少々の羞恥心は持ち合わせております。
月曜日の恒例の記事として、前の週に購入したマンガなどをリストアップし、ヘッポコなレビューの真似事などをしております。
お約束の記事を作ることにより、記事のネタを考える手間を省くのが最初の目的でしたが、面白いマンガを紹介したい!という一面もあります。
そして購入した全てのマンガが面白かったかというと… 答えはNOです。
表紙や帯のコメント(好きな作家さん)に惹かれて衝動買いしたマンガがハズレだった事なんてよくあるし、他の書評サイトやブログでのレビューを読んでから購入したものの、自分には合わなかったというのもあります。
では、なぜその本について言及しないのかというと、私はマンガに限らず野球の試合にしても、何かを語ろうという時には『良かったところ』、『好きなところ』を強調し、そこから文章を膨らませています。
これは自分が味わった喜びや楽しさを少しでもブログを読んで下さっている方に伝えたいのと、誹謗中傷を書き連ねて不必要に他人を不快な気持ちにさせたくないという思いがあるからです。
「話題になっている○○という作品を読んでみたけど、ありゃ全然ダメだ!面白くない!」といった事を書きたくなる事もよくあります。
しかし私がダメだと思う作品のことを大好きな方は絶対にいます。
自分の意見を書くというのは大切なことです。
でもそれを貫いて他人が好きなもの・大切にしているものを貶めるのは私の目指すものとは違います。
それに他のブロガーさんの記事で、私の紹介文を読んで○○というマンガを買いました、なんて書いて頂いたのを見ると天にも昇る心地になります。
「ああ、この記事を書いてよかった! 面白いマンガを知ってもらえた!」と。
一度この気分を味わうと、嫌いなものを語るという行為がバカバカしくなります。
だからハズレのマンガを買っても、それに関しては言及しないのです(一ヶ月に一冊あるか無いか程度の数ですが)。
悪口を一生懸命になって書く行為は私にとって無駄そのものなのです。
駄菓子菓子。
「これは良かった!」「すごく好きだ!」と思っても、紹介していないマンガもあるんですよね。
先ほど偉そうに語った内容とは矛盾します。おかしいですよね?
ダブルスタンダートと言われても仕方がないのですが、ではどのようなマンガを紹介出来ないのかというと…
最近流行の言い方をすると、「アグネスが黙っていませんよ」的なマンガでして。てへへ。
『きみといると』じゃない方のかがみふみを先生のマンガを買いました!とか。
『かみちゅ!』じゃない方の鳴子ハナハル先生のマンガを買いました!とか。
『コミックL○』(伏字になってない)の表紙でおなじみ、たかみち先生の『ゆるゆる』を買いました!とか。
ね、こんなの書けないでしょ。3つめはおもっくそ書いてるけど。
こう見えても私、少々の羞恥心は持ち合わせております。
だからイロマンゴ買ってヒャッハー!なんて記事はさすがに書けないんですよ。
後半の文章のおかげで前半が台無しになりました。
大槻ケンヂのオールナイトニッポンとは逆パターンですね。
というわけで、私が紹介できなかったマンガが何か分かっちゃった人、言わないで下さいね。それが大人。
もし言ったら自慢の右ストレートでスリランカの首都、スリジャヤワルダナプラコッテまでぶっ飛ばしますよ。