六歩目からの風景(“新”教師の恋愛事情・・でも相手が・・・)

六歩目からの風景(“新”教師の恋愛事情・・でも相手が・・・)

教師と生徒の恋・・・「好きだよ」突然知らないアドレスのメールから告白された。ここから絶対秘密の恋が始まった。他のブログサービスで連載していた「教師の恋愛事情・・でも相手が・・・」の完全版です。

光太郎と申します。

前ブログで描ききれなかったことを書きたいと思い、もう一度ブログを始めました。
私は、高校教師をしています。このブログで、私とある生徒との間にあった出来事を書いていきます。
このブログは前ブログと同様、「教師と生徒の恋愛」を考えてもらうことを目的としています。


はじめに ・・//・登場人物 ・・・ ブログのQ&A


本編はこちら   目次

※記事は予約投稿が基本のため、目次にリンクするまで多少時間がかかります。

サッカーの記事を読まれる方は、サイドにある【ブログのテーマ】からお読みください。専門的な記事ではありません。

最新記事はこの下↓にあります。

Amebaでブログを始めよう!

あけましておめでとうございます。


ご無沙汰しておりました。完全放置状態にしてしまい申し訳ありませんでした。


12月の間、いろいろとありまして本当に更新する時間がありませんでした。それと何人かの方はお気付きだと思いますが、「その他30%」の部分の解消に向けて動いていました。


さて結論から申しますと、本日を持ちましてAmebaブログ「六歩目からの風景」を終了とさせていただきます。

本当に長い間ありがとうございました。特に11月、12月とほとんど更新できなかったブログに毎日のように覗きに来てくださった方々本当にありがとうございました。

そして、読者になってくださった31人の方々、ありがとうございました。せっかく読者登録していただいたにもかかわらず終了という形をとることは申し訳ない気持ちで一杯なのですが、ちょっとこれ以上は厳しいです。
本当に申し訳ありません。

あと、人気blogランキングに投票してくださった方々、ありがとうございました。本当に感謝しています。


このブログを終わらせることにした理由ですが、とにかく重いということです。全くマイページにアクセス出来なかったり、投稿ボタンを押した瞬間に記事が消えたりということが度々有ったからです。

記事が消えた時は、心が折れてしまい1週間ぐらい更新を止めたほどでした。

そして最も大きな理由は、私が意図した改行と全く違う改行幅で記事がアップされてしまうということがほぼ毎回起ることです。
私の記事は、会話文を1行置きに書いているのですが、それが詰まってアップされたり3行ぐらい離れてアップされたりと毎回手直しする羽目になっていました。途中からそれが面倒になって放置状態にしてしまったのでかなり読み難いブログになってしまったことをここにお詫びいたします。

申し訳ありませんでした。



このような理由があり、Amebaブログ「六歩目からの風景」を終了させることにしました。


なお42話以降の話ですが、原点に戻るということでlivedoorブログで書いていこうと思っています。

もしよろしければlivedoorブログの方に遊びに来てください。



新ブログ


教師の恋愛事情・・でも相手が・・・【完全版】

http://blog.livedoor.jp/kyousitoseitonokoi/


携帯用アドレス


http://blog.m.livedoor.jp/kyousitoseitonokoi/



長い間、ありがとうございました。


                          2008年1月4日  光太郎

こんばんは


鹿島アントラーズ優勝おめでとう!!!




