ADHDの正しい理解と対応のために(本人、家族向け冊子) | kyupinの日記 気が向けば更新

ADHDの正しい理解と対応のために(本人、家族向け冊子)

1

イーライリリーによるADHDの一般向け冊子。わかりやすく疾患について説明。これは表紙である。

2

目次。

3

はじめに。
疾患について啓蒙的な内容から。

4

どのような症状が起こるのか、子供と大人に分けて説明されている。

5

職場や学校での症状の起こり方など。

6

家庭での症状。

7

人間関係について。

8

ADHDに関する脳の構造や機能的な説明。

9

ADHDの治療の重要性や意義。

10

治療の流れ。

11

環境調整。本人向け対策。

12

13

14

15

16

17

薬物療法について、できるだけ簡単に説明されている。この冊子が出た当時、日本では大人のADHDに対する適応はストラテラしかなかった。したがって、1剤だけ認められていると記載されているが、今はコンサータも適応が認められている。

ストラテラはイーライリリーだが、コンサータはヤンセン・ファーマによる。

18

19

20

この冊子は、一般向けなので、薬物治療についても具体的に薬剤名は出てきていない。公共性を持たせているからだと思われる。

医師が子供の家族に希望を聴くと、薬物療法をするのであれば、2剤のうちストラテラの方が希望が多いらしい。