母上より入電!母上より入電! | きょうのひとこと

母上より入電!母上より入電!

母上「あんなー、こんどMちゃん(私の姉)が結婚するけん」

(訳:あのですね、こんどMちゃんが結婚します。)


私 「へー、それはめでたいのー」

(訳:へー、それはめでたいですね。)


母上「あんたはどななっとんな」

(訳:あなたはどうなのですか)


私 「…俺の事はええけん。相手はちゃんとした人なん?」

(訳:私の事はいいのです。相手はちゃんとした人なのですか?)


母上「あんたの幼馴染のJ君おるやん、その兄ちゃんのKちゃんや」

(訳:あなたの幼馴染のJ君がいるじゃないですか、そのお兄さんのKちゃんです)


私 「ああ、Kちゃんね。 ………ええええええええええ!!!!」

(訳:ΩΩΩ ナンダッテー!!!)



と、こんなやりとりがありました。一部誤訳がありますが。

そう、姉が結婚する事より、その相手の方に驚きました。


私と幼馴染のJ君は幼稚園からの友達で、別の高校に進学してからは疎遠になってしまいましたが、本当によく遊んだものです。


お互いの家に行き来するのはもちろん、夏休みは宿題そっちのけで毎日一緒にプールに通ったり、街まで『ゴーストバスターズ2』を観に行った後にマクドナルドでビッグマックセットを食べたのが先生にバレて職員室でど叱られた事もあります。


田舎の中学なもので、電車に乗って市内のアーケード街に遊びに行くのなんか、とんでもない悪さだったんですよ…

男子は強制的にボウズ頭だったし、年号は平成(ギリギリ)ながら、昭和テイスト溢れる中学校でした。



おっと、話が逸れてしまいました。

そのJ君の家に遊びに行った時、何かにつけて相手にしてくれたのが、どうやら私のお義兄さんになるらしいKさんでした。



私より3歳年上で、小学校の頃にはファミコンの『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』を一緒に遊んだりしました。


また、Kさんはマンガ好きで、中学校の頃に私が大好きだった真鍋譲治の『アウトランダーズ』 (結構エロい)をKさんも読んでおり、同じ作者の短編集の『グラシェールの鍵』 (ちょいエロ)や 『パワフルまぜごはん』 (どエロ)を貸してもらい、余計な方向に導いてくれた方でもあります。


そういえば、ファイナルファンタジー3のパーティの名前はパーン・ディード・スレイン・レイリアでした。


あと、当時はまだ再放送はもちろんビデオレンタルも始まっていなかった『機動戦士ガンダムZZ』のビデオを見せてくれました。

なんでも友達から借りてきたそうで、きっちりCMカットされていました。でもアイキャッチはちゃんと入っていました。


それと、劇場版の『ファイブスターストーリーズ』をKさん・J君・私の3人で観に行ったこともあります。私の目当ては同時上映の『孔雀王』でしたけど。

あれ?『宇宙皇子』だったかな?忘れた。



……えー、ここまで書いたら薄々気付かれたのではないかと思いますが…

私のお義兄さんになるであろうKさんは… オ タ ク で あ る 可 能 性 が あ り ま す 。



上の話、作り話だと思います?でもこれ全部、脚色なしのマジ話なんですよ。


先ほども書きましたが、Kさんは私の3歳年上。

『三つ子の魂百まで』と申しますが、高校生でこれだけマンガやアニメに傾倒していたのなら、現在も継続している可能性は無きにしも非ず。

まあ人柄に関しては本当に良い人なので心配はしていませんが、趣味の方はどうなのかなー、と思うわけです。



話が本決まりになれば、家族同士の顔合わせなどもあるでしょう。

やっぱりお義兄さんになる人ですから、できるだけ良好な関係を築きたいと考えますよね。

旧知の仲でもあるし、手っ取り早く仲良くなるにはやっぱり昔話や趣味の話が一番なのですが…


さて、どこから話そうか。ていうか、どの部分をどのくらいの濃さで話そうか。


明日はそれを検討したいと思います。




…おかしいなあ、最初は普通に姉を祝福して終わるつもりだったのに、思わぬ方向に向かってしまいました。

姉ちゃん、こんな弟ですまん。