それでは、お話させていただきます。







卒業式の次の日

放課後、教室で掃除をしていると広子と今日子が近づいてきた。


広子「先生(笑)」


私「何?うれしそうに(笑)」


広子「真由美のこと聞いた?」


私「真由美のことって?」


隆史のことかな?とすぐに思ったが、真由美と毎日のようにメールしていることは内緒なので、知らないフリをしなければ・・・・・。


広子「裕二先輩と剛先輩と隆史先輩に告白されたんだって(笑)」


私「へー、相変わらずモテるな、真由美は(笑)」



あれ、隆史だけじゃないのか?後の二人は聞いてないぞ・・



広子「何それ・・・・・それだけ?」


私「それだけって?」


広子「真由美が誰かと付き合ってもいいの先生?」


今日子「いいの?(笑)」



うっ・・・この二人、真由美の気持ちを知っているんだった・・・



私「別に・・・・真由美の自由だろ、そんなこと」

私は少し冷たく言った。



この時の私の気持ちはこの言葉どおりだった。

今の私は真由美の気持ちに応えてあげられない。

それなら、好きだといってくれる相手と付き合うのもいいのではないかと。



二人は少し残念そうな顔をしてお互いに見合っていた。


広子「ふーん、望み無しか・・・」


今日子「みたいだね・・・」



私は、そこで一番気になっていたことを聞いてみた。


私「で、その三人への返事はどうしたの?」


広子「断ったって言ってたよ」


今日子「安心した?先生(笑)」



広子と今日子が意味ありげな笑顔で私を見た。


私「別に・・・・先生は関係ないし・・」


広子「関係ないこと無いでしょう?(笑)」


今日子「そうそう、断った理由わかってるくせに(笑)」


この二人、完全に楽しんでるな・・・。

でも、そうか、断ったのか・・・・・やはり少し安心した私がいた。




その夜、真由美からメールが来た。



真由美「先生、裕二先輩と剛先輩からも告白されたんだけど・・」


私「へー、すごいな」


真由美「どうしたらいいと思う?」


私「何が?」




あれ?断ったんじゃないの・・・・・?



どういうこと??



真由美「誰かと付き合ったほうがいいかな?」


私「・・・・・・・・」





あっ!!





あーーーーー!!!






なるほど






そういう作戦か!!!




なにか少し余裕が出来てしまった。真由美がそういう態度でくるなら・・・。

私は冷静に、そして少し冷たい感じの文章で返信した。


私「誰かと付き合ってみたらいいんじゃないですか?」


返信が10分近く来ない・・・


そしてようやく来たメールには



真由美「付き合ってもいいの?」


と書かれていた。私は素早く返信した。


私「それは真由美の自由だと思うけど」


また10分近く返事が来ない・・・


そして



真由美「本当にいいの?」

とメールが来た。私は、また素早く返信した。


私「本当にいいと思っています」



今度はすぐに返事が来た。


真由美「本当に付き合うよ?」


私「・・・・・・・」



メールをしていて可笑しくて仕方がなかった。

しかし、それと同時に必死に作戦を実行する真由美がかわいそうになってきた。



私「真由美?」

真由美「何??」

私「三人とも断ったって広子に聞いたけど(笑)」


真由美「知ってたの?」


私「うん(笑)」


真由美「もー、せっかく止めてもらおうと思ったのに・・・・・知っててからかってたんだ」


私「からかったつもりは無いけど・・」


真由美からの返信は、なかなか来なかった。


怒ったかな??


そんなことを考えている時



真由美「私が断ったって聞いてどう思った?」


私「もったいないなぁ・・・と思った」


真由美「それだけ?」


私「それだけ」


真由美「もう、いいよ・・・」


少し、意地悪しすぎたかな・・・・と反省した夜だった。



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こんばんは


今回は、かなり短いです。ゴメンなさい。



それでは、お話させていただきます。




この学校では、2月の最終週に卒業式がある。

真由美たちは2年生だが、在校生として出席する。

たびたび卒業式の練習で授業が潰れるため、2年生は喜んでいた。


だいたい卒業式の2日前に予行が行われるのだが、その予行があった日の夜、真由美からメールが来た。


真由美「先生、隆史先輩から付き合ってくれって言われたんだけど・・」

私「隆史ってサッカー部の?」


真由美「そう」


私「ふーん、で、なんて答えたの?」


真由美「考える時間くださいって言った」


私「そう、まぁ、よく考えて答え出しなよ」


真由美「うん、よく考えるよ」



えっ・・・・・・考えるの?ふーん

いや、いいんだけどね・・・・・いいんだけど・・・・・


とうとう真由美も私から離れる決心をしたのかなぁと思い、

少し寂しくもあったが、どこかホッとしている自分もいた。




卒業式当日


式も一通り終わり、校門で卒業生と在校生が別れを惜しんでいた。

我々教師も、卒業生達と写真を撮ったりした。

ふと見ると、端の方で隆史と真由美が話をしていた。


真由美が私に気付いた・・・・


しかし、すぐに隆史の方を向く。


何か楽しそうに話している。

どうするつもりだろう・・・・・かなり気になった。


私は、真由美たちが話をしている間も、卒業生達と写真を撮ったり、話をしていた。

気がつくと、真由美が一人になっていたので声をかけた。


私「真由美!」


真由美「あっ、先生」


私「あの・・・・」


真由美「あの、先生?」


私「えっ」


真由美「急ぎの用事?」


私「いや、別に・・・」


真由美「あの、私、ちょっと行くところがあるんですけど・・」


私「あっ、そうか、うん、じゃあ行って」


真由美「すみません」


真由美は、走って体育館の方に向かった。



その夜、真由美からはメールが来なかった。



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