大きなおともだちの朝は早いのだ。

『Kがもとめたもの/最後の晩餐』を見終わったとき、鳥肌が立っていました。

今回は凄かった、本当に凄かった！！　まさに神回！

今日は何を語っても野暮になる…！

伝えたいことをうまく文章に出来ないこのもどかしさ…　もっと勉強しておけばよかった！　もっと本を読んでおけばよかった！

今回は「これで最終回！」といって見せても何ら不思議じゃない盛り上がりでした。

中でも凄かったのは、園咲琉兵衛を演じる寺田農さん！

イービルテイルが奪われたのに気付いた時、焦燥の表情から落ち着きを取り戻すまでの流れ！

燃え落ちる園咲邸、炎の中で高笑いしながら一人で踊る姿！

何度も書いていますが、よくぞ寺田農さんをキャスティングしてくれたものだと思います。

仮面ライダーシリーズや戦隊モノの多くにベテラン俳優が加わっているのは、若い演者が多い中で物語の雰囲気を引き締めると共に、彼らを引っ張って実力を向上させるという目的があるのではないかと！

ダブルはそれが大成功していますよね！

「悪役！」を見事に演じきった寺田農さんにみんな拍手だ！

さて、仮面ライダーWも残すところ…　あと3話！

翔太郎＆フィリップと照井さんの前に立ちふさがるのは園咲若菜！

黒カチュア…　じゃなくて黒若菜姫にクラスチェンジしたのが園咲琉兵衛の仕組んだ事だったのでしょうか？

その洗脳が解けたのであれば、全ての決着が着いた時、若菜姫が生き残る可能性があると思うのですが…

冴子お嬢様にしても、ミュージアムの幹部として行った所業がすべて園咲琉兵衛の差し金だとすれば、助かるという選択肢があってもいいのではないかと。

そして次回予告ではフィリップにまで消滅フラグが立ってしまいました。

どのような結末になろうと、それを受け止める覚悟はできています。

それでも幸福な結末を望むのは、私が『仮面ライダーW』を好きだからでしょう。

子供向けの番組ではありますが、大人が夢中になるほどの魅力がないと子供は見向きもしてくれません。

自分で自分のことを大人というのはこっぱずかしいですが、子供の頃の事を思い出してみてください。

現在と同じとまではいかなくても、それなりの読解力はあったでしょ？

子供は「ライダーかっこいい！」だけじゃなく、ストーリーも楽しみにしているはずです。

そして子供たちもバッドエンドは望んでいない！

大きなおともだちも望んでいない！

いまだに結末が読めない展開が続きますが、指折り数えて来週を待ちます！

映画ももう一回観たくなってきたぞー！