良くなったら飲まないという。したがって、半錠(つまり12.5㎎)を1か月分処方しても、次に来院するのは3か月後~半年後である。

この人は直接、聴いたことがないが、たぶん、今服用している薬と量はベストと思っているような気がする。

つまり、服薬量とその効果、その患者さんが薬を精神安定のツールとして支配下に置けるかどうかもかなり関係している。

問題は、結構種類も数も多い上に、しかも精神の安定がみられない人。

このような人は、ひょっとしたら、薬が多すぎるのでは?という疑念も生じやすい上、薬効への不信感も伴いやすい。これは直接、コンプライアンスの善し悪しにも繋がっている。

かなりの種類や量を飲んでいたとしても、過食嘔吐に対し劇的に効いているとか、長年続いていた希死念慮が消失したなど、非常にやっかいな症状がコントロールできていれば、ベストと思う人もいる。

やはり精神医療では、精神症状のモノと大きさは非常に重要だと思う。

なお、今日の記事は一応、統合失調症などの本質的に病識が欠如している人たちではなく、神経症や中程度以下の気分障害の人向けの記事である。

個人的に、1つの薬が上限にあったとしても、それで服薬前よりはるかに改善しているなら、ベストに近いのではないかと。このような人は将来減量できる可能性もある。

医師から見て、最もわからないのが、全然良くなっていないのに、勝手に減量したり止めてしまう人である。

普通、薬を減量したいと希望すると、主治医から何らかのアクションがあるものだ。これはまず主治医に相談してみると言う意味である。

このようなやりとりにより、主治医はその患者さんの精神症状と服薬に対する考え方を始め多くのことが把握できる。一方、患者さんも主治医が何を考えて、そのような処方をしているかがわかる。

精神科では、例えばAとBという患者さんがおり、非常に似た病態で、年齢や性別も同じように見えたとしても、服薬している薬や量が全く異なるということはありうる。

少ない処方でコントロールできている医師が100%優れているとは必ずしも言えない。(一般には少ない方が望ましいが)

いつも少量しか処方しない医師は、それで良くなる人しか扱えないからである。薬物療法はメリハリは非常に重要である。

それは、薬に対する反応性や忍容性は個人により多様だし、どのくらいの年月、患っているかも関係することも大きい。

年余にわたり悪い状態が続けば、一般に薬の種類や量は増える傾向がある。その理由を1言でいうと、簡単に良くならないからである。

その意味で、難治性の患者さんの治療経験は無形の財産になると思う。

参考
精神科治療と記憶
うつ状態はどうなったら良いのかが明確でない
ジェイゾロフトを毎週、1錠だけ貰う人
薬を飲み忘れたら、気づきますか?
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2015-01-06 21:05:32

ジェイゾロフトOD錠の発売

テーマ:ジェイゾロフト


昨年末、2014年12月15日にジェイゾロフトのOD錠が発売されている。剤型追加なので新薬とされず、発売後、14日の投与制限を受けない。

上記は見本であるが、25㎎、50㎎、100㎎とも外から見る限り同じような大きさである。



いかにもジプレキサザイディスやエビリファイODのようにフワフワの錠剤が出てきそうな包装になっている。ところが、そうではない。

上は25㎎剤型のOD。



これは50㎎錠。



これは100㎎錠。



25㎎の10錠入りシートを開封してみた。この見本には2錠だけ、本物の錠剤が入っており、他は空になっている。

上の写真を良く見るとわかるが、2列目からは「みほん」と記載されている。みほんと書かれていない場所には本物の錠剤が入っている。



これは裏側。



開けてみると、かなり小さな錠剤が出てきた。25と記載されており㎎もわかる。



100㎎錠のみほんも開封する。



これはかなり大きい錠剤と言える。大きいが、口の中で速やかに溶けるので、通常の錠剤のように服薬しにくくない。

表面はかなり硬い印象。タイプとしてはリスパダールOD錠のような感じ。OD錠なのが、一見してわからない。



100㎎錠の大きさがわかるようにネコの箸置きを置いてみた。

うーん、これではワカランな・・



やっぱり、けっこう大きい。



ツムラ47と25㎎錠も一緒に置いてみると、よく大きさがわかる。



ファーザーによる発売のご案内パンフレット。



上をみると、25㎎錠には割線がなく、50㎎と100㎎にはあることがわかる。このようなことから、ジェイゾロフトOD錠の硬度はけっこう高いと思われる。

OD錠のメリットは水なしで飲めること。また、寝たきりに近い老人にも服薬させやすい。去年、メマリーOD錠が追加発売になっているが、つまりそういうことなんだろうと思う。

ジェイゾロフトなどSSRIの場合、寝たきりに近い人が服薬することはかなり少ないと思うが、そういう機会があるなら便利である。

学校に行っている人や就労している人で、ジェイゾロフトしか服用していない人たちには良い剤型だと思う。

一般に、このような既発売の薬の追加の新剤型は、院内薬局の精神科病院では導入がかなり遅れることが多い。まして、ジェイゾロフトのOD錠のニーズはそれほど高くないと思われることも大きい。これは、ジェイゾロフトのみ服薬している人は少ないこともある。(例えば、レキソタンを併用している人は、ジェイゾロフトだけODでもさほど利便性が良くならない)

一方、院外薬局に処方箋を出している精神科病院やクリニックは、希望すれば変更してもらえるのではないかと思う。
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2014-08-18 23:45:23

2014年8月20日、ジェイゾロフト100㎎錠発売

テーマ:ジェイゾロフト
2014年8月20日、ジェイゾロフトの100㎎錠が発売される。100㎎の剤型は、かなり以前から、現場の医師により発売の要望があった。今回の100㎎錠は白色円形で、レキソタンの5㎎錠のようにやや大きい。割線があるので半分に割ることもできる。薬価は305円くらいである。

従って、50㎎錠を2つ服用している人は明らかに100㎎錠1つにまとめる方が安上がりである。

ジェイゾロフト各剤型の薬価(1円以下切り捨て)
25㎎ 147円
50㎎ 240円
100㎎ 305円


このようにジェイゾロフトの100㎎はかなりディスカウントされている。かなりと言うより、異常なほど。

ジェイゾロフトを50㎎飲んでいる人は、100㎎の半錠をもらった方がずっと安い。25㎎錠1錠とあまり変わらないくらいである。

個人的に、ジェイゾロフトの12.5㎎錠も発売してほしいが、その予定はないようである。

余談だが、8月20日は先勝であった。
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2012-03-18 15:05:08

3ヶ月に1度の受診

テーマ:ジェイゾロフト
SSRIでは特に投与期間の規定がないので、かなりの長期間の処方が可能である。

しかし、あまりに長い期間だと大量服薬などのリスクがあるし(あくまで見かけ上だが)、常識的にはせいぜい3ヶ月くらいが目安だと思う。

これは抗てんかん薬が3ヶ月制限があることもいくらか関係している(多剤の場合、ここが律速段階)。

投与期間の制限を受けるのは、抗てんかん薬の3ヶ月と眠剤の1ヶ月である。

普通、アモバン、デパスなどを除く、ベンゾジアゼピン系の眠剤を投与されている人は1ヶ月を超えて処方されない。もしイソミタールを処方されている場合は14日までに制限される。

今回は、寛解ないし寛解に近い人がSSRIだけ処方されているケースである。

ある患者さんは初診時、パキシルが40mgだけ処方されていた。初診時に既に2ヶ月ごとに通院していたようである。

その後、僕がパキシルの減量を提案。僕の患者さんではパキシル40mgという人が(転院直後を除き)皆無なのである。

その後、順調に減量し、パキシル10mgまで減量できた。この際の離脱症状はほぼなかったので、わりあい減量しやすい人だったと思う。

その後、ジェイゾロフトに変更することを勧めた。本人が嫌がるならそのままでも良かった。

パキシルからジェイゾロフトへの変更はうまく行く人の方が遥かに多い。また体重減少などのメリットがあるし、少なくともジェイゾロフトでも寛解の程度が変わらないのであればその後が扱いやすい。

本人の同意が得られたので、パキシル10mgをジェイゾロフト25mgに変更した。

たまにパキシルでないとどうしても違和感が出るとか、アップされる感じが削がれるという人もいるがたぶん10人に1人くらいである。

パキシルはジェイゾロフトに変更するかサインバルタに変更するパターンが多いが、サインバルタはSNRIなので、同種の変更とはみなされない。サインバルタも強力な抗うつ剤なので、パキシルやジェイゾロフトあるいは旧来の3環系・4環系でうまくフィットしないなら試みて良い薬である。

特殊な変更パターンとして、パキシルからラミクタールあるいはトピナというものもある。

最初に挙げた人だが、自覚症状の変化がなく、パキシルからジェイゾロフト25mgに変更できた。今後、これ以上減量するつもりはないし、たぶん中止することもないと思う。この患者さんはずっと普通に働いており入院したこともなく、健康な人と区別がつかないような人なのである。

したがって再診時にも話す話題は、仕事のこととかどうでも良いような無駄話である。会社は大手で順調らしい。

そのようなこともあり、3ヶ月ごとに受診してもらうことにした。3ヶ月というと90日だが、それだと受診する曜日が違うので不便である。だから、84日ごとにした。(28×3)

体重だが、パキシル10mgからジェイゾロフト25mgに変更し7kg減量できたと言う。

参考
ジェイゾロフトとパキシル (ジェイゾロフトその3)
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